浮かび上がるか、花の文字(多可町岩座神)

とにかく10月の連休周辺、岩座神集落はイベントが目白押し。
8日(金)のアストラゼネカ株式会社の皆さんによるボランティア活動「C−day活動」に続き、9日(土)と10日(日)は五霊神社の秋祭り。
残念ながら初日に予定されていた祭りのハイライト、曳山車(ひきやま)の宮入はあいにくの雨(%雨%)のため中止になったとのことでした。

そして、3連休最終日の11日(月)に行われたのが棚田オーナーさんの収穫祭とマンネングサ植付ボランティア。
今日はこのうち、マンネングサ植付ボランティアの活動の様子をお伝えします。

この日、ボランティアとして集落を訪問したのは、神戸大学の園芸サークル「つちのこ」の皆さん約20名です。
マンネングサはベンケイソウ科の多年草。
20㎝ほどの茎の先に、黄色い花が鈴なりに咲きます。
集落では、美しい景観づくりと棚田の石垣保全のため、10年以上にわたって学生ボランティアさんと一緒に石垣にマンネングサを植え付けてきました。

今回植え付けたのは、7月に苗挿しを行い、約5〜10㎝まで育ったマンネングサです。

5〜6月の花の季節、集落入口の看板から花文字が見えるように植え付けたのですが…

これは、「イ」。

これは「サ」。
縦・横方向の画もあり、画数も多いので難儀しました。

これは、「リ」。

そう、賢明な読者の皆さまなら、この続きはおわかりですよね!

最後は、「ガミ」。

そうです。
カタカナで「イサリガミ」という字になるように植え付けました!

花の見頃は5〜6月です。
来年はひょっとすると難しいかもしれませんが、再来年の春にはきっと黄色い「イサリガミ」の花文字が集落を訪れる皆さんを出迎えてくれる…はずです。
楽しみですね!!

皆さん、お疲れ様でした。