昨日のミーティングでも話をしたように、味方と協力していかないとチームとしての結果が出ないという事を先日行ったコーチミーティングでも一つの大きなテーマとして挙げました。でも、その協力をどうすればいいのか?と考えた時に、『会話をする・話する・しゃべる』と今までも口うるさいくらいに言い続けてきました。でも・・・出来ない。。。
なんでやろう???とずっと悩んできたのですが、ここは自分も選手としてやっている立場もあって一つの答えを見つけました(%笑う男%) しゃべるよりもまず必要な事がある事が分かったのです。社会人になってもサッカーをやっていたら子供に教えている事や子供が悩んでいる状況が同じようにあります。だからこそ、一緒に考えてやれているような今の自分でいると思っています。プレーヤーとしての気持ちにもなれる事で自分らしさをコーチとして出していきたいと思っている。そんな中、気付いた事とは、
仲間を信頼する
と言う事です。

最近コーチをしながら思うというか変わったのが、今までは子供に対しても、
『なんで分からんねやろ?』と自分の思いが伝わらない事で悩んでいたのが、今は逆にこの子は今、何を考えているんだろうか??と考えるようになった。だから、自分の思いが答えであるような昔のやり方ではなく、子供の思っている事が何かを探る事をやるようになった。そして、今の課題である『協力』がなぜ出来ないのか?を考えていると、1対1の責任をしっかりと果たそうと言ってるのもあって、自分の中で『自分がやらなきゃ!』と思っているのかもしれないと思った。だから、周りに味方がいても、その前で思い切って、というよりもここで何とかしなきゃ!と変に意識し過ぎてガチガチになっているように思う。そしたらここで言いたいのは、1対1はいいからみんなで協力しようよ!という話でもない。1対1は勝負の基本であり、サッカーをやる上でも基本であると思っている。だから、そこをわざわざ意識しているようではダメだと言う事。1対1の責任は当たり前に持った上で、周りとも連携を取れるようにならないといけないと思う。難しいかもしれないけど、事には段階があるし、今はまず特にBチームは1対1の責任をしっかりと果たす気持ちを持つようにさせている。そしてAチームはそれが当たり前と思う中で味方との連携を取らないといけない。その為に、信頼をしていく事が必要になる。

サッカーは仲間とやるスポーツで、一人が勝手な気持ちでやってしまうとバラバラになってしまう。味方を信頼しようと、される仲になるには、人を思いやる気持ちがいる。失敗してもいいよ、と甘やかすのではなくミスは起きるものだとカバーしてやる気持ちを持つ事。そして、失点をして『犯人探し』をするのではなく『原因探し』をしないといけない。味方を信じろ!と言葉で簡単に言ってもそう簡単には出来るものではない。昨日もいろんな話を聞いた。学校での生活態度、自転車のルールを守れていない話など・・・同じチームメイトがそんな生活態度をしていて、サッカーをしている時に『俺を信じろ!』って説得力ありますか??結局、コーチが思うファルコの姿勢って、やっぱり必要なんだと思っている。普段の生活からきちんとした態度で臨めている事が最低条件の中にあって、その上でうまくなりたい、とか強くなりたい、とかって思う資格があると思う。決められた事が出来ないのに、上を目指すとかあつかましいとしか言えない(%怒る男%) だから、昨日も言ったけど、生活面が乱れている子は味方に信頼もしてもらえないし、そんな中でミスしても誰もカバーも助けもしてもらえないって事。誰の手も借りずにやりたいのならサッカーという団体競技は向いていない。みんなと楽しく、仲良く、と言ってるのではなく、信頼をし合ってやるものだと言う事。協力は、信頼があってこそ成り立つものだし、信頼もなしに協力しているのは長続きしないものです。みんなはこのファルコの仲間を一生信頼出来る仲間として大事にしてほしい。その為に、信頼する事、させる事、その努力をみんながしないといけない。僕はいいわ・・・って選べる立場にいない事を理解してほしい。ルールを守り、生活態度を見直し、当たり前の事を当たり前にやる事から始め、味方をまずは納得させる事!!そして、それが全員出来た時に信頼は『絆』に変わる。どこまでいけるのか??この限られた3年間で出来るだけの事を伝えていけるようにコーチもがんばりたいと思うし、同じサッカー好きで集まったみんなもそうなるようにがんばってほしいと思います!!
