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千里・住まいの学校
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2009/06/14のBlog
昨年から約1年間続けてきた「千里発見!まちあるき」も8回目・・・
梅雨の晴れ間の6月14日(日)、新千里西町を6人で歩きました。
※コースは、添付のPDFファイルをご覧ください。

■アートロード
沿線では、集合住宅、業務施設の建て替えが急ピッチで進み、街並みが大きく変化しています。
■OPH新千里西町
その中のひとつ、公社新千里西町B団地の南半分は、築山風の中庭を挟んだ2棟の高層住宅へと建て替えられました。

※OPH:Osaka prefectural Housing Corporation
※北半分は、有料老人ホーム(L&Sハウス千里中央)とマンション
■フォルム千里中央
旧K-A団地(K住区の公社住宅の意味)は、住民合意によって建て替えられた、最初の分譲集合住宅です。道路に対して、やや圧迫感があるように感じられます。
■二丁目の戸建住宅地
ほぼマンションへと建て替えられた旧社宅ゾーンを抜け、戸建住宅地に入ると、千里中央の50階建てマンション(建設中)を背景に、緑豊かな街並みが続きます。
敷地境界まで壁面が迫り、緑のほとんどない住宅が、まわりから浮いて見えるのが気になりました。
■豊寿荘
千里ニュータウンの外周緑地に隣接する高齢者施設(特別養護老人ホーム、ケアハウス等)です。府立の施設から、数年前に民営化されました。
■周辺緑地からの眺望
周辺緑地に踏み跡があるので登っていくと、普段見慣れない眺望が開けました。「こういう場所を開放したら・・」が参加者の意見でしたが、そうすると新たな問題が発生するのかも知れません。
隣接する緑丘の戸建住宅に住む高齢の男性が、境界柵のまわりの草刈りをしているのが印象的でした。
■新千里西町A団地沿いの歩行者道
新千里西町A団地と小学校の間を南北に貫く、地域の主要な歩行者動線です。この団地は、約10年に及ぶ居住者や周辺住民の反対運動や公社の訴訟等を経て、近年、建替えが始まりました。

■医療センター付近からの千里中央の眺望
通称”医者村”付近からは、千里中央の50階建てマンション、新千里西町のマンションなどが重なった、普段見慣れない、やや雑然とした景観が広がります。
■からたち公園
医者村に隣接するからたち公園横の歩行者道は、かなりの勾配です。新千里西町は、東向きの斜面地を開発した、高低差のある住区であることがわかります。
■三丁目の戸建住宅地のまっすぐな歩行者道
戸建住宅地にはいると、南北に約200mまっすぐ伸びる、途中に階段がいくつかある歩行者道が現れます。このような奧行きのある眺望は、他ではあまり見られません。

勝手に景観賞@新千里西町①
■戸建住宅地の法面
三丁目の戸建住宅地の中に、南北方向にカーブした広幅員の道路があります。その道路の東側は、緑に覆われた長大な法面であり、地区の緑視量の確保に貢献していると感じられました。
■UR新千里西町団地のオープンスペース
集会所のある中央部には、住棟に囲まれ、緑の中にベンチや花壇などがある、心地よいオープンスペースが広がっています。特に、住棟をカーブさせることで、”やわらかな囲み空間”がつくられていることが、参加者の一致した意見でした。

勝手に景観賞@新千里西町②
■新千里西町近隣センター
千里中央地区に隣接する近隣センターです。かつては頑張っていた市場も、建替えによってオフィスつきマンションに変わりました。
■カフェのある書店
専門店も苦戦を強いられている中で、カフェを備え、幼児への読み聞かせ会を開催するなど、頑張っている店(笹部書店)もあります。笹部さんを中心に、お祭りが計画されています。
 ○「すきやねん千里西町ふれあいフェアー」
 ○7月18日(土) 11~15時
■ライフ&シニアハウス千里中央
公社新千里西町B団地の再生事業の一環として、民活によって建設され、この7月1日にオープンする有料老人ホームです。介護が必要な高齢者とそうでない高齢者用の2タイプの住宅を備え、1階のレストランは地域に開放されていることなどが特徴です。

