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オルタナティブ道後★三津
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2008/09/10のBlog



松山選考会で選出された小松卓司さんの作品「アポトーシス」が巡回を目前に控え、実行委員会は、「アポトーシス」がパワーアップするために何かサポートできればと思い、ダンスを行っている人たちや実行委員会メンバーに呼びかけをし、DANCE STUDIO MOGAさんのスペースをお借りして、先週末9月7日にクリティカルレスポンスを実施しました。
この日参加して下さった方は13名。お忙しい中、集まっていただきありがとうございました。
作品を見たあと、みんなで円になって座り、作品の印象や感想をそれぞれ話し、アーティストの小松さんが参加者に聞きたいことを話し、今の作品の課題について参加者全員でクリティカルレスポンスのステップを踏みながら質問や意見を述べていきました。約1時間半の熱い作品についてのトークでした。しかもいつもよりも繊細なアプローチで作品に踏み込んでいくプロセスはとてもアーティストの小松さんにとっても貴重なことだったと思います。参加者の問いかけに熱心に耳を傾けている小松さんがとても印象に残っています。
是非、これをきっかけに作品がよりよくなるよう、期待しています!
(kaid)

2008/09/09のBlog
[ 11:25 ] [ 思考の交流 クロストーク@アーツ ]
この夏3つのフェスティバルに出演するというありがたい機会を得た。

7月6日「第29回現代舞踊フェスティバル」(新国立劇場 中劇場)~地域文化の華、一同に競う~全国から舞踊家が集い「現代へのメッセージ」という1つのテーマで発信するというものと、8月10日「ダンスの時間 Summer Festival」(LOXODONTA BLACK 大阪・阿倍野)と8月24日「四国洋舞合同公演 ブルーフェスティバル2008 in 愛媛」(愛媛県民文化会館 メインホール)の3つだ。

東京・大阪・松山と場所も規模も違い、それぞれに思い出深い貴重な経験だったが、特に「ダンスの時間 Summer Festival」は印象に残るものであった。

「ダンスの時間」は批評家の上念省三氏、ダンサーのサイトウマコト氏、演劇人の中立公平氏という異なるバックグラウンドを持った3人のプロデュースによるもので、2002年9月の第1回公演から今回で20回目となる。私は2年前に「ダンスの時間11」に出演させていただいた縁で今回の出演となった。

今年の「ダンスの時間 Summer Festival」は8日間・17公演・30組というビッグなイベントになったが、一時は大阪府の「財政非常事態宣言」のあおりで昨年もらっていた助成金が白紙になるなど危機的状況もあったようだ。しかし関西を中心とする一線のダンサー達が集結し、実りのある企画となった。


8月8日夜リハーサルのためLOXODNTA BLACKに入る。
大阪・阿倍野の商店街をちょっとはいったところにその小さな劇場はある。
観客は60名もはいったら満杯。床も壁もBLACKで暗転になれば本当に何も見えなくなる。
その小さな劇場は小さいことが決して悪いことではないと教えてくれる。アイディア次第で作品のイメージを自由に追及できる。それにはしっかりサポートしてくれるスタッフが必要だが、担当は伏屋さん。2年前にもお世話になってとても信頼がおける。とにかく出演者の多様な注文を叶えようとしてくれる。仕事が出来る。
映像、音響、照明をチェックをする。チェックをしているとプロデュースの上念さん登場。作品を観てもらう。久しぶりにお会いしたので、関西のダンス事情など聞いてみる。
財政難のあおりで大変なこと(ダンスの拠点の1つだったフェスティバルゲートの閉鎖など)もあったようだが、それでもぼつぼつ若い表現者のグループも生まれているようだ。結局急にダンスを取り巻く状況が好転するとは思えないが、こつこつ小さなことでも続けていくしかないとおっしゃる。本当に同感。その続けていく意味をしっかり後日感じることになる。

