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ふぉーらむ日記
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2011/03/11のBlog
第1回市民社会講座「社会とワタシの関係学」は多様な方にご参加いただき、学び多き場となりました。

さて、今回はその第2弾「そうだったのか!市民社会~消費者から当事者へ~」
を開催します。病院医療、クレイマー、教師訴訟問題、NHK受信料など、身近
なテーマを通して「市民社会のあり方」について考えて見ませんか?

同日開催18:00~21:00開催のトーク交流会「若者が変えるまちの風景」に
も併せてご参加ください。


~~転送歓迎~~


□■講座「そうだったのか!市民社会~消費者から当事者へ~」■□

神戸女学院大学教授の内田樹氏は『街場のメディア論』の中で、次のように述べています。

市民社会の基礎的なサービスのほとんどは、もとから自然物のようにそこにあるのではなく、市民たちの集団的な努力の成果として維持されている」にもかかわらず、クレイマーという人たちには「身銭を切って、それを支える責任が自分たちにはある」という意識がない。「市民の仕事はただ『文句をつける』だけでよい」「批判さえしていれば医療も教育もどんどん改善されてゆく」と考える。(『街場のメディア論』光文社新書)

これらの状況を乗り越え、個人の社会参加意識を取り戻すために、私たちには何ができるのでしょうか。
病院医療、クレイマー、教師訴訟問題、NHK受信料など、身近な事例を通して一緒に考えてみませんか?


【日時】2011年3月26日(土)15:30~17:30
【場所】みのお市民活動センター 会議室
【内容】身近なテーマを通して市民社会について考える講座
【対象】テーマに関心のある方ならどなたでも
【参加費】無料
【定員】25人
【申込締切】3月23日(先着順)
【講師】直田春夫
(特活)市民活動フォーラムみのお理事長、(特活)NPO政策研究所理事長。
(特活)みつや交流亭監事。他に、みのお市民まちなみ会議、公益信託みのお山麓保全ファンド等の活動を通してまちづくり活動に携わる。近年は、地域自治、自治基本条例策定等、公共政策の研究を通して地域ガバナンスの実現をめざす活動にも携わる。

【主催・申込先】みのお市民活動センター(担当:松木)
 TEl:072-720-3387 FAX:072-720-3387
2011/03/10のBlog
[ 19:38 ]
右の写真は何かわかりますか?

これは、日本理化学工業株式会社から発売されているダストレス(粉の出ない)チョーク「キットパス」です。ガラス面などに描けて、水拭きで消えるという優れ物です。http://www.rikagaku.co.jp/items/iroiro.htm
先のアメリカン・エキスプレス・アカデミーの研修の中で、日本理化学工業株式会社の大山泰弘氏のゲストスピーカーセッションがありました。

日本理化学工業株式会社は、『日本でいちばん大切にしたい会社』という本でも紹介された会社で、知的障害者が全社員の7割という、障害者雇用率の高い会社です。

50年ほど前、地域の養護学校の先生が、2人の知的障害者を卒業後に雇ってほしいとお願いに来られて、最初は断っていたのですが、熱意に打たれて、2週間だけの工場就業体験という条件で受け入れたそうです。しかし、体験期間中に、とても幸せそうな顔で一生懸命に働く障害者2人の姿を見て、他の社員が感動し、当時専務だった大山さんに「2人を雇ってあげてください。2人にできないことがあれば私たちがみんなでカバーしますから」と社員全員で懇願したそうです。
そこから障害者の雇用が始まり、彼らの理解力に合わせて作業工程を変えたところ、一生懸命働き、売り上げも落ちなかったそうです。
日本でいちばん大切にしたい会社は、日本でいちばん社員を大切にする会社なのかもしれません。

そんな感動話とともに、キットパスチョークの素晴らしさを職場のスタッフに紹介すると、次の日、私のロッカーがこんな事態に・・・・。


えっと・・・これは、大切にされていると、受け取っていいのかな?

落書きは水拭きで簡単に消えましたが、心のモヤモヤはなかなか消えない私でした。


2011/03/07のBlog
[ 18:57 ] [ フォーラムみのお後援・協賛事業 ]
事務局長のお出かけ日記

3月恒例の市民芸術祭が、メイプルホールで開催されました。
今年で第6回目を迎える市民芸術祭。たくさんの市民の協力で開催されています。
「レビュー ペールギュント」の題目どおり、レビュー形式になって3回目になりますが、音楽も生オケが入り、たっぷり芸術に浸る2日間です。

市民活動フォーラムみのおも協賛しており、パンフレットに広告を掲載して、応援しています。
(%ニコ男%)サポーターとの関係も見習う点がたくさんあります。
サポーターの出番を作る点に関しては、とてもいいイベントです。

舞台裏では舞台監督助手、衣装製作や着付け、ケイタリング、ロビーでは受付、会場案内、コーヒーやケーキの販売コーナーの運営など、さまざまな人の協力で成り立っています。(写真は、センターで手づくり市を開催している手づくりの会のメンバーによる販売コーナーの様子です。)


