苦節十有余年、ついに…(多可町岩座神)

岩座神からの連続レポート、最後は10月11日(月)の棚田オーナー収穫祭の模様をお伝えします。

この日参加されたのは15組のオーナーの皆さん。
会社のグループ、親戚どうし…などさまざまです。

今回の作業は9月26日(日)に稲刈りを行い、稲木干しを行っていた稲の脱穀。

オーナーの皆さん、集落の方のコンバインに干された稲束を流し込み、出てきた藁くずを手際よく田んぼ全体に均していきました。
注連縄づくりにも使うということで、穂先だけを刈り取った藁束もいくつか残しておきます。

収穫祭のもう一つのメインは「かかしコンテスト」
収穫までの数ヶ月、棚田オーナーさんの田んぼを見守ってきた案山子たちからNo.1案山子を決定します。
マンネングサ植付に来られた学生ボランティアの皆さん、オーナーの皆さん、そして集落の皆さん、全員で真剣に選びます。
どれがいいかな…。

厳正なる審査の結果、栄えある1等賞に選ばれたのはこちらの「お釜」
「おいしい棚田米がたけたヨー」とアピールもストレートで分かりやすいですね。
湯気もW杯イヤーをさりげなく意識したサッカーボールです。

オーナーさんの喜びの一言…
「10年以上棚田オーナーをやらせていただいて、初めてもらう1等賞。嬉しいです(%笑う男%)」

入賞者の皆さんには「岩座神の棚田玄米」が、また、惜しくも入選を漏らした皆さんにも地元産地卵が参加賞として贈呈されました。
ちなみに贈呈されているのは区長さんですが、ほら、帽子に注目してください。
先日、アストラゼネカの方と交換されたものをかぶっていらっしゃいました。

この日のお昼にはおにぎりと豚汁のおふるまいがあり、これまた大好評でした。

岩座神の皆さん、4日続きのイベント、大変お疲れ様でした。
そして、オーナーの皆さんも田植えから脱穀までお疲れ様でした。