8月9日昼夜2公演6作品を観る。
即興ライブで何回かご一緒したことのある安川晶子さん、岡登志子さん率いるアンサンブル・ゾネ、H・アール・カオス出身で今回関西デビューの関典子さん、松山にも来た事のあるモノクロームサーカスの双子の未亡人、FUPRO-jectのトリオ、森美香代さんの6作品。
贅沢な時間だった。それぞれが自分の世界をきちんと描ききり一歩も引かない感じ。
熟練の味から新鮮な感性。 
ショーケースの醍醐味だ。
もともと「ダンスの時間」は1つの公演の中で4組のダンサーの作品を提示し、その「多様性」に直面することで観客も出演者も何らかの刺激を受け(与え)ることを目指している。

公演後興奮も冷めないまま打ち上げに誘われる。
出演者の方達や上念さんとの語らいに時間を忘れる。
お互いを認めあった空気感。貴重な時間だ。
本当は明日は自分の番だと思うと気が気ではなかったのだが・・・


10日朝リハーサル後、昼夜公演を踊る。
今日のメンバーは京都のディニオス(8人のグループ)、最近改名されたザビエル守之助さん、近大出身の若手4人のグループO九、私と尼崎のダンサー村上和司さんとのデュオの4作品。
今日もアプローチの仕方が全然違う作品がそろった。
アンケートにも多数そのような声が上がる。


以下公演内容について詳しく知りたい方はチェックしてみてください。
上念さん レビュー 
http://jonen.txt-nifty.com/dnp/

今年は「ダンスのお話の時間」「ダンスのビデオの時間」「ダンスのワークショップの時間」が加わった。


この大阪3日間で得たものは多い。
自由で温かい気持ちになる。

松山でもこのような刺激的な企画をと思う。
まずは上念さんの「ダンスのお話&ビデオの時間」などはどうだろうと考える。
実現する日を夢見て・・・・・


(nao) 
2008/08/31のBlog
8月19日、三津駅舎がとうとうなくなってしまいました。
もう駅舎の姿は記憶と記録の中だけ。

三津駅舎の最期の姿を写真作品として広く一般から
募集し、8月10日、アート蔵にて「三津駅写真展@
アート蔵」を開催しました。
遅くなりましたが報告です。
これは写真展入口「アート蔵1日三津駅舎さん」の図→
三津に住む人、駅舎を利用する人、企画を知って
三津駅舎に訪れた人、様々な人が、それぞれの思い、
視点、愛着を持って、たくさんの素敵な写真を撮ってく
れました。
展示しきれなかった写真も、今後、「三津駅写真展
@木村邸」にて継続展示します。ご了承下さい。

ご来場いただいた方も、他の人の視点で見る駅舎は
いつものそれと違っていて、駅舎を再認識するきっかけ
となったようです。
また、三津の町への興味にもつながったようです。

ここで少し、来場者アンケートの感想を紹介します。
○三津駅舎を様々な角度から見ることができ、感動した。
○写真展を見て、なつかしく思い、もっと奥深く三津のこと
 を知ってみたい気持ちです。
○何気なく見ていた三津駅舎ですが、無くなる前に細部
 まで気をつけてみることができたし、歴史について思い
 を巡らすことができてよかったです。
○何気なくみてきた三津駅舎ですが、とてもいい感じの
 建物だと再認識しました。新駅舎も含め、三津のいい
 ところを発信してほしいと思います。
○三津駅は前を通ったことがあるだけで、利用をしたこと
 はないのですが、写真を見て、三津駅から電車に乗って
 みたかったなと思いました。
○あんまり、来た事のない三津駅だったけど、なんだか
 なつかしい感じがしました。皆がとった写真を見ると、
 本当に愛されてるんだなと思いました。
○あまり利用したことはないけれど、ふと目に入っていた
 三津駅舎がなくなるなんて・・・信じられませんでした。
 今更ながら名残惜しくて、今日きました。
 老朽は仕方ないかもしれないけれど、全国的にめずら
 しい木造駅舎は改築しながら残してほしかったかな。
 とりこわし・・・とはちょとつらい言葉です。
 そして願うのは、次の駅も、今日の写真のようにさりげ
 なく私たちを見守るような、地味でもいいからあたたか
 い駅舎でありますように。
 今日、帰りに三津駅を利用して帰ります。
○このように、記録として残してもらえる三津駅舎はすごい
 幸せだと思う。 愛着のわく設えに好感がもてた。
お昼を過ぎてから、大きな容器をもったお客様が
いらっしゃいました。
中から、三津駅舎の焼き物が!!
ぼっちゃん列車も!?

