ニックネーム:  パスワード:
| MyBlogトップ | Blogポータル | ブログガイド | よくある質問 | サポート |
映像保存再生への道
記事一覧イベント一覧
[ 総Blog数:87件 ] [ このMyBlogをブックマークする ] [ RSS0.91  RSS1.0  RSS2.0 ][ ATOM ]
2008/06/21のBlog

 夕方から雨が降り出している。午後、北沢川文化遺産保存の会による街歩きに参加する。
 集合の京王線「代田橋」駅を小田急線の「世田谷代田」駅と勘違いし、集合時間にやっとのことで間に合った。世田谷には、代田と名のつく駅は、もう一つ京王井の頭線「新代田」駅があり、注意が必要である。10名余りとなった一行は、この「都市物語を歩く会」を主宰されているきむらけんさんの案内で、柳田国男も探索した巨人伝説ダイタラボッチ痕跡を探訪した。

右の写真はこの地域の街区案内板。甲州街道(R20)は、新宿からの京王線と共に、隣りの杉並区との凡その境界となっている。また、この地域の豊かな風景の中心をなす和田掘給水所は、神田川や玉川上水、淀橋浄水場などともに水道歴史に重要な施設と位置付けられているようだ。
 ダイタラボッチの痕跡は、今はない「代田橋」、「代田半島?」を思わせる地形にあると言うことらしい。街区案内板だけでは、その立体的イメージを思い描くのは難しい。
そこで役立つのが、古地図。今の地図にはない地形的な情報は、大正や昭和の初期の地形図に表れているからである。
この日も、近くにお住まいの方に取材、お聞きする際に古地図が使われた。
 (古郷せたがやヴィジョン研究会でも、古地図をベースに「探訪」を行っていますが、新たな発見ができるものなのです。)

鉄道開発後の昭和初期や、高度経済成長期後の都市化によって、住宅や道路、水道・下水道、送電線鉄塔など現代社会のインフラ整備によって、ダイタラボッチの痕跡探索は柳田国男の時代に比べ、更に難しくなっていると言える。
 過去の地図や映像、この街歩きを支援する情報技術なども駆使しなければ柳田国男のイメージを膨らませることは至難である。右映像は、小さな川が流れていたと言う線形を追う参加者、調査隊。
2008/06/17のBlog
今は曇りです。
先日(6/15)の古郷せたがやヴィジョン研究会の「古郷せたがやと地球温暖化」セミナーは、その前日から良く晴れわたりました。
 セミナーは、主催者の狙いのように、中高生の子供がお父さんを連れて多数の参加者を集めるまでには至りませんでしたが、「脱ヒートアイランドを目指して」のゼミ形式のような梅干野(ホヤノ)先生の講演では、一般ではなかなか知ることのできない画像、映像を紹介して戴き、参加者も興味津々のようでした。

 映像保存再生の会では、セミナーが午前中であることから、前日から準備作業のために三軒茶屋キャロットタワーに出向く予定でしたが、そこにあの「緊急地震速報」。
 災害ボランティアコーディネーターの会では映像担当でもあることから、この状況では「地球温暖化」よりも「災害報道」に注意することなりました。右NHK映像は、緊急地震速報が初めて効力を発揮した場面です。報道番組の中であったこともあり、訓練のニュースかと思ってましたが、「これは訓練ではありません」と言っています。隣りの部屋からテレビの音に気付いて、この画像を収録して十数秒後だったでしょうか、東京三軒茶屋でも震度3で揺れ始めました。「ウォ~、・・・」
 テレビでは、ヘリコプター空中映像で次々に現場映像が送られてきました。震源が都市部から離れていることもあり、昨年の能登半島地震(20070325)や4年前の新潟県中越地震(20041023)の山古志村の様相であることまでを確認し、「街に出る」。
 暑いくらいの日差しになっている。三軒茶屋キャロットタワー前の広報掲示板に貼ってある明日のポスター前では、若者が何かのチラシを街ゆく人に配っているが、古郷ヴィジョン研究会のポスターに気づく人は少ない。ポスターは最大10日間しか市民団体には許されていないが、小さなポスターに足を止めて見てくれた人がどれ位いたのか?…。


seCOGO第1回セミナーは、講師先生の「熱」意から会場予約時間一杯まで延長して、質問等にお答え頂きました。映像保存再生の会では、ヴィジョン研究会の依頼で講演の様子を記録させて頂きました。研究会では、今後の公開活動等でも一部紹介できればと考えられています。映像再生の意義ある利用なのでしょう。
 また、研究会では、第2回セミナー「地域風景資産探訪とマップ作り」のオリエンテーション・説明会の告知が、右画像のように発表されました。
2008/06/07のBlog

