子供に対する周りの環境・・・2月28日

今日も長い一日が終わろうとしています・・・と思う気持ちで一日を終える日も人間は誰にでもあるでしょう。。。いい事ばかりがあるような人生は絶対にないし、自分にとって辛い出来事やしんどい出来事、そういった事は毎日生きていれば必ず起こります。そんな中で、今日も学校へ向かい話をしました。いろんな思いをお互いの立場で意見し合って、お互いの言い分をある程度理解は出来たと思います。校長先生や教頭先生ともお話出来て、自分の中ではそうやって話をする機会をもらえた事をまずはありがたいと思っています。こんな誰かも分からん奴の話なんて・・・と最初は訪問に言ってもまともに取り合ってもらえない学校もありましたが、今日はしっかりと時間を掛けていろいろ話が出来ました。

一人の子供の大切さ。

これは指導者として、教育者として当たり前の事ですが、全体の中でどうしても目が届かない部分があったりもします。本当に難しい問題でもありますが、少ない生徒になりながらも自分は自分らしく関われる時間を大切にしていこうと思います。先日、黒田庄中にも訪問をしました。ここには、以前黒田庄中の方から、ファルコに来ている生徒の事で少し話をしたいです、と言われて行った事があります。

今回は、自分が3年生の翔太くんの進路状況を聞きたいと思って学校へ行きました。ちょうど放課後の時間に行ったので、帰ろうとする翔太くんに出会いました。本当に引退をしてから練習に少し来た事もあったけど、ゆっくり話せる時間は久しぶりでした(%笑う男%) ちょうど悩んでいる最中でもありました。自分の将来を決める大事な事なのでゆっくり考えるのは当たり前だけど、後悔だけしないように『自分の意思』で最後は選ぶようにせなあかんよ。とは言いました。コーチは所詮サッカーのコーチなので、行きたいと思っている高校のサッカー部の練習や雰囲気などを見たいならいつでも連れて行ってやるよ、と言いました。みんなも下校しようとしている時間に、外でみんながいる前でいろいろ話していたので、少し周りの目もあって照れているような感じがした翔太くんでしたが、自分の今の想いを話してくれました。もちろんその進路に向けてがんばっている様子も伝わってきました。

その翔太くんとの話を終えて、せっかく来たのだから1年生の翔太くんの様子も先生方に聞いてこうと、以前コーチに話がしたいと言われた先生の所にまずは行きました。

『先生、お久しぶりです!最近翔太くんはどうですか?』

と質問すると、

『うん、以前に比べてすごく雰囲気が変わった印象がある。落ち着いてきたし、良くなっているよ』(%笑う男%)

と言葉をいただきました(%笑う男%)

コーチが見ていない場所でもがんばってくれてるんだな〜と翔太くんのがんばりをこうして違う目から見てくださっている人から評価されるととてもうれしいものでした。一人一人、1年間を終えようとしている中で、少しずつですが、自覚はそれぞれに出てきているようです。ありがたい事です(%ニコ男%) 出来る、出来ないではなく、『やろうとしている姿勢』が先生方に伝わっていくのは大切な事だし、先生方の評価の為だけにやるのではないけど、そうやって認められるがんばりは大切です。そして、そのがんばりを、

自分の為に!

と思える子には、もうコーチから教える事もないと思うぐらいです(%笑う男%) それが中学3年間で身に付けてほしい力というか自覚でもあります。長いようで短い3年間です。だからこそ、一日一日を自分が妥協しないで、精一杯に今いる子供の為に出来る限りはしていきたいと思います。一つの学校だけでなく多くの学校から集まってくるので、問題も様々に起こったりします・・・だけど、生きている。。がんばっている証拠なので、それを受け止める力を自分は自分なりに付けていきたいと思います。明日も、明後日も、一日が有意義であるように、ファルコの生徒のみんなには毎日を精一杯生きてもらいたいです(%笑う男%)