人はそれぞれに違いがあります。一言で言うと・・・愉快な子。元気な子。大人しい子。冷静な子、など。それを『個性』と言います(%笑う男%) 自分も指導をしてもうある程度の年月を重ね、資格を取る事でだいぶ考え方は変わっていった。最初の指導のきっかけはほとんどの人が『子供が好きだから』みたいな理由があると思うし自分もそうだった。経験を伝えてプロを目指すような子を育てたい!と思うようになったのは随分と後になってからです・・・
小学生によくある風景ですが、父兄の立場の延長で指導をされている人をよく見かけます。これは自分はいいとか悪いとか思わないけれど、少なくとも指導していくにあたっていつも言っていますが、『教えてやる』気持ちしかない人は自分はいい指導者とは思わない。まずは『学ぶ』事から始まると最近になってつくづく思う。。。それは自分も指導者の資格を取りに行った事でかなりの刺激を受けた。それまでは経験のみを伝えようとする我流だっただけにその衝撃は大きかった。サッカーってすごいなぁ〜〜と思うようになった。日本サッカー協会からこんな末端の田舎にまで『統一された考え方』を教えてくれるのです!つまり資格を持った指導者の考え方の原点は同じになるのです(%笑う男%) そんな考え方の原点を持ちつつも、『自分のカラー』を出す・・・つまり『個性』を出せる人がいい指導者なんだと自分は思います。そう思った時に、例えば子供にも言っているけど『オリジナルの声を出そう!!』と。練習で1対2をする。『右切れ!左切れ!』コーチが教えた通りの声が響く・・・それだけでいいのだろうか????試合を重ねるごとに思うのは、結局それはその子の考えではなくただのコーチの考えであって、試合でいざ、その局面になると言えないのが現状です・・・
俺、まだまだだなぁ〜・・・・といつも思います。素直な子供は素直な結果を見せてくれます(%笑う男%)

逆に、試合で『練習通りの事』をやれている子はどうなんだろう??と考えると、その子は練習から『自分の考え』をやはり持っている!だから声もみんなと違うし、プレーの意識も違う。やはりそこが大事なんだと思います。子供はそれぞれに成長の早さがあって、吸収するのが早い子もいればゆっくりの子もいる。変化の大きさも全く違う。そんな子供達を伸ばしてやるには、『長所』を知ってやるのも指導者の大切な要素。『この子にはこんないい所がある!』そう思う所を見つけて試合でも試す。そうすると子供は自信を持てる。それが最近出来るようになってきた(%笑う男%) 今まではした事ないポジションをやれせるようになってから、試合の後のゲームレポートでも『このポジションはやってみると面白かったです』(%笑う男%) と書いてくれる事が多くなった!やはり自信を持たせる事がものすごく難しいけど大事なんだって改めて思う。もちろん反対にうまくいかない子だっている。でも、そんな時でも絶対にその子の性格、プレーに合うポジションがあるんだ、って事だしその子が伸び伸びと力を発揮できるポジションを探してやりたいと思う。

サッカーには11個のポジションがある。だから最低11個の個性が生かせる。さらに控えであっても、流れを変える個性を全員が持っている。そうやってチームが出来る。何も出来ない子なんていない。何かが出来る。
でも、大事なのはそこなんです。
自分は何が出来るの??と理解出来たらきっと大きな力を発揮出来る。人と違う事をやると怒られたりする事はある。それは守るべきルールに反した場合です。でも、ルールの中では何をしてもいいのがスポーツの本来あるべき姿です。みんな最初は遊びから始まったはず!楽しいから始めたはず!その最初の気持ちを持ったまま上へ行ける子が・・・『プロ』になるんだと思う。途中でやめる子、人には初心を忘れてしまった人が多い。それは子供の責任ではなく、そうさせた大人の責任だと思う。したくもない事をやらせる。無理に成果を求める。強制する。など(%ショボ男%) 人には個性がある以上、人とは違うものがあるという事。それを自分で認識を出来た子は『武器がある選手』だと言える。
コーチや指導者は教える全ての子に武器を自覚させてやる事が大切だと思います。人には個性と同時に特徴があり、長所がある(%笑う男%) それは生きていく中での一人一人の基盤となるものでもあります。それをサッカーというスポーツで出会った自分が伸ばしていけるようにしたいと思う。サッカー好きな子ならきっと自分はきっかけを与えられると信じている。サッカーを好きでない子には自分は関われる分野ではないと思う。自分は自分を知っている。サッカーしか能のないバカには、サッカーがあってこそ関われるんだと分かっている。だから、このファルコでの教え子もみんながサッカーを好きで入ってくれたと思うし、それだけに自分は絶対に個性を伸ばしてやりたいと思っている。難しい事だけど、それがコーチなんだと思う。資格もなく、ただベンチに座って怒る、指示する人は自分の中ではコーチでもなんでもない。少なくとも、子供から、他のコーチから学ぶ姿勢があるかどうか・・・ですよね。子供の持っている個性や性格を見抜き、それぞれに合った対応をしていける、それが自分の理想です。
今、サッカーが大好きだと言えるみんな!自分の長所を言えるかな?個性は言えるかな?それが出来ればきっといい選手になれるよ(%笑う男%) 言えない子は自分と一度ゆっくりと向き合ってみよう!そうすればきっと自分にしかないものが見えてくるはずだから(%笑う男%)