梅雨に入りましたが、今日は朝から天気が良い。
東京都庁からの「災害時徒歩帰宅訓練」を記録するつもりで、三軒茶屋の丸山公園内の臨時エイドステーションから隊列を向い入れるため、自転車で大山道(R246)を都心に向かった。しかし、避難ルートでの隊列を発見することできず、代々木公園に辿り着く。
そうか、エコライフ・フェア2008とNHKのSave the Futureのイベント日で、こちらにたくさんの人が集まっている。渋谷NHK入口横では、エコライフ・フェア2008のゲートがあり、会場マップを見れば、企業を含めた多くの団体が出展している。ゲート入って直ぐのブースは、渋谷区が構えている。水蒸気の気化熱で、都市を冷やすアイディアをブース全体で表現。古郷せたがやヴィジョン研究会の賛助団体せたがや古道研究のA氏も、環境行動で、この渋谷区ブースに参加されている。

少し進んで、環境メッセージ展と謳ったブースで、写真撮影を促される。芸能人他有名人に交じって、一般の方が各人の思いを伝えている。ここは、来週の古郷せたがやヴィジョン研究会のイベント告知させて頂くことにする(明日来場の場合は探してみて下さい)。

渋谷区ブースではポスターを貼らせて戴いたが、世田谷人限定である必要は何もない。

代々木公園の横にあるNHKでは、今頻繁に"Save the Future"のメッセージを出している「地球エコ2008」のイベントが独自に行われている。こちらは、武蔵工大や慶応・早稲田他の都内の大学で環境問題を取り扱うゼミや教室が多く出展。
エコカーや自転車発電もあるが、地方に本部があるNPO「地球映像ネットワーク」は、映像保存再生の会とも関係深く、ご挨拶。また、どこのブースであったろう、代々木公園で「田んぼの学校」を開いて、子供たちとこの数年お米作りを行っているNPO「響」とも歓談。7月からの「風景資産探訪とマップ作り」でも、せたがや周辺として取り上げたいと思う。

NHKの報道や番組をよくこのブログで取り上げさせて戴いている。
視聴料を支払っており、スポンサーの顔色を窺うことなく番組を制作する国の協会に、映像保存再生の会として関心があるからでしょう。
NHKの番組紹介で、最近よく耳にする歌「懐かしい未来」、右写真の大きな看板で初めて知ることができた。坂本龍一氏がプロデュースでalan(アラン)の歌。alanは、中国四川省出身のチベット民族で、昨年7月解放軍中国芸術学院声楽科(先輩に女子十二楽坊)を優秀な成績で卒業したとHPにある。歌唱力があり、中国の最近の話題と密接に関係する。
NHKのみならず、国民皆注目するに十分である。

NHK放送技術研究所(世田谷砧)の公開日報告(ココ)とともに、NHK自身が紹介する映像をココに紹介し、明日(6/8)の番組も注目したいと思う。

20080610リンク変更
2008/05/31のBlog

今週は哀しい雨がよく降った。
梅雨には入っていないはずなのに。

先週の土曜日(5/24)、北沢川文化遺産保存の会主催で「戦争経験を聴く会、語る会」が下北沢近くの小学校を利用して行われました。この会では、昨年12月に坂口安吾記念する門柱を北沢川とこの小学校の傍らに移設したりするなど活発な活動を行われています。「邪宗門」と言う喫茶店の店主とママさんの処にこの会の拠点・事務局があり、メンバー他が集まりやすいからかもしれません。右映像記録は、この「戦争経験を聴く会、語る会」からで、聴くばかりの聴衆ではなく語る人も集まり、当時のことが直に聞くことができてたいへん有意義なものでした。
雨は、この会が終わる頃より、冷たく降り始めたのです。


この日(5/29)、葬儀で田舎に。やはり冷たい雨でしたが、早朝の散歩に犬と出かけました。
宿先近くの丘にある大規模公園には、25年前の置県100年「新世紀博覧会記念」とする飛翔する若人の銅像の塔の傍らに、タイムカプセルが埋められていました。せたがやの近くの公園の小山には、25年程後の区政100年記念に開封するタイムカプセルが埋められていますが、ここでは50年ではなく100年後(2084年6月)に開かれるようです。子供の時埋めたとしても、本人が見ることはない。後世のためなのでしょう。



今日は、拠点づくりファンド公開審査会。古郷せたがやヴィジョン研究会は、昨年に引き続き申請していましたが、今年も「確認書」の問題で残念ながら公開審査されることはありませんでした。
しかし今年は、行政の担当者との協議が少し進んだと言えるかもしれません。先週の金曜日には、この審査会前の最後の協議に、担当課長・係長に「市民活動支援コーナー」に出向いて戴いて、説明会まで行うことができたのですから。写真は今日の公開審査会場前風景ですが、協議していた区の部署も、この分庁舎に入っている。