その後、西町公園で弁当をいただきながら、ふり返りを行いました。
①起伏に富んでいること、②建替えが急ピッチで進んだことなどによって、ニュータウン特有の整然さが失われている(やや雑然としている)などが大方の意見でした。

次回のまちあるきは、次のとおりです。
 ●日時:7月5日(日) 10~13時
 ●場所:竹見台(10時、桃山台駅改札口集合)
2009/06/13のBlog
奇数月に実施してきたまちあるき・・・
今年度は、千里の環境資源を広く紹介するとともに、千里の再生まちづくりに活かそうと、「(仮称)千里発見!マップ」の作成を考えています。このために、毎月の開催を予定しています。

今回は、「新千里西町」です。ぶらぶら歩きながら、街の良さを再発見し、千里のこれからを考えましょう。どなたでも参加できます。ふるってご参加ください。

○日 時:6月14日(日) 10~13時 (12時から弁当を食べながら振り返り)
○場 所:新千里西町
 緑の多い戸建住宅地区、集合住宅(新&旧)地区とオープンスペース、
 PFIによる再生地(オープン間近の有料老人ホームなど)、マンション化が進む業務地区、
 頑張っている近隣センター(カフェつき書店など)、歩行者道ネットワークなど、見所が多い!
○集 合:10時 千里中央駅1階・中央のエレベーター前(小雨決行)
○弁 当:各自持参またはコンビニ等で購入
○申し込み:6/12(金)までに下記へ
 E-mail:yam-chan@hkg.odn.ne.jp
 Tel:06-6871-2710 携帯:090-5092-0395

※Photo:地区計画によって、低層部に商業・業務施設が入ったマンション
2009/06/10のBlog
[ 08:44 ] [ 街の情報&雑感 ]
千里中央に近い東町公園
いま、アジサイ、ハナショウブが満開です。

2009/05/16のBlog
[ 20:31 ] [ まちあるき ]
五月晴れの5月10日、北千里駅東に位置する藤白台を10名で歩きました。初参加は、千里の生みの親・K先生ご夫妻、関西大学で千里を研究している学生のMさん、会員のOさんの3名でした。

