星組公演「エル・アルコン‐鷹-/レビュー・オルキス」

今年の2月1日に昨年のムラでの観劇に続き、
東宝で「エル・アルコン‐鷹-/レビュー・オルキス」を観ました。

少女漫画界の重鎮・青池保子氏の代表作である、
二つの海洋活劇ロマン「エル・アルコン—鷹—」

エル・アルコン-鷹- (秋田文庫)/青池 保子

¥740
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「七つの海七つの空」(秋田書店刊)

七つの海七つの空 (秋田文庫)/青池 保子

¥590
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をもとに構成したミュージカルです。

宝塚史上初の悪役の主演男役
しかも、すみれコードは大丈夫と言うほどエロティック
ムラではギルダと関係を無理やり結んだあと、
とうこさん、客席を振り返ったと思うのだけど
東宝ではやりませんでしたね。
確かにこのシーンは、少しやりすぎかも?
と思っていたので、なくして正解と思いつつ、
もう一度観て「ほげぇー!」と思いたかった・・・

自分の出世のために
次々との女性強引に関係を持ち
支配していくティリアン。

そして、あろうことか女性もティリアンに惚れてしまう・・・
その強引さと海の香りに・・・
「女は抱かれていればいい。」

ひぇー!
これは世の女性の願望なのか・・・
女になりたがる男が増える中、
その反動なのか・・・

ティリアンの行為はレイプではありつつ、
自分の欲望を満たすため、
誰でも良いという類のものではない。
ティリアンにとって
自らの壮大な夢のため、
利用するに値する女性であって
その目的を達成するためには
彼女を自分の虜にしなくてはならない。
コツは真剣に相手を愛すること・・・
女性も自分が価値があるからと言うことを知り、
そして、それを利用してティリアンをつなぎとめようとする。

ただ純粋に損得に抜きに愛したのはギルダだけ・・・

作品的には個人的にはイマイチかな?
いつもは観劇後に自分なりに解釈するプロセスがあるのだけど…
今回は考える気もしない・・・
ただビジョアルだけに集中すれば良いかもね。

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涼紫央ちゃん、今回はババを引いたかな?
出番が少ない・・・

ムラで学芸会みたいだったキャプテン・ブラックも
うまくなっていました。