しんどい事をやる意味とは?? 10月4日

昨日はこのチームの一つの特徴とも言える走力をしました。人間とは疲れた時には本性が出る、と言うかしんどい時にがんばれない子は当然試合でも流れが悪かったり、負けていたらがんばれない子です。どうしてこんなしんどい事をわざわざやるのだろうか?・・・・それは、自分との戦いに勝つ充実感を得る事です。人には能力に差があります。足の速い子がいれば走るのが苦手な子もいる。でも、ただそれだけで人としての価値や差が生まれるのか?と言ったらそんなはずはありません。長い人生を生きていく中で大切なのはいかに自分に厳しくがんばれるか?だと思います。もちろん挑戦をしない無難な道を選ぶ人生も考え方にすれば一つの手ですが、それで充実した日が送れるのだろうか???本人は充実していると思うかもしれないけど、絶対そんな事はないと言いきれる。何故なのか??と言うと、人間は楽しいと思うのは嫌な事があるからです。変な言い方ですが、嫌な思いをするからこそ、楽しさを『楽しい』と思えるのです(%笑う男%) だから平凡と言える何もない安全な生活を送るだけでは気持ちが心から満たされる事はないのです。そして自分の可能性に出会う事もないのです。だからこそ、この走力とは『自分との勝負!!』であるといつもみんなに言います(%怒る男%) この勝負こそが一番難しく、一番価値があると思う。自分と勝負出来ない(しんどい事をしようとしない)子は甘えを持った人間にあるし、夢や目標を叶えられないと思います(%ショボ男%)

昨日も本当にがんばった子は走り終わってからの表情が凛として充実感があります。いつもコーチはこの表情を大切にしています(%笑う男%) 『俺はやったぞ!』と思うぐらいがんばった子はいい表情をします。これは内面から出てくるものだからごまかしようがありません(%痛い男%) 自分との戦いを制した子はきっと『やって良かった』と思います。もちろん走力を最初から楽しみにしている子はいないでしょう・・・でも、祥二郎くんが昨日『しんどい事もやるのが好きになりました』と言うように、変わる子もいます。自分と戦える人間、そして自分に厳しい人間はきっと人に優しくなれる。また人にも厳しい人間であっても、自分にも厳しかったら納得してもらえるのです。自分に甘く、人に厳しい人間は本当に最低です。そういう人間にはなってほしくないからこそ、『妥協しない』というファルコのテーマがあるのです。人と競争する事でがんばる子もいます。でも、一番大切な勝負は自分との勝負である事を1,2年生には理解してもらいたい。これから毎週ある走力、体調が悪い日だってあるだろう・・・・だけど、体調が良くないから、がんばれない、ではダメです!!その日はその日なりに力を出し切るように。結果(距離)は人それぞれでも、がんばった!!!という充実感はみんなが平等に得る事が出来るのです。
 しんどい時にこそがんばれる。そういう選手、人間になってほしいと願います。自分に甘い考えが増えていく世の中・・・我慢の出来ない人間が多い世の中の中でも生きていく使命がみんなにはあるのです。そんな中で簡単に流されない『心の強さ』をこのファルコで養っていってほしいし、そういう指導をしていきたいと思います(%笑う男%)