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映像保存再生への道
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2008/06/28のBlog
 今はもう雨です。
東京・下北沢で「せたがや自治政策研究所主催シンポジウム」が本日午後に行われ、先日の「古郷せたがやと地球温暖化」セミナーや7/21(月、海の日)の「地域風景資産探訪とマップ作り」オリエンテーション・説明会のこともあり、参加して来ました。
 基調講演は、「温暖化防止に向けた国際的潮流と我が国が歩むべき道程」と題して、政府政策提言もされている末吉竹次郎氏。氏は、学生時代に世田谷に住み、又銀行マン時代には区内で支店長をしておられていたこともあるとの由。地球温暖化問題で、欧米ではビジネス社会の意識変化が起きており、低炭素社会に向けてCO2を出すことは悪で、CO2削減することは良いことであると言うCO2基準が登場しているようです。企業・ビジネスだけでなく、行政・市民の3者協働体制が必要で、アメリカ先住民の言葉「最後の木が枯れ、最後の川が毒され、最後の魚を獲った時、人はお金は食べられないことに気づく」で講演を閉められました。銀行マン出身らしいお考えをお聞きしたように思えました。
基調講演後のシンポジウムでは、「『地球』の課題を『地域』の課題として捉えるために」と題して行われ、2、3月に行なわれた北沢総合支所の「区民講座・地球温暖化を考える」企画会議での意見が生きているのかと思われるものでした。右写真は、ビデオ撮影などの収録が禁止された(??)このシンポジウムの閉会挨拶(区政策経営部部長)時の様子です。将来的なせたがやのビジョンは、歴史認識に基づき、地域での協働によるマップ作りなども挙げられていたように記憶します。
右映像は、6/15(日)に行われた古郷せたがやヴィジョン研究会のセミナーでの梅干野(ホヤノ)先生講演風景。東京周辺の夜の熱画像を説明されています。都心部は東京湾と同じように、夜になっても赤くなっており、ヒートアイランドの様子が示されました。地球温暖化シミュレーションでは、地球の平均気温が1.7~4.4度今世紀末までに上昇し、今後の気候変動が心配されていますが、東京は高度経済成長期以降既に、ビルの空調・クーラー、車排気などで数度の気温上昇が起きているのです。地球温暖化とヒートアイランドのメカニズムは違っていますが、対策を考える上で共通する部分も少なくないと考えられます。
右映像は講演の中でのスライドで、渋谷・表参道の一画の事例で、効果的な樹木を配置して地域温暖化対策がなされています。
 本日のシンポジウムでは、世田谷・経堂の環境共生型コーポラティブ住宅の事例で、250年樹齢のケヤキの木の移植の話しがありました。土地所有者・大家の想いと数家族が、共同でみどりを守り増やすコーポラティブハウスを建てられたようで、涼しい快適な住環境は地域にも貢献しているようです。喜多見にお住まいの梅干野先生は、住宅を持たれる時の決め手は隣りのケヤキの大木でしたが、10年前に一日で切り倒されてしまったことを非常に残念に思ったそうですが、このような例は区内でもたくさんあったものと思われます。当時の経済(金)優先の社会が古いせたがやの良さをかなり犠牲にして地域発展(?)してきたのかも知れません。
 古郷せたがやの良さは、地域風景資産として選ばれた場所と密接に関係しているものがあります。地形や歴史的背景と共に、次世代にも引き継いで行くべきものなのでしょう。
2008/06/21のBlog

 夕方から雨が降り出している。午後、北沢川文化遺産保存の会による街歩きに参加する。
 集合の京王線「代田橋」駅を小田急線の「世田谷代田」駅と勘違いし、集合時間にやっとのことで間に合った。世田谷には、代田と名のつく駅は、もう一つ京王井の頭線「新代田」駅があり、注意が必要である。10名余りとなった一行は、この「都市物語を歩く会」を主宰されているきむらけんさんの案内で、柳田国男も探索した巨人伝説ダイタラボッチ痕跡を探訪した。

右の写真はこの地域の街区案内板。甲州街道(R20)は、新宿からの京王線と共に、隣りの杉並区との凡その境界となっている。また、この地域の豊かな風景の中心をなす和田掘給水所は、神田川や玉川上水、淀橋浄水場などともに水道歴史に重要な施設と位置付けられているようだ。
 ダイタラボッチの痕跡は、今はない「代田橋」、「代田半島?」を思わせる地形にあると言うことらしい。街区案内板だけでは、その立体的イメージを思い描くのは難しい。
そこで役立つのが、古地図。今の地図にはない地形的な情報は、大正や昭和の初期の地形図に表れているからである。
この日も、近くにお住まいの方に取材、お聞きする際に古地図が使われた。
 (古郷せたがやヴィジョン研究会でも、古地図をベースに「探訪」を行っていますが、新たな発見ができるものなのです。)

