子供の変わるきっかけと変えるきっかけ! 6月18日

言葉遣いを知らない。しんどい事からはすぐに逃げる。と、最近の子供に本当に多い事です(%ショボ男%) 小学生のスクールと中学生のファルコを指導してもう4年目。その間にも子供は変化していると思える。本当に内面の弱さや常識がないという事がどんどん増えてきている。

これっていつ困るのでしょうか?学生の間はそれでいいかもしれない。でも、その子が大人になったらどうするのか?目上の人に友達のようにしゃべる、しんどい仕事、お金を稼ぐ苦労を知る前に辞める・・・定職に着かずにニートと呼ばれる存在で、自分の事だけを考えた生活をする。。。これで社会は良くなりますか?これを変えていけるのも、中学までだと思っています。本当なら小学生の間に変えておくべき事だけど、環境によっては小学生で好き勝手やっている子も今は多くいる。小学生とは思えないイタズラや問題がこの身近でもたくさん起こっているのが現状だから(%ショボ男%) このファルコのような地域でやっている活動の問題となれば即座に明るみに、表に広がるのに、学校での問題などに関しては以外と知られていない事が多い。もっと地域全体で問題と向き合って変えていく必要があるのではないかと思う。ファルコでは、言葉遣いはもちろんしんどい事もみんなでやる、ボランティアも行う事でありがたみを知るようにさせている。でも、この活動自体を、その子供本人はもちろん、その保護者も『いい事』だと認識をしてくれないと子供は変わらないと思っている。子供に一番多く関わるのは当然親だし、その親が子供と生き方、常識を共感していく必要があると思う。常識を教えるのは親の仕事で、それはもっと小さい段階から始まっている。なのに、今の時代は、給食費を払わないとか、親がおかしな事をする。そんな事してる親の元で子供がしっかりと育つはずがない。子は親を見る。学校では先生を。ファルコではコーチを。だからこそ、関わる大人がいい見本となる努力をすべきだと思う。

大人になってからしんどい事をするようになるのは余計に難しいと思う。人間は『我』というものが中学生になって芽生える。それによって、大人の言う事が正しいと思っている時期から、『自分の意思』を持つようになる。そうなると、いくら大人が言った事も素直に聞けなくなる。人間だから、納得したら聞くだろうけど、その納得させる作業が、常識をきちんと教えてもらっていないとかなりの時間を要する事になる。時間がかかっても、子供が将来がんばれるようになるならいくらでも時間をかけたいと思う。一人の子供の長い将来を見据えて関わる事を今の間にしっかりとやっておきたい。今すぐに芽が出なくったって、子供がやってきた事を無駄だと思わなければ、気付くのは大きくなってからのはずだから、その時にゆっくりまた向き合って話が出来ると思っている(%笑う男%)

しんどい事だって、知らないまま大人になるのが一番怖い・・・あの時がんばれたから。。。と思える経験を持っている人は大人になっても芯があって強いと思える。自分の周りもそうだから(%笑う男%) 苦しい経験を乗り越えてきた人間は心が強い!体は何もしなくても成長するが、心はそうはいかない。たくさん傷つく事もあるけど、それを乗り越えた人間は成長する。子供がどのような大人になっていくかは、周りの大人によって決まる。大人にはその責任がある。おかしな犯罪も、事件も、問題も、我々大人の責任が大きいと思う。でも、それを誰かの責任にしている場合ではない。現実の問題はもう止まらないのだから。気付いた大人が、子供に教えていくべきだろう!

このファルコで指導をしていて、『あ、この子最近目がいいな〜』(%笑う男%) とか、『表情がいいな〜』(%笑う男%) と思える子がたくさんいたし、今もいる。そういう子はコーチの話も、『目と心』で受け取ってくれる。目が死んでいる、とよく自分は使う言葉ですが、そういう子はやはり何を言っても『上の空』です(%痛い男%) 子供の言葉を聞き入れる《心の扉》はいつも開いているとは限らない。こちらが開けられる時もあれば、自分から開く時もある。それを見逃さない事が子供への関わりの一番の大切な指導者の『センス』だと思う(%笑う男%) 聞く気もない子に無理矢理押し付けても頭には全く残らないですからね(%ニヤ男%) この中学生の時期は大人になる為の変化の一番大きい時期です。その時期の子供を預かっている以上は責任をしっかりと持ちたい。そして、みんなが大人へとつながる大切な事をここでしっかりと学んでもらえるようにしたい。

これからも子供と一緒に学び続け、一緒に成長していけるようにがんばっていきたいと思います(%笑う男%)