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銭湯文化サポーター's
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2012/01/04のBlog
明けましておめでとうございます。本年も銭湯文化サポーター’sのブログをごひいきに、お願いいたします。

年の初めはやはり伝統的な銭湯を、ということで、東日暮里の帝国湯を選びました。街歩きの話題も神社のお話です。

三ノ輪から日暮里の地図を見ていると、「カンカン森通り」という地名が気になります。カンカン森通りを歩いてみると、途中の猿田彦神社のところで意味が分かりました。神社の境内に碑があって漢字で「神々森」と書いてありましたよ。江戸時代からの古い地名だそうです。
すぐ前にはかんかん森の名前のついたコレクティブハウジングもあります。コレクティブハウジングというのは、食事などを共同で生活する住宅のことです。主に高齢者向きの集合住宅で、最近民間賃貸住宅で増えてきました。阪神淡路大震災の時には高齢者のコミュニティ維持を目的に、神戸市内などの公共住宅として取り組まれました。
が、実は関東大震災後の復興住宅である同潤会住宅にも、共同の浴場、洗濯場などが設けられていました。コレクティブハウジングの思想がそのころから芽生えていたように思います。

同潤会住宅に共同浴場が設けられたように、銭湯も立派な高齢者向きコミュニティの場ですね。というわけで
猿田彦神社のすぐ近くにあるのが帝国湯です。素晴らしい和風建築が有名です。カンカン森通りのうち並木のある部分は震災復興区画整理地区内で、どの道路もある程度の幅はあるのですが、帝国湯の付近は区画整理事業の範囲の西外側になります。もう少し道幅があれば、建物の素晴らしさが際立つのになあと思わずにはいられません。
脱衣場に入ると、格天井の見事さ、格子の木が立ちあがる部分の装飾などに、見とれてしまいます。庭も広くて趣があります。浴槽背景は早川師の西伊豆からの富士山、水上機が飛んでいるのがちょっと変わっていますが、女湯の方は人参に乗って兎が飛んでいるようで、もっと不思議です。ペンキ絵の下から側面にかけては、これも定番「章仙」の鯉、かなり広く、大きなタイル絵です。男女の境は湖のモザイクタイルと、東京銭湯の美術の教科書のようになっています。
ところでお湯のほうですが、カランのお湯がぬるく、一方浴槽の方はかなり熱いです。上がると全身真っ赤でした。お客さんが皆、体洗った後お湯につからずに上がるので、覚悟はしてましたが。
帝国湯 荒川区東日暮里3-22-3 15:00~24:00 月曜お休み 常磐線三河島駅から徒歩7分
大阪府浴場組合が1996年に発行した「大阪お風呂マップ96」を
サポーター'Sが許可を得て修正しネット公開しております。
2011年12月現在の修正版に更新いたしましたので
大阪での銭湯通いのお供に、
また〝思い出の中の銭湯巡り〟にご活用下さい!

