今日はナイター練習!!

夜は活動しやすい気温だし、蒸し暑さはあっても昼間に比べて涼しいからこそ頭を働かせてもらいたい。今、みんなが変わるべき時だと思っているし、変わる為には頭の中を変えるしかない!

頭を動かすって何?どういう事??そこから整えていきたいと思っています。

その為には『対話』がやっぱり鍵になります。

コーチと選手、選手と選手。その関係性を高めていく努力は不可欠だと思うし、練習前にも今終わったばかりの期末テストの事だったり、家庭での食事の事だったり、みんなが『何気なく終わらせている事』をそのままにしないようにしていく事から始めています。

そして選手同士の対話については『上下関係の差を持ち込まない』為に、今日は鳥取で以前教えてもらった『日本昔話リフティング』をしました。お互いにストーリーを展開させていく対話型リフティング。相手が物語の原作を忘れてしまっても、その話をイメージでつなぎ合わせていくという斬新なルール。相手を理解する、しようとする事を遊びから学んでほしいと思います。

遊びの要素が入ると、笑顔が広がる。

笑顔でやっているから前向きな気持ちが多くなり、冷静に見てもみんなかなりリフティングが上達していると感じる。記録や回数ではなく、『扱える』という事が出来るのは大きい。回数は比べる時の為であり、自身の成長とは直結しないからここを間違えずに伝えていきたいと思います!

心の余裕があると失敗にも前向きになれるし、その穏やかな気持ちだけでは強くはなれない事も同時に伝えていく事を忘れずにいたい。

色々なバランスが必要な年代。

心のバランス。
身体のバランス。
技術のバランス。

習得しやすいけれど、乱れやすい時でもある。自分でセーブ出来ない弱さもあるだけに、調節してあげる手伝いもしなければなりません。トータル前向きになっていればそれで良いと思うし、ミスに対しても真摯に受け止めて改善をしてほしい。

失敗だと思うな!とか、失敗から学べ!とか、何か一つを取っても考え方には様々な言い方がある。

どれが正解ではなく、『この子にとってどれが必要か?』の見極めだろうね!それはコーチが選手を観る時もだけど、選手が自分自身を見つめる時にもそれが必要なんだと思う。決められた、与えられたものでは発揮する場面、タイミングが分からない・・・。

暗記では実戦に使えない(残せないという意味で)。
意味を覚える、ストーリーを覚える、行間を覚える、という感覚が優れてくれば人間性は変わる。変えたい、じゃなく『変わる方法は分かる』という所。変わりたいと思うかどうか?はあくまで本人。背中は押せる準備を常にしておきます!!