DCD──毎日の活動のためのヒント・1

(%王冠%)イラストライターの大枝桂子です。(%王冠%)

アメリカに来てもう4ヶ月半も経っちゃいましたよ!
こんな私は、車の免許のない14歳の娘のアッシー君として
現在大活躍中です。(^_^;)

しかし、その娘のおかげで、
(子どもがいなかった)18年前、ここにいたときには縁がなかった
子どもたちの世界を垣間見ることができてます。

たとえば──

アメリカの中学校では授業中お菓子を食べても
怒らない先生がたくさんいる、とか、

授業中でも女の子と男の子が平気でチューをする、とか、

理科の時間には、先生が飼ってるヘビを首に巻いて
授業を受けてもいい、とか、

校舎が平屋だから、車いすの子や身長が一般の子の半分以下の子でも、
あっさりクラスを移動できる、とか、

何かアクティビティに参加するときの書類には必ず、
「特別な支援が必要ですか?」と書かれているとか、

ダウン症や自閉症の子も同じ構内で勉強してるとか。
(つまり、養護学校も同じ敷地にあるらしい)

これらが娘の学校特有のものなのか、
あるいはアメリカでは典型的なのかは今のところわかりません。
徐々に明らかになることを期待しています。

さて──、

主に私はこのブログで、
こっちで売れている軽度発達障碍の本の内容を紹介しようと
思ってます。
まずは、
『Developmental Coordination Disorder: Hints and Tips for the Activities of Daily Living』
発達性協調運動障碍──毎日の活動のためのヒント(画像参照)

(これ、日本のアマゾンで¥ 2,541 もするんだ!(%ショック女%)
たっかいな。こんなに薄いのに…(^_^;)。
こっちでは17ドル。2,000円てところでしょうか)

ところで、「発達性協調運動障碍」っていうのは、
アスペルガー症候群やADHD(注意欠陥多動症候群)の子などに
見られがちな「行動不全」のこと。
たとえば、「靴ひもが上手に結べない」とか、
「ナイフフォークが上手に使えない」とかですね。

著者は、
作業療法士で3人の子の母であるMorven F. Ballさん。
彼女曰く、
「子どもの身体的スキルや行動っていうのは、
ちょっとした工夫で、大きな進歩を生むとがあるんですよ」。

このブログを読んでる人は、
軽度発達障碍の基本的な知識はすでにお持ちと思うので、
次回から彼女が紹介する実践的な部分に焦点化して、
書いていきます。
ではでは、がんばります!