技をかけるとは(体術)

体術について、技がかかった時の感覚としては、

技を受ける側は腕を掴んだ場合、
・肩が上がり、自分の力が返ってくる。(想定より間が近い)
・つま先側に重心が移動して、腰が入らなくなる。(想定より間が遠い)
となる。

技を受ける側の想定より、間が近い、もしくは遠いとなることで、
その力が返ったり・抜けたりとなる。

技をかける側は、受ける側との間を変えているだけである。
受ける側の力や身体を直接操作しているのではなく、結果、操作しているように見える。

技をかける側の操作は、
相手の身体や力を操作しようとすると難しくなるが、
間を変えることのみであれば、単純である。

単純だから、可能になるし、産まれる結果は様々な結果が起こる。