今日は午後から明石の望海中学校さんとのトレーニングマッチでした!

久しぶりのみんなでのバス遠征になるし、行きは1年生数名を前に寄せて色々話しながら行きました。悩んでいる事、がんばる事、日々チャンスはあるけど、なかなか行動には移せないまま過ぎていくのが現状・・・。それは子供に限らず大人だってそうだと思います。今の地位に満足し、今以上を目指さない人が今より良くなろうとする子供に説教したり、指導をするのは自分は間違っていると思うようになりました。そんな自分もかつては同じ感覚だったし、子供を下に見ていたし・・・だからこそ今になってそういう人を見るとすぐに分かるし、特に部活動は一日生徒と先生の関係性がある中での関わりになるから、よっぽどハマった関係性ならば確固たる関係になるだろうけど、逆に不信感、不満があれば一緒にいる時間が長い程に問題になっていくという危機感を持って先生方は関わっているのだろうか?という疑問を体育授業を通して思う事が増えました。

自分自身、子供に関われるありがたさとその反面大きな責任感を感じているので、これからもその責任は大切に背負っていきたいと思います。

今日の対戦は望海中さんと朝霧中さんとでした。

どちらも明石市内に在籍しているチームなので北播磨地区であるうちとは交流がなかったし、初の対戦を楽しみにしていました!

望海中さんは現在11人が揃わない人数だったようで、今日も3年生にも来てもらっての対応だったようです。この時期に3年生がいるチームと出来るのもありがたいのでうちにとってはプラスでしかありませんでした!

試合は前から果敢に行ける2年生チームがこのゲームでも高い位置からどんどん仕掛ける攻撃的サッカーを展開し、先日のリーグ戦のようにゴール前のアイデアや工夫という点ではこの試合でもなかなかすぐに成果というものには繋がりませんでしたが、オプションは増えました。特にゴールを決めたのは両サイドの選手だし、中央の起点から外を使えるサッカーは良い傾向だと思いました。

そこに比べてサブ戦のほうのメンバーには今日も厳しい話はしました。

でも、今変化の兆しがある時だし、【鉄は熱いうちに打て】という言葉の通り、入っていく時です。もちろん悩んでいるだろうし、うまくいってる実感はないだろう・・・。けど、目の前のうまくいってるように見える2年生達も1年生の時はずっとそんな感じでモヤモヤしていたし、苦しい、悔しい経験もしてきているという事。

今日一日交流して思ったのは南地区へ行く程、キャラクターが濃いという事です。対人プレーを含め、個性が強いと思ったし北播磨地区に比べるとやっぱり熱さが違うと感じました。北の方面は競争意識自体が低く、安定、安心、安泰を求めている節がある。だからチャレンジが少なくなかなか戦える準備が整わない。

どちらのゲームもA戦は試合そのものを支配していたし、何より個々のメンタルが引く事が一切ない。

それに比べてサブ戦のメンバーは相手と戦う云々より、己に負けている。。。しんどい、きつい、苦しい・・・に負けて走れない、競らない、一歩が出ない、という結果に繋がる。試合に勝ったという結果以前に、己に負けた時点で完敗なんだと自覚してほしい。

【強いチームの一員でいるだけ】の自分になるんじゃない!!

自分がこのチームで中心になっている事の自覚を持てないうちは努力も、がんばりも、まだまだ足りないと思うしかない!誰かに言われるより、自分自身が今の自分を許せないって感覚にならないと先は見えないよ!

自分との戦いという点でも2年生は本当にタフになってきた。

相手どうこうより、自分のプレーに、精度に、納得出来ない事が多い。そういう基準が良い空気を生む。相手に対しての感情が入ると不平、不満を口に出す。誰かのせいにし、自分は悪くないとアピールをする・・・。

今日の会場でもとにかく多く見受けられた・・・。

ただ、それって子供のせいだろうか????

あいつは心が未熟なんで・・・・で終わらせますか???

そしたら我々の役目って何ですか???

試合を通し、相手というありがたい存在がいる中で気付ける事がありがたい環境。

まだまだ選手も、自分も勉強です!!

交流してくださった望海中さん、朝霧中さん、ありがとうございました【礼】