この時期になると、3年生の進路に向けての活動が増えます。これはチームの監督をしている立場では当たり前の事なのですが、昨日の科学技術高校を見て思ったのが総体で優勝を得た。そして知名度は上がり、部員は現在140名以上。多い時期は160名を越す大所帯だったそうです(%ショック男%) そして3年生の中にはもう大学も内定している子が多くいると聞きました。サッカー一本で進路を切り開いていく・・・これは当然持って生まれた才能でもあるしすばらしい事だと思います(%笑う男%) だけど、少し冷静に考えた時、仮にこの科学技術高校のように160名の部員がサッカーのまま大人まで行けるのか??と考えればまず無理でしょう・・・もちろん草サッカーとして続ける事は出来ますが、サッカーでご飯を食べるレベルには数えるほどになると思うし、残りはそうでない生活をすると思う。結局コーチだってそういう一人で、サッカーでご飯を食べたりは出来ていない。そうなると、何が重要なのか??

そうです!!『人間性』です。

昨日の雄太くんのコメントのように、実際進路に対して悩む子は多いと思う。でも、『自分に合った学校』なんて探していたら絶対に後悔すると思う。これはコーチの経験でもあるけど、強いチームでサッカーをするのが刺激になるのは分かるけど、もっと大事なのは『そこで続ける意志があるか?』です。強いチームに入ればみんながうまく、強くなるわけではない。そういう意志を持った子が強く、うまくなるのです。だから、『どこに行く』よりも重要なのが、『どんな気持ちで行く』かどうかです。昨日、科学技術高校の坪井監督とたくさん話が出来ました。その中で聞いていたら、『中学校までの選抜の経歴なんて関係ないですよ。』と言われました。レギュラーの子も中学では控えだった子もいます。じゃあそれは何か?となると努力した結果です。コーチは昨日、3人には言いました。『肝心な部分が抜けている』と。人としての肝心な部分・・・・それがFALCOで作ろうとしている部分です。何??
当たり前の事を当たり前にやる事』です!! 
言葉にすれば簡単ですが、やはりこれが『人間性』の価値でもあると思います。だから、進路に悩む3年生も、自分とここまでやってきた事に自信を持ってもらいたい。そして、その先の進路に関しても何も恥じる事はない。どこでサッカーしようと、そのチームが強いとか弱いとか関係ない。その中で自分がやるか、がんばるか、だ!!だから悩む事は必要だし、将来に向けて考える時期にもなる。それでも、自分で出す答えを信じ、その先でがんばれる人間であってほしい。というかがんばれる人間だとコーチは思っている。未来はきっと明るい!!!コーチはそれぞれの場でみんなが活躍出来る事をイメージしています(%笑う男%) チームの、クラスの中心でないといけないなんて事はない。ただ、その輪の中の歯車の一つとしてしっかりと機能してもらえたら十分だ。人の社会はそうやってみんなで出来ている。歯車がガタガタで合わない人間こそが将来きっと損をするんだ。うちのチームにはダイヤモンドの原石のような存在です。各自が大人になって光る存在であるように今を大事に磨きたいです。進路に悩んでも、いつかは答えが迫られる・・・それでも胸を張って『ここに行きます!!』と思ってほしい。悩んだ時間と自分の経験は無駄ではないから(%笑う男%) 

どこに行くか?ではない・・・どんな気持ちで行くか?です!!!忘れないように(%笑う男%) 最後までコーチに出来る事があれば協力するからな!!