第23回地域福祉学会が中部学院大学で開催されました

写真がなくてすいません。

今回の地域福祉学会は、岐阜県で開催されました。
テーマは「新たな『つながり』と『支え合い』の地域福祉のあり方を問う−社会的排除から包摂へつなげるコミュニティの再興−」というものです。

大きなテーマとしては昨年、厚生労働省の「これからの地域福祉のあり方に関する研究会」報告書をめぐっての議論でした。

地域福祉学会では、「あり方研」報告書をめぐって、過去3回”ラウンドテーブル”を開催してきました。今回の学会は、その総括という意味合いも含まれていたのではないかと考えます。

そのメインシンポジウムでは、小林良二先生をコーディネーターに、
研究会の座長であった大橋謙策先生をはじめ、
日本女子大学の岩田正美先生、
そして、日本福祉大学の平野隆之先生が、それぞれの研究スタンスから議論を展開していました。

その前には、我らがボス、牧里先生が、4代目学会長として会長講演を行いました。

先生いわく、「歴代会長を前にして、まるで、初めて院生時代に学会報告をしたような感覚だった」そうで、
かなり緊張していたとのこと。

我々ゼミ生や数々の先輩方からすれば、そんなに緊張していたことがものすごく意外だったらしいのですが、

やはり、岡村重夫初代会長から続く地域福祉学会。
さすがの先生も、その責任の重さを感じていたとの事でした。

今回、大学院生で参加したのは、事情により私のみでしたが、
普段顔を合わしている先生方や先輩方と多く再会し、
さらに自由研究で発表していたのは、私がフィールドに入っている宝塚市社協の方々だったりと、
あまり、「院生一人だなぁ〜」なんて心細さを感じさせない学会であった気がします。

多分この学会が北海道で開催されたとしても、
岐阜であったメンバーには出会ってしまうのではないか?と思うほどでした。
それだけ、関西の地域福祉関係者は熱心なのだと確信しました(笑)。

シバタ