三津駅舎を作ってくださった相原さんとその娘さん。→
本当にありがとうございました。

三津の町を大変気に入ってくださった相原さん。
「三津に残る良い建物を他にも焼き物にしていき
たいな~」、とうれしいお言葉。

この三津駅舎の焼き物は、今後の木村邸での
写真展にて同時展示します。
10日に見逃した人も、ぜひご覧下さい。

(yoshiko)
2008/08/26のBlog
[ 18:35 ] [ 思考の交流 クロストーク@アーツ ]
ここ数年、中沢新一氏の本をよく読んでいるわたしは、最近刊行された「対象性人類学Ⅱ 狩猟と編み籠」も漏らすまいと読んだのでした。この本は多摩美術大学にある「芸術人類学研究所」が発刊するもので、「カイエ・ソバージュ」シリーズの「対象性人類学」の続巻という位置づけになります。
写真 左が「芸術人類学」、右が「対象性人類学Ⅱ 狩猟と編み籠」
それにしても、中沢さんは目のつけどころが違いますね。内容はこれから読まれる方がいるかもしれないので、深く触れませんが、人類最初のアートが生まれた場所、イニシエーションの場所である「洞窟」と、現代の総合芸術である「映画」が結びつくなんて!さすがです。
映像で表現活動を行っている人は、参考になるかも・・。
グラフィックデザイナーという立場で、カコアというアートの団体に参加している身としては、最終章の「映画的構造」(こちらがアート)「テレビ的構造」(こちらがデザイン)など当てはまるのではないか、いや、この両方を自由に行き来しながら取り持つのがデザインではないかと、いろいろ考えさせられました。
中沢さんの本は1冊読んだだけでは、よくわかりません。ということで、この際コマーシャルしておきましょう。右の写真の5冊は「カイエ・ソバージュ」シリーズ。この本を読んでおけば、最新刊の「狩猟と編み籠」も理解しやすくなります。
続いて「アースダイバー」「精霊の王」「緑の資本論」「フィロソフィア・ヤポニカ」これらの本も様々な部分が「カイエ・ソバージュ」シリーズと結びついています。

それにしても壮大です。これだけ読んで、ようやく中沢さんの考えていることが、少しずつ結びついてきて、おぼろげながら見えてきた気がします。

本を読む場合、細かく「重箱の隅をつつく」ように読まれる方がいらっしゃいますが、中沢さんの本は、これを1冊だけ読めばいいという本はなく、本をまたいで解説をされている場合が多いので、多く読めば読むほど、様々なものが結びついてきて、非常に感動できます。(すごくコマーシャルになっていますね。このコーナーでアフリエイトできればいいのに-笑)
最初に読まれる方は、新書で「憲法9条を世界遺産に」写真右(爆笑問題太田光との共著)、「イカの哲学」写真左(波多野一郎の哲学を紹介)、というのもあります。話題がひろく一般的な内容なので、読みやすいかもしれません。この2冊も「憲法9条を世界遺産に」の言葉足らずだったところが、「イカの哲学」で説明されているという部分があるので、両方読んだほうがいいでしょう。