「大阪お風呂マップ96-修正版」
2011/12/25のBlog
お正月に備えてもうひとつお願いします。
 王子で東北線から分かれる貨物線(北王子線)は、踏切をいくつか渡って、日本製紙の倉庫へと入って行きます。敷地に沿って桜が植えられ、樹の間から貨物ホームと入換の機関車がのぞいています。運転は平日だけなので、お休みの日に行くとのんびり静まり返っています。貨物駅のフェンスに地元の俳句愛好の方でしょうか、「花咲けば 十条倉庫の 汽車ポッポ」桜の季節の句だと思いますが、汽車ポッポはコスモスの花に囲まれて休んでいました。
 この日本製紙の倉庫へ行く貨物は、宮城県の石巻港駅が始発で、工場が東北大震災で被災したため、しばらく運休が続いていました。現在は岩沼工場から来る午前中の一往復が復活して平日のみ運転されていますが、運休になる日も多く、先行きは心配です。都内にはこのような小さな貨物駅がたくさんあったのですが、今では数少なく、とても貴重な情景なのですが・・・静岡県の岳南鉄道の紙輸送も3月までといいますし。
柳湯はこの貨物駅のすぐ西側にあり、汽笛の音も間近に聞こえてくる近さです。残念ながら貨物列車は平日の午前中だけの運転になってしまったので、いまでは汽笛の跡を聴きながら入浴ということは難しいようです。
柳湯はビルの銭湯ですが、マンションの一部分ではなく、銭湯として設計したビルのようです。そのため、写真のようにかなり複雑な形をしています。銭湯は2階で、入浴した時の動線をたどってみると、玄関の上がフロント、建物側面の手前が浴槽、奥のこう配のある屋根の下が洗い場・・・だと思います。脱衣場と露天風呂は男女の境にあったので、建物の内側ですね。
 清潔な室内、きれいなタイル、リンスインシャンプーとボディシャンプーなど、きめ細かなサービス、お湯もぬるめで浅く、ゆっくりリラックスできるように配慮が行き届いています。洗い場は建物の裏側に向いていて、ここにあるステンドグラスは、銭湯では珍しいかもしれません。
柳湯 北区東十条3-5-15 15:00~24:00(日祝は13時から営業です。23時終了) 月曜お休み 東十条駅から5分、王子神谷駅からも近いです。
更新が滞っていたので急ぎの記事を送らせてください。
 世田谷のボロ市ってご存知でしょうか。世田谷線の世田谷駅南側で年二回、12月と1月の15日と16日に開かれる、骨董品はじめ何でもありの大がらくた市です。ボロ市と侮るなかれ、ものすごい人出です。名物の搗きたてのお餅「代官餅」を買うのも大行列。でもワイガヤ感が好きな人は、一度行けば必ずはまると思います。地元の商店会の方も警備や案内や、さらに自ら屋台もと大活躍です。失礼ながらボロ市の日に一年分の精力をつぎ込んでるんちゃうかと思うほど。1月のボロ市はもうすぐですのでぜひお出かけを。(写真は都合で昨年のです。)
天狗湯は世田谷駅からバス通りを渡って、少し横道に入ったところにあり、ボロ市行われる空間の真っ只中、一番賑わう場所ですね。改装されて新しい建物、玄関ですが、建物の構造自体は伝統を受け継いだものです。浴室も湯気抜きのある伝統構造でリニューアルされています。天井はペンキ塗りでなく、内装材が貼ってあるようです。以前は木の柱があったと思われるところに妙に古い基礎がある一方、タイルは全体にきれいです。あまりイメージを変えずに清潔感を出そうと工夫されているといった感じです。
天狗湯 世田谷区世田谷1-16-20 15:00~24:30 月曜お休み 世田谷線世田谷電停から3分
北千住は東武、常磐線、つくばエクスプレスと3線が集まっていて、すぐ北の荒川の鉄橋は数えると北へ向かう線路が10本も。東武の次の駅は小菅、足立区という気がして、実際駅は足立区のようですが、葛飾区小菅です。
草津湯は小菅駅からは拘置所の向こう側にあるので、迂回しなければ行けません。荒川沿いが近いですが、少しだけ古隅田川の緑道をまわっていくこともできます。このあたりはかつて都会でもこうだったよなあという懐かしい雰囲気にあふれています。特に筋向いにある駄菓子屋さんは、古い木造のお店に、ゲームや駄菓子が所狭しと並んび、やさしいおばあちゃんと子供たちとともに、典型的な昭和の光景です。
草津湯も伝統的な木造銭湯で漆喰の破風の飾りも見事です。ここは番台です。ペンキ絵は兼六園、女湯が富士山のようです。今の草津湯の特徴は、洗い場に面した外の壁に子供たちが描いた壁画です。小菅の民話、こすげどん、という題で、優しそうな大蛇、その背に乗る大勢の子どもたち、木と虫など。外なので浴槽からはちょっと見えにくいのですが、島カランの前に絵に背を向けて座り、鏡に映してみると迫力があります。駄菓子屋さん、壁画と子供たちが活躍する小菅の街です。
草津湯 葛飾区小菅1-17-3 16:10~23:00 月曜お休み 東武小菅駅から10分