<第5回 不登校支援 交流会 開催しました>

2012年2月21日 火曜の午後
宝塚市売布東の町のぷらざこむ会議室にて
当会主催で、宝塚市内で子どもに関わる行政
(教育委員会:教育支援課、市役所:子ども未来部など)、
フリースクールなどの支援団体、不登校の親の会の方々、
個人応援団……13団体から参加いただきました。

この企画は「不登校をした子の体験から、是非やりたい!」と、
一人のお母さんの意見から始まりました。
今回で5回目です。
一年に1回、たなばたのように関係者とお顔を合わすことは
コミュニケーションができる良き機会です。

さて今回は池田市委託⇒官民協同で運営されている
NPO法人トイボックス:スマイルファクトリーハイスクール教務主任の参加もあり
ご自身の思春期時代、そして不登校経験も話をしていただきました。

私たち不登校の親は、とにかく自分の子どものことを悩み
解決の糸口をさがして親の会を運営しています。
しかし参加される行政の方々はお仕事として
この不登校問題に取り組んでおられます。

お互いの情報交換をすることで、よりよい世の中
暮らしやすくなる社会になっていくことを皆願ってるはずです。

特に今回は不登校の子の今までの経緯以外に
『不登校をした兄弟や家族を理解していただく』ことも提起いたしました。
不登校をした子の兄弟姉妹は何かしらを感じながら生きています。

兄弟姉妹も思春期もあり、反抗期もあります。

そんな背景を知っていただき、子どもの気持ちに寄り添った支援体制ができたら
いいと思います。

24年度も議会で通過すれば、宝塚市でいま取り組んでおられる
不登校・ひきこもりを支援する事業〜『思春期ひろば』が1年間予算がとれるようです。

思春期という言葉の意味からも、まずはいま悩み苦しむその年代に
もっと光があたってほしいです。

微々たる発信かもしれませんが
親の会からもそのことを伝えることができた一日でした。