それにしても、すごくコマーシャルしてしまいました。
これから読書の秋。秋の夜長を、有意義に過ごしたいものです。

藤岡でした。
2008/08/22のBlog
三津駅舎跡。
コンクリ基礎がほとんど掘られています。
駅ホームも一緒にくずしている模様です!
そのコンクリ廃材がショベルカーのまわりに山積みされています。
明日、明後日で更地になる可能性大です。
(ido)
2008/08/19のBlog
[ 19:24 ] [ ◆三津浜永遠回帰 ]
70年間、三津のシンボルとなっていた駅舎が、跡形もなく解体されました。
その過程は、後日、作品となって、皆さんのまえに現れます。

(norio)
解体に使われた重機の一部。
2008/08/15のBlog
[ 18:24 ] [ ◆三津浜永遠回帰 ]
昨日、今日と、三津駅舎の写真を撮影しました。

もうこの駅舎を見ることもあとわずかです。

かつてのホームの部分には屋根もありません。

駅舎は太陽に晒されています。

kaid
2008/08/14のBlog
[ 23:55 ] [ ◆三津浜永遠回帰 ]
『三津浜解放!!年に一度の自然現象的無料ライヴ&ダンス!!』

三津浜出身BABYLON CITY経由で未来世紀メキシコに辿り着いたコヤマンタド&EKDの2人が提唱するマイ・ジェネレーションな盆踊り今年も開催!

http://blog.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendID=1000619541&blogID=422496339
場所は、平成船手組会長の瀬村さんの製材所倉庫。
ライブにぴったりの空間です。
松山市内各地からはもちろん、三津の地元の人も参加して、大賑わいでした。





(norio)
[ 23:47 ] [ ◆三津浜永遠回帰 ]
8月14日水曜日。
昨日の突然の解体工事開始から一変。
特に動きはありませんでした。
巨大な積乱雲が駅舎の背後を覆っています。
この日の夕刻、松山圏域に大雨警報が発令されました。
でも、三津には雨は降らずです。


(norio)
2008/08/13のBlog
[ 23:21 ] [ ◆三津浜永遠回帰 ]
8月13日水曜日、駅舎の解体が始まりました。
午後、取材に駆けつけたfujiokaさんのレポートと写真です。
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わたしも先ほど、駅舎に行ってきました。
まだ、駅舎の全体は残っていますが、内部や、外部の付属しているものは壊されつつあります。
ファサードも写真のような状況です。

写真をとっていると、おばあさんが「残念だ」と話しかけてきました。
感無量になったのか、目頭を押さえられていました。
現場の方の話だと、来週月曜日に足場を組むので、
本格的な(骨組みなど)解体は、おそらく火曜日になるだろうとのことです。

推測ですが、明日は壊せるところまで壊し、骨組みだけ残しておき、お盆休み後、足場を作って、重機を投入(月もしくは火曜)という感じです。
2008/08/11のBlog
[ 00:10 ] [ ◆三津浜永遠回帰 ]
8月10日(日)三津花火大会の日、アート蔵・木村邸・鯛やによる連携プロジェクト「三津駅舎さよならプロジェクト」を開催しました。
その速報を写真でお知らせします。

まずは、アート蔵での「三津駅写真展」です。
木村邸の「カフェ」です。
鯛やの「わが家のイヨテツ物語」です。
8月10日現在の駅舎です。
正確な情報ではありませんが、取り壊しまで、あと数日と思われます。


(norio)
2008/08/10のBlog
8月10日、三津駅写真展@アート蔵、 お越しくださった
みなさま、ありがとうございました!!

ナツナツナツ。
三津は今年も暑い暑い。

写真展では、三津駅をテーマとして一般の方が撮影
した写真の数々を、アート蔵に展示しました。
11時のオープンから次々と来場者が!!!
(すごーい!パチパチ☆)

撮影者たちが見つめた三津駅の姿。
あらためて、いま何をおもうでしょうか。
なお写真は今後、木村邸にて展示いたしますので
こちらもお楽しみに。

8月10日の模様は引き続き、upしていきますので、
ゆるゆるお付き合いください。

まずはご報告まで。

(mi)