多可地区回り! ファルコが今するべき事とは? 12月4日!!

今日は、多可内にある7つの小学校を訪問して、説明会の用紙を配りました。去年までは各サッカー少年団のみに配らせてもらったのですが、今年は6年生の全生徒に配らせてもらいました。朝から、八千代→加美→中区の順番に回りました。西脇と同様に各学校の校長先生もそれぞれの考えをお持ちで、こちらの考えを伝えながらも校長先生方の話も聞くようにしました。

最初は八千代の3校を回りましたが、この3校は昨日のサッカー大会でも校長先生は皆さん顔を出してくださっていたので、昨日の話もあってすぐに受け入れてくださいました。学校での子供達の様子や、スポーツクラブというものへの期待やお願い等も聞きました。もちろんお互いに出来る事もあれば出来ない事だってあります。聞いたからといって全てが出来るものではありません(%痛い男%) それでも、現場の校長先生はどんな考えで、運動する現場のこちらの考えを意見交換する事はきっと子供にとっても大事な事だと思います。片方では真剣に、でも片方では手抜きをしているような生徒もいるようで、聞かないと分からない話もありました。そういった貴重な意見も、少年団とも連携を取って改善出来る部分はしていきたいと思います。

今日はとてもいい天気で運転している時は暖かいのですが、外は風が冷たくて寒さもありました(%痛い男%) でも、学校内では元気な子供を見れた学校もあります。

『あ!あの人知っとる〜』(%笑う男%)

と言われる学校もありました。昨日のサッカー大会もあるし、加美や中区でもスクールで顔を合わせる子がいるのでそうしたつながりがあったからだと思います。多可地区では、顔もそこそこ広がってきたし、これは自分にもチームにもうれしい事だと思います。

こちらは八千代の西小学校です(%笑う男%) とても丁寧な対応をしてくださった学校でした(%笑う男%)

場所を加美に移すと、まずは松井小学校に行きました。こちらでは、今年の始めに3年生を送る会で、ファルコの『リフティング測定会』をした場所でもあります。そのグランドでは休み時間になるぐらいだったので元気にボールを持ってグランドに飛び出す子供がたくさんいました(%笑う男%) こちらでは訪問は初だし、自分をまだまだ認識してもらえていないので、校長先生も簡単には了解をしてくださいませんでした・・・教育会とも相談をしてから配布をしてくださるという形で了承をしてくださいました。

当然、自分とチームを知らない人にすれば『なんでこんな全員に配るのか?』と思われるかと思います。それは当然の事ですが、自分だって去年まではサッカー少年団に配ればいいと思っていました。でも、近年中学校を訪問していると、生徒自体に変化があり、何もスポーツをしない子が増えているし、スポーツをしているからといって健全な生徒ではない時代になっているのです。その現状を自分なりにどうにかしたいと考えての今回の試みを実行したのです。何もしない子に何かをしてもらいたい。もちろんそれはサッカーというジャンルになるけど、ファルコはそのサッカーを通して伝えたいものがあって、サッカーをうまくさせたいだけではない事をもっと知ってもらいたいのです。それを今回の訪問では伝えました。もちろん一回では伝わらない部分もありますが、今の時代に足りなくなってきている事、『人間性の教育』をファルコではしていきたいと考えています。

加美の一番遠い杉原谷小学校に行くと、何故か自転車がたくさん止まっているので・・・あれ???と不思議に思っていると、スクールで知っている6年生の将史くんと絢太くんが『あ!祐尾コーチや!!』と声を掛けてくれたので、今日は休みか?と尋ねたら土曜日に学校の行事があって、今日は代休との事!(%痛い男%) やられたぁ〜と思いながらも、元気にサッカーで遊ぶ子供がたくさんいるのを見て、うれしかったし来て損はなかったな〜(%笑う男%) と思いながら、『また来るわな!』と子供に挨拶をしてから次の中区へ向かいました(%笑う男%)

まずは中区の北小学校へ行きましたが・・・こちらも学校がやけに静かでした・・・・
もしや・・・・????(%笑う男%)(%涙%)

