ゴマキ(護摩木)に想いをのせて

新年度が始まり、先月はてんやわんやしていましたが、ようやくペースがつかめてきました。

 昨年度から私にも多少の変化があり、四月から自然あふれる美しいKという市(ブログをくまなく見て頂ければ大体すぐわかります)の市民活動センターの運営スタッフとして勤務するようになりました。まだまだ微力ですが市民活動を幅広くサポートするという立場になりました。いつもそこにいるわけではないですが、市民活動に興味のある方は一度おいで下さい。

 さて今回その市民活動センターの近くにある神社で護摩を焚くということで、ゴマキ(護摩木)を頂いていたのですが、今日それに93歳になる祖母と連名で願いを書きました。

護摩を広辞苑で調べてみると、『密教で、火炉を設け、乳木などを焚いて本尊に祈ること。智慧の火で煩悩の薪を焚き、息災・増益・降伏・敬愛を祈願する。不動明王などが本尊とされる。』とあります。古い広辞苑ですので今では若干定義が変わっているかもしれません(そんなに大きくは変わっていないとは思いますが)。

 行者が私たちや他の多くの方の願いのこもったゴマキを焼き、その成就を祈願をする護摩焚きは日曜にあるそうで、ちょうどその日はセンターの方にいるので、護摩を焚いている煙が漂ってくるかもしれません。

完全に余談ですが、行者という言葉を聞くといつも子どもの時に読んだ水滸伝に出てくる行者武松を思い出します。彼は昔から私のお気に入りの人物で、水滸伝に出てくる人物は変人、奇人が多いのですが(もちろん愛情を込めて言ってます)、その中では数少ない真面目な人というイメージがあり、私も武松の様になれるよう日々研鑽中です。

 また市民活動センターの取組み等もお伝え出来るかもしれません。もちろんセンターの業務以外にも、活動を今まで以上により一層励んでいく予定ですので、皆様またよろしくお願いいたします。