迷宮の街、三軒茶屋にある駒の湯

三軒茶屋は東京に数ある繁華街の中でも有数のディープな雰囲気が残っています。世田谷線が入っているキャロットタワーのあたりは普通のターミナルと駅ビルという感じなのですが、その前の世田谷通りを渡り、R246との間に広がるゾーンは、一寸先に何があるか分からない空間です。慣れないとちょっと入りにくい。入ってみるだけでも道に迷いそうな雰囲気で、実際道もぐちゃぐちゃですぐ迷ってしまいますが・・・

駒の湯は三軒茶屋でも西の方で、世田谷通りをずーっと行ってちょっと横道に入るとあります。新しい建物で、ここまで来ると三軒茶屋の迷宮から外へ出たかなと思うと、向かいには年季の入った木造建物、この対比もいかにも三軒茶屋らしく感じられます。玄関の前に喫煙スペースがあり、入浴客だけでなく、周辺からも一服する人が集まってくるようです。
ここもビルの銭湯なので、天井は中央に向かって下がっていて水滴が落ないように樋があります。浴槽の背景絵はなく、タイルの模様だけ。場所柄サウナに入る人でにぎわっていて、冷たい水風呂が売りのようです。
駒の湯 世田谷区三軒茶屋2−17−13 15:30〜25:00 月曜お休み 三軒茶屋から5分