先ほど、テレビで映画「県庁の星」が放送されていました。Y県庁の産業振興課に勤める県庁の星である主人公(織田裕二)が、民間のスーパーに派遣されることからくる悲喜劇で、一昨年の公開時には興味はなかったのですが、ケッコウ面白くちょっと感動的です。
テレビからの右画像は、主人公が県庁に戻り、生活福祉課に自らの希望で異動し、大開発プロジェクトの予算削減案(プランB→A)を提案する県の委員会でのシーン。 主人公に心動かされた知事(酒井和歌子)は、プロジェクト推進の中心である県議会議長 (石坂浩二)をたしなめることになるのです。

わが区も人口から言えば、この県レベル。区役所の星、登場(出現)を願いたいものである。
2008/05/24のBlog
[ 08:51 ] [ 空中映像/リモセン ]


今は晴れている。しかし、ピンポイント予報では、午後3時くらいからは雨が降ってくるようです。

先週ここでのブログ記事を作成中、サーバーが突然ダウンしたようで、月曜の早朝までVoluntary.jpは、"Service Temporarily Unabailable"(サービス一時不能)を表示したままになりました。記事の構成は、4枚の写真で「四川大地震と古郷せたがや」について書き込んでいたのですが、、、。2日も経っては、状況が刻々と変わる(新情報が入る)災害現場のコメントは古くなってしまう。昨日の報道では、四川省内だけで死者55,000人、行方不明者25,000人ほどであると言う。中国の事情を考慮すると100,000人規模になるのでしょうか(関東大震災(1923.9)は14万人)。

ここで、ボランタリーライフ.jp事務局に苦言を呈すれば、3月までの運営(NTTデータ)と同じように、素早い「お詫び」と「障害報告」などの対応をお願いしたいものです(NTTデータクリエーション株式会社様)が、どうでしょう。

さて今週は、昨日(5/23)のNHKニュース(千代田区都市計画審議会)からの右映像の話題を取り上げたい。
地球温暖化に対する自治体の取り組み(CO2削減)としては全国初、都市計画審議会で決定されたと言う。千代田区は国の官庁・大企業が多いと言う土地柄からでしょうか。その意味で、政令指定都市を除けば全国一の人口を抱える自治体せたがやでは、この土地柄にあった施策が求められるのでしょう。自治体と言えば、東京都はどうかと思えば、東京都環境審議会において、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)の改正についての答申が昨年度末(平成20年3月)に行われているようです。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2008/03/40i3v100.htm
注目されるのは、「環境確保条例の改正による新たな制度の構築は、様々な事業の構築、事業者やNPO等との連携など、総合的な気候変動対策の推進の一環として位置付け」ていることです。
古郷せたがやヴィジョン研究会の提案「古郷せたがや地理空間情報館(設立準備室)」をSEPARA他協力団体と応援していますが、産業振興の面からも行政でも検討してもらいたいものです。

SEPARAでは、来月父の日のイベント「古郷せたがやと地球温暖化セミナー」に協力することになっていますが、一昨日(5/22)、(社)日本リモートセンシング学会の学術講演会の中で、2008年度冬季に打ち上げられる予定の温室効果ガス観測技術衛星GOSAT(Greenhouse gases Observation SATellite)の紹介と現在までの研究他の状況説明の講演がありました。地球温暖化については、元米副大統領ゴア氏(ノーベル平和賞)の「不都合な真実」(配給 UIP映画)、が余りにも有名になってしまいました(このブログや前ブログでも今まで取り上げてきました)。ノーベル賞は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル、Intergovernmental Panel on Climate Chage)ともにの受賞で、日本の国立環境研究所や東京大学気候システム研究センター、地球環境フロンティア研究センターなどの研究者が第一作業部会で活躍されていると聞きます。
右写真は、上記GOSATに関する観測シミュレーション画像(CO2鉛直断面分布)の発表風景で、若い女性研究者が"熱く"語っておられました。

この講演会の傍らでは、企業展示もありました。
右画像のように、中国四川大地震発災後の衛星写真、画像の展示もありました。震源と成都の位置がポイントで示されていますが、実際の震源域は300kmに渡り画像の右上(北東)から左下(南西)の広い範囲であり、この特徴的な地形と密接に関係するものです。成都も十キロ以上の範囲であり、昨年の中越沖地震や3年半前の中越地震での地域中核都市の長岡市に対応できる位置になるのでしょうか。

東京都や千代田区の動きは、世田谷や周辺の地域にも今後波及してくるのでしょう。
行政マンが職務・職責を果たそうとすると、自部署・課の課題解決に一生懸命になり過ぎて、他部署や上位自治体・国家施策にまで意識が回らないかもしれませんが、休みの日など区民の目線で区HPやイベントに参加してみることが必要かもしれない。

行政に求めるばかりではいけない。地域住民、NPO他、民間の役割でしょうか。