■公社藤白台団地
適度な住棟間距離、ポイント(T字)型住棟の雁行が落ちついた街並みをつくっています。建替えが始まっており、この街並みも数年後にはなくなります。
■白い象のすべり台(ゾウスベ)
ここで育った子ども達に愛されてきた。藤白台団地の設計をしたK先生によれば、このような遊具は「プレイ・スカルプチャー」と呼ばれたそうです。
広場の下の「ふれあいの道」は、こどもたちが発見したすき間から、住民の働きかけもあって生まれたそうです。この道と斜面林は、建替え後も保全されます。
■藤白台小学校から藤白公園へ
開発以前からの植生と思われる松林、石組みの擁壁、積もった落ち葉などが、落ち着いた雰囲気をつくっています。
■ピアノ池と藤白台メゾネット団地
水平軸が強調された清楚な印象の建物、公園のみどり、建物を映すピアノ池が調和して、美しい街並みをつくっています。この集合住宅(分譲)は、賃貸住宅に合わせて建替えを行うかどうか、選択を迫られているそうですが、失うにはあまりにも惜しい環境資産です。
勝手に景観賞!@藤白台①
■府営住宅のアプローチの花
鉢植えの花や緑が入り口付近を美しく演出しています。夏の水やりなど、管理が大変だと思うのですが、住民の方々が手分けして育てているようです。
[ 20:30 ] [ まちあるき ]
■斜面につくられた階段
藤白台は、高低差が大きい。さりげなく角度を振ってつくられた階段が、緑の法面にアクセントを与えています。
■府営住宅の公園と千里中央方面の眺望
藤白台は、千里では珍しく、西向きの斜面地に形成された住宅地が多い。公園のみどり越しに、千里中央の超高層ビルやマンションが見える、また夕日が美しい。
■千里中央の超高層建築
近隣センターから西に下る道路から、千里中央に建設されている超高層マンションが見えました。
■廊下型の府営住宅
府営住宅には珍しい、廊下型の中層集合住宅。階段室は、両端にあります。
■変形階段室の府営住宅
北入りの府営住宅ですが、階段室は建物と平行する形で設置されています。廊下型住棟とともに、初期に開発された住区では、様々なプランの住宅が実験的につくられたようです。
[ 20:29 ] [ まちあるき ]
■開口部の少ない住棟
府営住宅の中に、南側に開口部の少ない住棟がありました。この住棟は、北側に入り口がある住棟です。北入りと南入りをセットにして、コミュニティの形成を図ろうとした。そのために、北側に開口部を多くとろうとしたと考えられます。
府営住宅の中にある藤棚の下で記念撮影。
藤白台には、「藤」という名の割には、藤の花は少ないそうです。旧地名の「藤白」は、トウジロと呼ばれていて、フジシロではなかったことと関係があるようです。
■マンションと化した旧社宅ゾーン
府営住宅の南の社宅ゾーンは、ほとんどが分譲マンションに建て替えられています。それぞれの敷地は比較的小さく、容積は建替えによって倍増しても、高さは5階程度が大半です。
■初期のプレハブ住宅
戸建住宅ゾーンにあった初期のプレハブ住宅。道路沿いの石組みや植栽と同様に、丁寧に管理されている様子がうかがえました。
■住宅化した医療センター
近隣センターの南にある医療センター(医者村)です。医者の高齢化や駅周辺への移転などによって、閉院されるものも見られます。ここは、1敷地が2住宅になっています。
[ 20:28 ] [ まちあるき ]
■藤白台近隣センター
約10年の協議を経て、商業・コミュニティ施設などをもつ分譲集合住宅へと全面再開発されました。日曜日のため、大半の店舗は休みでした。
■二丁目の戸建住宅地区
緑の多い、落ち着いた住宅地の街並みが続きます。
その中に、石組みや庭に良く管理された植栽が施され、心地よい街並みを演出している角地の住宅が印象的でした。

勝手に景観賞!@藤白台②
■三色彩道
最後に、千里ニュータウンを代表する並木道として知られる三色彩道を通って、北千里駅へと歩きました。
北地区センターの広場で昼食をいただきながら、まちあるきをふり返りました。参加者の大方の感想は次のようなものでした。
●個性的な環境資源が数多く分布している(公園や並木道、集合住宅地のオープンスペース・街並み、戸建住宅地の街並みなど)
●高低差のある地形が街並みの骨格をつくっている(西向きに高低差のある地形によって緑が保全され、眺望や街並みがより魅力あるものになっている)

このように住環境に恵まれながら、住民の多くはこれに気付いていない。また、建て替え事業も環境資源への配慮は十分とは考えられない。このため、まちあるきの成果をマップ化するなりして、環境資源の分布や保全・活用を広く伝える必要があるとの意見が出されました。

■6月の「千里発見!まちあるき」
 日時:6月14日(日) 10~13時
 場所:新千里西町(10時、千里中央駅1階EV前集合)
※6月以降は、毎月開催する予定です。
2009/05/10のBlog
[ 20:15 ] [ 住まいのセミナー&相談会 ]
連休明けの5月8日、UR新千里西町団地にて、老人会「ひまわり西」のセミナーを開催しました。
同老人会から、千里の話をして欲しいとの依頼を受けて開催したもので、副代表の太田さんが「千里ニュータウンは、どんなまち?-千里のこれまで、これから-」と題して、●わがまち!千里ニュータウンの特徴、●現在の街の変化や市民活動の動き、●『安心して楽しく住み続けられるまち』にしていくための課題について、スライドを用いながら、わかりやすく話しました。

参加された方々からは、「千里ニュータウンのことがよくわかった」「建替えされることへの不安があったけど、少し安心した」などの感想が聞かれました。また、千里を研究しているK大学の学生さん、この春着任した千里公民館の職員の方などの参加もあり、ちょっとした世代間交流の場にもなりました。
今後も、住まいやまちづくりに関するセミナー・相談会、まちあるきの案内など、地域からの要請に応えていきたいと考えています。