舞台芸術に興味ある方は、ぜひ芸術祭のサポーターに登録してくださいね

2011/03/06のBlog
[ 19:05 ] [ スタッフお出かけ日記 ]
マツキです。
3月3日~5日は、東京にて実施された「アメリカン・エキスプレス・アカデミー2011 NPOリーダーのためのリーダーシップ育成プログラム」(主催:日本フィランソロピー協会・共催:アメリカン・エキスプレス財団)に参加しました。
参加者は全国から集まった20代・30代のNPO職員(20人)・行政関連団体職員(4人)です。

講座とグループワークが中心で、朝から晩までほとんど休みなく、リーダーシップ論、アメリカのNPOの現状、ロジカルシンキング、ソーシャルメディア・マーケティング、モチベーションマネジメント、経済思想、営業戦略、などなど、様々なテーマで第一線で活躍するゲストから学びました。

さらに、初日に「仮定のNPOを作り、重要な社会的課題を解決するための企画を立案し、企業のCSR・社会貢献担当者へ提案をする」
という難題を与えられ、最終日のプレゼンに向けて、夕食後は深夜までグループごとに企画を詰めて発表準備をしました。

最終日の早朝にあったフィールドワークでは、ホームレスの仕事をつくり、自立を応援する雑誌『ビッグイシュー』を新宿駅周辺の路上で販売しました。1時間で売れたのは2冊(+電車内で偶然会った講師の知人に1冊)。声のかけ方や立ち位置、見せ方をいろいろ試してみて、買ってもらえた時は本当に嬉しいものです。

販売体験の後は荻窪のアメリカン・エキスプレスのビルに移動して、3日間で立案した企画のプレゼンです。IT、金融、サービス業界CSR担当者の方々に向けて、私たちのグループは、学生と商店との連携による独居老人のサポートプランを発表。私はプレゼンを担当させていただきました(パワポ作成や予算の算出は他のメンバーにお任せしていたので)。他の班も、ペットの殺処分予防、学校給食を活用したレストラン、保険サービスとリンクした森林保護のプランを発表していましたが、3日間で作ったとは思えない発表でした。人間、追い込まれれば、否、チームで力を合わせれば何でもできるものですね。

プレゼンへの講評と修了証をいただき、それぞれの振り返りを共有した後は、皆別れを惜しみつつ、それぞれの現場へ帰って行きました。研修の終わり際に、フィランソロピー協会理事長からの一言「『(この研修で)変わった』なんて自分で簡単に言わないでください。人に『変わったね』と言われて初めて変わったことになるのですよ」 なるほど。

怒涛のような3日間でしたが、なかなか普段はできないような体験をして、出会えないような人と出会い、刺激的な研修でした。

備忘録を兼ねて、この研修で印象深かったメッセージを共有します。

・リーダーシップはリーダーだけでなくメンバー全員に求められるもの
・「人間には利己的な部分と利他的な部分があり、利他的な部分でビジネスをすること」 byムハマド・ユヌス(グラミン銀行)
・「①ITリテラシーが高く、②ビジネスのプロフェッショナルで、③NPOの外で共感する仲間」を味方につけることはNPOの課題であり、これらの条件を備えたフリーエージェントは、ツィッターなどのソーシャルメディアで獲得できる典型的な層。
・機関車モデル(先頭だけが引っ張る)から、新幹線モデル(全員に駆動力がある)の社会/組織へ
・自責スタンス・・・他責(○○が悪い、誰々が悪い)ではなく、問題を一旦自分の責任の範囲に引き受けて、問題に対する主導権を握る
・期待値(強み)で始めた事業より、共感値(弱み)を集めた事業の方が継続して支援してもらえる。
・1人ひとりの背景に、欠かせないドラマ・歴史・大切に思っている(思われている)人がいる。


上記のメッセージが今後の私の行動に反映されているかどうかは、・・・・・・皆さんの審判に委ねます


2011/03/03のBlog
[ 19:13 ] [ センター事業 ]
センター事業

3月3日雛祭りの日の午後、恒例の会計決算講座が開催されました。

今回の決算講座は、6月に開催した入門講座を受け、会計担当者としての心得や日々の会計の管理の最終作業として、1年を通しての団体の姿を、お金の動きの中でいかに分かりやすく報告するのかを考えてもらうことがねらいです。

ゴールにあたる決算書の在り方について説明し、実際の会計帳簿記入も体験してもらいながら、自分たちの団体の会計のあり方を考えてもらえたと思います。
 
講座の時間のほとんどを、ワークシートを使って、実際に日常的な会計の入出金から決算までの過程を、簡単な会計作業をしてもらいながら、決算書類の作成をしていただきました。

電卓をたたきながら、参加者の皆さんはお配りしたシートとにらめっこして、収入・支出を記入したり、勘定科目の振り分け作業をしたり、事業ごとにさらに仕訳をしたりと、もくもくと作業をされていました。

参加者の中には今年度の市民活動補助金の交付を受けて事業を展開している団体の方も複数受講されていました。

 この講座を受けることで、これからの事業報告にも役立てていただければと思います。