鉄道開発後の昭和初期や、高度経済成長期後の都市化によって、住宅や道路、水道・下水道、送電線鉄塔など現代社会のインフラ整備によって、ダイタラボッチの痕跡探索は柳田国男の時代に比べ、更に難しくなっていると言える。
 過去の地図や映像、この街歩きを支援する情報技術なども駆使しなければ柳田国男のイメージを膨らませることは至難である。右映像は、小さな川が流れていたと言う線形を追う参加者、調査隊。
2008/06/17のBlog
今は曇りです。
先日(6/15)の古郷せたがやヴィジョン研究会の「古郷せたがやと地球温暖化」セミナーは、その前日から良く晴れわたりました。
 セミナーは、主催者の狙いのように、中高生の子供がお父さんを連れて多数の参加者を集めるまでには至りませんでしたが、「脱ヒートアイランドを目指して」のゼミ形式のような梅干野(ホヤノ)先生の講演では、一般ではなかなか知ることのできない画像、映像を紹介して戴き、参加者も興味津々のようでした。

 映像保存再生の会では、セミナーが午前中であることから、前日から準備作業のために三軒茶屋キャロットタワーに出向く予定でしたが、そこにあの「緊急地震速報」。
 災害ボランティアコーディネーターの会では映像担当でもあることから、この状況では「地球温暖化」よりも「災害報道」に注意することなりました。右NHK映像は、緊急地震速報が初めて効力を発揮した場面です。報道番組の中であったこともあり、訓練のニュースかと思ってましたが、「これは訓練ではありません」と言っています。隣りの部屋からテレビの音に気付いて、この画像を収録して十数秒後だったでしょうか、東京三軒茶屋でも震度3で揺れ始めました。「ウォ~、・・・」
 テレビでは、ヘリコプター空中映像で次々に現場映像が送られてきました。震源が都市部から離れていることもあり、昨年の能登半島地震(20070325)や4年前の新潟県中越地震(20041023)の山古志村の様相であることまでを確認し、「街に出る」。
 暑いくらいの日差しになっている。三軒茶屋キャロットタワー前の広報掲示板に貼ってある明日のポスター前では、若者が何かのチラシを街ゆく人に配っているが、古郷ヴィジョン研究会のポスターに気づく人は少ない。ポスターは最大10日間しか市民団体には許されていないが、小さなポスターに足を止めて見てくれた人がどれ位いたのか?…。


seCOGO第1回セミナーは、講師先生の「熱」意から会場予約時間一杯まで延長して、質問等にお答え頂きました。映像保存再生の会では、ヴィジョン研究会の依頼で講演の様子を記録させて頂きました。研究会では、今後の公開活動等でも一部紹介できればと考えられています。映像再生の意義ある利用なのでしょう。
 また、研究会では、第2回セミナー「地域風景資産探訪とマップ作り」のオリエンテーション・説明会の告知が、右画像のように発表されました。
2008/06/07のBlog

梅雨に入りましたが、今日は朝から天気が良い。
東京都庁からの「災害時徒歩帰宅訓練」を記録するつもりで、三軒茶屋の丸山公園内の臨時エイドステーションから隊列を向い入れるため、自転車で大山道(R246)を都心に向かった。しかし、避難ルートでの隊列を発見することできず、代々木公園に辿り着く。
そうか、エコライフ・フェア2008とNHKのSave the Futureのイベント日で、こちらにたくさんの人が集まっている。渋谷NHK入口横では、エコライフ・フェア2008のゲートがあり、会場マップを見れば、企業を含めた多くの団体が出展している。ゲート入って直ぐのブースは、渋谷区が構えている。水蒸気の気化熱で、都市を冷やすアイディアをブース全体で表現。古郷せたがやヴィジョン研究会の賛助団体せたがや古道研究のA氏も、環境行動で、この渋谷区ブースに参加されている。

少し進んで、環境メッセージ展と謳ったブースで、写真撮影を促される。芸能人他有名人に交じって、一般の方が各人の思いを伝えている。ここは、来週の古郷せたがやヴィジョン研究会のイベント告知させて頂くことにする(明日来場の場合は探してみて下さい)。

