今日の一言!5月24日!!『自由と勝手の違い』

ほとんどの学校は修学旅行を終えました。この今の修学旅行はコーチ達の時代とは全く違っていて、『自由行動』の時間がかなり長いと聞いて思いました。当然、思い出を作る為にと学校側の配慮だと思いますし、全体で絶対に行かないといけない事が減ったようです。数人のグループに分かれて好きな場所へ行く‥各自に『自由』を与えているのでしょう(%笑う男%) そこで前から思っていたのですが『自由』と『勝手』ってどう違うのだろうか??と‥。言葉の違いは分かっても説明しろ、となると案外難しいかなぁと思いました。辞典で調べても、どちらもおおまかには『自分一人の意志で行動する事』となっている。同じ?あれ?そこで考えました。世間的にも、自由と勝手どちらのほうが印象がいいか聞いたら、ほとんどの人が自由だと答えるでしょう?例えば、『自由な人』と言われるのと、『勝手な人』と言われると印象は変わってしまう。という事はやはり違いがあると言う事だと思います。そこで考えたけど、決定的に違うのが、
『ルール(秩序)の中で出来る範囲』→自由
『ルール(秩序)を関係なしに行動する』→勝手
かな、と思います。つまりサッカーにしても、生活にしても『してはいけない』ラインがあります(%怒る男%) そのラインがルールです。自分でルールを決めている子は要するに勝手なわけです。

人には個性があって、みんなが全く同じように生きるなんていうのは無理な話。しかも、その個性こそが大事であって個性を殺してまでみんなと合わせる必要もないと思う。ここが難しい所ですが、個性を発揮しながら決められたルールは守る。事がみんなに与えられた自由なんだと思う。決められたルールを越えたら大なり小なり人に迷惑を掛ける‥(%痛い男%) その他人に迷惑を掛けてから気付く子も中にはいる。それは人生の経験の中でも必要な事だろうと思う。まず、全く人に迷惑も掛けずに生きている人なんていないと思うから(%笑う男%) ただ、後悔してから気付く事はすごくいい事とは言えない。当たり前だけど、後悔する前に出来る事はあるはずだしそれを考える力がみんなに必要だと思う。
今、地域での大人の役割は本当に大きいと思います。失敗をしないように手助けしてやるのが大人の役目ではないと思います。失敗は絶対にするものです。それは子供に経験させてやるべきです。ただ、『その後』です。怒るだけになってませんか?その失敗で成長しようとする子供の芽を摘んでしまっては、その子は成長するチャンスがありません。いい事ばかりで成長していく人間はいないからです。自分自身が落ち込むような事は、その子なりに考えるチャンスです。そこは見守ってやるべきではないでしょうか。ただ、肝心なのは『人に迷惑を掛けた失敗』は見守るでは通用しないです。そこは厳しく注意するべきだし、大人の責任だと思います。大人が大人の責任を放棄したら子供は自由を越えて、勝手になります(%怒る男%) それをさせないように、かと言って押さえつけて個性を尊重しないのも問題です。難しいですが、そういう違いをまずは大人が知るべきでしょう。そして、『常識』を子供に教えるべきです。一人ではどうにもなりません。でも、子供と1対1なら出来るはずです。まずは目の前の子供に対しての責任を果たしていくようにしましょう。大人が本気になってがんばりましょう!!これから大人になっていく子達の為に、きちんと出来る事はやっていきましょう!!もう一度、自分の大人、親としての役割は果たせているか?僕自身もそうですが改めて見つめなおしていきましょう(%笑う男%)