晩 秋 の 大 和 路 その2

11月19日(日) (%晴れ%)

紅葉の季節は土曜・日曜だけ室生寺〜長谷寺間バスが

出るとのことで、このバスに乗り長谷寺に来ました。

長谷寺は真言宗豊山派総本山として西国三十三番札所

の第八番観音霊場であります。正面はその山門。

山門を入ると屋根付きの登廊となっています。

その両側には牡丹が植えられ、もう花芽をもって

います。このまま冬を越し4月下旬には一斉に咲き

だすでしょう。

登廊の最初の折れ目、真っ直ぐ石段を上ると開山堂へ。

登廊が2回折れ曲がり、その登り詰めた所が本堂。

登廊の手前石灯篭に寄り添って咲くうすいピンク色の

小さな花は今の時期に咲く冬桜です。

これが有名な長谷の舞台。

思い切った事をする時に使う言葉に

「長谷の舞台から飛び降りるつもりで」と言います。

京都では清水の舞台と言います。

お参りして帰り道、国宝の本堂を見上げたところ。

色とりどりの幕を張ってますね。先ほどまで

おつとめをされていました。

御本尊は十一面観世音菩薩(重要文化財)。

お姿の大きいこと、御身の丈三丈三尺(10m余り)。

(%エンピツ%) よしむら