渋谷区ブースではポスターを貼らせて戴いたが、世田谷人限定である必要は何もない。

代々木公園の横にあるNHKでは、今頻繁に"Save the Future"のメッセージを出している「地球エコ2008」のイベントが独自に行われている。こちらは、武蔵工大や慶応・早稲田他の都内の大学で環境問題を取り扱うゼミや教室が多く出展。
エコカーや自転車発電もあるが、地方に本部があるNPO「地球映像ネットワーク」は、映像保存再生の会とも関係深く、ご挨拶。また、どこのブースであったろう、代々木公園で「田んぼの学校」を開いて、子供たちとこの数年お米作りを行っているNPO「響」とも歓談。7月からの「風景資産探訪とマップ作り」でも、せたがや周辺として取り上げたいと思う。

NHKの報道や番組をよくこのブログで取り上げさせて戴いている。
視聴料を支払っており、スポンサーの顔色を窺うことなく番組を制作する国の協会に、映像保存再生の会として関心があるからでしょう。
NHKの番組紹介で、最近よく耳にする歌「懐かしい未来」、右写真の大きな看板で初めて知ることができた。坂本龍一氏がプロデュースでalan(アラン)の歌。alanは、中国四川省出身のチベット民族で、昨年7月解放軍中国芸術学院声楽科(先輩に女子十二楽坊)を優秀な成績で卒業したとHPにある。歌唱力があり、中国の最近の話題と密接に関係する。
NHKのみならず、国民皆注目するに十分である。

NHK放送技術研究所(世田谷砧)の公開日報告(ココ)とともに、NHK自身が紹介する映像をココに紹介し、明日(6/8)の番組も注目したいと思う。

20080610リンク変更
2008/05/31のBlog

今週は哀しい雨がよく降った。
梅雨には入っていないはずなのに。

先週の土曜日(5/24)、北沢川文化遺産保存の会主催で「戦争経験を聴く会、語る会」が下北沢近くの小学校を利用して行われました。この会では、昨年12月に坂口安吾記念する門柱を北沢川とこの小学校の傍らに移設したりするなど活発な活動を行われています。「邪宗門」と言う喫茶店の店主とママさんの処にこの会の拠点・事務局があり、メンバー他が集まりやすいからかもしれません。右映像記録は、この「戦争経験を聴く会、語る会」からで、聴くばかりの聴衆ではなく語る人も集まり、当時のことが直に聞くことができてたいへん有意義なものでした。
雨は、この会が終わる頃より、冷たく降り始めたのです。


この日(5/29)、葬儀で田舎に。やはり冷たい雨でしたが、早朝の散歩に犬と出かけました。
宿先近くの丘にある大規模公園には、25年前の置県100年「新世紀博覧会記念」とする飛翔する若人の銅像の塔の傍らに、タイムカプセルが埋められていました。せたがやの近くの公園の小山には、25年程後の区政100年記念に開封するタイムカプセルが埋められていますが、ここでは50年ではなく100年後(2084年6月)に開かれるようです。子供の時埋めたとしても、本人が見ることはない。後世のためなのでしょう。



今日は、拠点づくりファンド公開審査会。古郷せたがやヴィジョン研究会は、昨年に引き続き申請していましたが、今年も「確認書」の問題で残念ながら公開審査されることはありませんでした。
しかし今年は、行政の担当者との協議が少し進んだと言えるかもしれません。先週の金曜日には、この審査会前の最後の協議に、担当課長・係長に「市民活動支援コーナー」に出向いて戴いて、説明会まで行うことができたのですから。写真は今日の公開審査会場前風景ですが、協議していた区の部署も、この分庁舎に入っている。


先ほど、テレビで映画「県庁の星」が放送されていました。Y県庁の産業振興課に勤める県庁の星である主人公(織田裕二)が、民間のスーパーに派遣されることからくる悲喜劇で、一昨年の公開時には興味はなかったのですが、ケッコウ面白くちょっと感動的です。
テレビからの右画像は、主人公が県庁に戻り、生活福祉課に自らの希望で異動し、大開発プロジェクトの予算削減案(プランB→A)を提案する県の委員会でのシーン。 主人公に心動かされた知事(酒井和歌子)は、プロジェクト推進の中心である県議会議長 (石坂浩二)をたしなめることになるのです。

わが区も人口から言えば、この県レベル。区役所の星、登場(出現)を願いたいものである。