休みでした(笑) 一日二つも休みだったのは本当にタイミングが悪かった(%痛い男%) でも、同じ地区の行事だったらもっと休みだったのだし、そう考えるとまだ良かったかなぁ〜と思います。最後は中区の南小学校へ行きました。ここが7校目になります。こちらは元気な子供の声もあったし、学校も校長先生と話が出来ました(%笑う男%) ただ、用紙を配っていただくだけでなく、子供の事を見て、関わっている事で感じる話もしました。そして、学校のほうからも思う事も聞けました。今日が初対面なだけにそんなに何もかも話す人もいないだろうし、今回が最初で最後ではなく、これからのきっかけにしたいと考えています。やはり中学生を見ていたら、小学生のうちからしないといけない事を感じます。そして小学生とも関わりを持っていきたいと思っています。自分の体は一つしかないけど、やりたい事はいっぱいあります(笑) それを頭の中だけで終わらせないようにまずは自分が動く!そしてがんばってくれているファルコの生徒の事、チームの事を広めていきたいと思う。

立ち上げてから3年を迎えようとしているこのファルコですが、最初は地域にも、学校にも正直自分は遠慮をしていた。だけど、3年やってくると子供に何が大事かを教える責任を感じる中で何をしないといけないかも見えてきた。そして自分はその何かをする義務があると感じています。教育の現場にはそこでしか出来ない事があります。だけど、そこだけでは子供を育てる事は出来ません。家庭、地域、学校が一つになって初めて子供にとっての教育の環境が整うと思います。それを自分がどんどんつながりを広げながら、多くの大人に子供に『本気』で関わってもらいたいと思う。決められた場所の決められた子供にだけ接していて満足していてはいけない時代です。だから、自分は部活を選んだ子でもきちんと挨拶はするし、同じように接していける。部活は敵ではない。野球やテニス、他の種目が敵ではない。同じ中学生の年代に生きる子供なんです。それをもっと多くの人に共感してもらいたい。小さな地域で生徒の取り合いをしているように思われるかもしれない・・・だけど、そんな目的で勧誘をしているのではない。遊びで、趣味でやっている仕事ではなく、子供の事を本気でどうにかしたいと思っている。危機感のない大人の方々には伝わらないだろうけど、分かる人には分かると思っている。自分が、ファルコが何をしていくべきなのか?も。

このファルコを立ち上げた気持ちは遊びではないし、全てをここに懸けて自分は生活をしている。生活が成り立つのか?とよく心配をされるけど、僕が心配してほしいのはそういう事ではなく、今の時代の子供の事なんです。自分の生活は自分が一番よく分かっています。苦しいのは間違いのない事だけど、それ以上に子供のがんばり、成長を見たい気持ちが強いのです。本来、教育ってそうじゃないでしょうか?自分の位を上げるものではないと思うし、先生方もみんなそうやって子供を思う気持ちが一番でこの仕事をされていると思う。なのに、世間では先生の不祥事やいじめ、不登校、自殺・・・とおかしなニュースが後を絶ちません(%ショボ男%) がんばっている先生方もたくさんおられる。だけど、そういうニュースがあったら先生という職業全体を疑われるのも仕方のない事です。だったら、先生でもない、肩書きのない自分みたいな地域の人間がもっと先生を助けるべきだと思っている。もっと協力できるはずです。どんな目でこのファルコを評価されているかは分からないけど、自分はこのチームに全てを懸けて、誇りを持っています。だからこそ、自分の生活よりも子供の事が気になる。その気持ちが今回の『全生徒』への配布へとつながった。否定も最初はされるでしょうが、信念があれば否定論も覆せるはずです。今回をきっかけに自分は地域の人間として、子供に本気で接していきたい。

サッカーが好きなら大歓迎です!ファルコはうまい子が来ないといけないチームではありません。勝ちたい気持ちも悔しい気持ちも、感じるのは子供自身です。それぞれの成長をこの大事な年代でしてほしいのです。感情のない大人にはなってほしくない。今を精一杯生きれる大人になってもらえるように、これからも魂込めて指導していきます!!