昨日はまた日曜日の試合のレポートの返事をしていました。10人の子が書いて出してくれていたけど、あの敗戦から10人の書いてくれた子のレポートには『大きな変化』がありました。それは、自分の中に秘めている一番言いたくない気持ちを書いてくれたのです。言い換えると『自分の弱い部分・足りない部分』を書いてくれていたのです。すごく返事に時間もかかりました。みんなも自分の弱い部分を書くのは正直嫌だろうし、それを今までは隠してきていた部分もたくさんあると思う。今回、それぞれにどん底に落ちたぐらい落ち込んだのだろう‥。考え、悩んだのだろう‥。それが痛いくらいに伝わってきた。言葉の返事一つで変わるとは思わないけど、過ぎた過去はどうしても戻ってこない。だからと言って、レポートも書かないまま反省すらしない子はそれこそ変わらないだろう。今みんなが大事なのは、現実をしっかりと受け止めそれを将来の自分につなげていく事だ。『次がんばればいいや』とか、『出来の悪い日は書くのはやめよう』と思っている子はまさに成長が止まってしまうだろう。強制して書かせていない3年生には絶対書く子と書かない子がいる。自分の反省をその時しない子は同じ失敗を何度も繰り返す。そこに気付いてもらいたい。自分の弱い部分を人に見せるのって嫌な事だと思う。でも、その心の弱い部分を見せる事で、素直にがんばる事が出来るはずだ。コーチもそうだ。みんなとは『一人一人の人間』として付き合っていかないといけないと思った。

みんなを不安にさせるような弱い部分を見せようとは思わないけど、心の中にあるものは一人一人にレポートや会話の中で伝えていきたい。みんなとの毎日の練習でコーチは様々な事を学ぶ事が出来る。それを自分の生活に生かしていけている。みんなはサッカー人生としては半分ぐらいの年齢に差し掛かっているかもしれない(30歳を基準として)けど、人としての人生はまだまだ6分の1ぐらいしか過ごしていない。と、なればサッカー選手としての自分ばかりを鍛えあげても残りの人生を悔いなく過ごす事は出来ないと思う。今本当に感情も豊かで純粋な時だから、思った事をしっかりと言ったり、悔しくて泣いたり怒ったり、時には喧嘩もするだろう‥でも、そういう感情をしっかりと持った大人になってほしい。キレやすい人間が多いのは、『我慢』を知らないから。自分勝手な子はすぐにキレてしまう。みんなはやりたくもない走力を我慢しながらでも休まずにがんばっている。学校できちんと校則を守っている。やって当たり前な事だけど、そこにも我慢はあるはず。やってはいけないと言われる事をしないのも一つの我慢だから(%笑う男%) 悔いを残したくないから遊ぶような人間では人生そのものに悔いが残る(%ショボ男%) でも、何事もがんばれば人生を有意義に過ごせる。今回の大会を本当に後悔したのなら、これからの自分の為に本気になって甘い自分を捨ててほしい。まぁいいや‥と思う子には厳しく言っていく!まぁいいやなんて子は一人もいない(%怒る男%) みんな大きな価値のある人間だから、今から簡単に物事を投げ出す人間にはしたくない。コーチもコーチとしてはまだまだ経験も浅い。だからこそみんなを見てたくさん学ぶ。そしてみんなに還元していく。出来ない人間はがんばるしかない!学ぶしかない!諦めるのは逃げているのと同じ。初心に戻って一からみんなとがんばりたいと思う。卒業時には最高の笑顔を見れるように、がんばりたいしみんなもがんばろうな!(%笑う男%)
