ユニ育ライター こがにです♪

ユニ育な毎日というのは、どちらかというと・・・
寄付をするよりも、されることのほうが多いのが現実です。
人からの行為は本当にありがたいのですが、自分にも何かできるはず??
そう思いながら、ユニ育ちゃんと自宅でのんびり過ごしている毎日です。

ありがたいことに、今はインターネットが当たり前の時代。
私がブログを始めて、もうすぐ4年ほどの月日が経ちますが
この間に、ネット事情というものが大きく変化していることを実感。
特に「ネットオークションの売り上げを寄付」「クリック募金」のように、
自分の行為と社会とが瞬時につながるような寄付活動が急増!
自宅にいながら気軽に寄付する人になれちゃうのが・・なんともうれしいです♪

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例えば、クリック募金を集めたサイト。
できた当時は、確か障害者や難病に関するものはわずかだったのに
今は、障害者スポーツの普及や盲導犬に関するものまで多種多様。
モバイル対応のクリック募金もでき、ますます活動が広がっているようです。

また、「ココロスキップ」が提案している点字名刺プロジェクトのクリック募金は、
名刺に点字を入れる活動を広めていると同時に、点字図書館への寄付も行われるというもの。
障害者の就業環境をさらに向上させ、広報もしながら寄付をするというこのクリック募金は、
企業とタイアップするだけの活動から、ちょっとずつ変化していることを感じます。

障害児者に関わるNPOなどは、どこも資金難であることが悩み。
これからは、こうしたクリック募金の活動もさらにパワーアップしてくるのかもしれません。

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一方、クリック募金のような手軽さはないものの、
着実に注目されているのが、「TABLE FOR TWO」の活動
これは、この活動に参加する企業の社員食堂やレストランでTABLE FOR TWOの健康基準を満たす食事をとった場合
1食につき、20円程度がTABLE FOR TWO に寄付される制度。
この寄付により、開発途上国の学校で給食が配給されるというものです。
エネルギー量を抑えたヘルシーメニューを取りながら、寄付までできちゃう、まさに一石二鳥の寄付活動。

川田龍平さんのメルマガによると、参議院食堂へのTABLE FOR TWO導入実現と、
来たるTICADやサミットへ向けての導入準備を検討しているとのこと。
政府主導で、こうした活動が広がりを見せているのも、なかなか面白い!
しかも日本からはじまったこの活動が今、中国・アメリカ・ヨーロッパへと広がりを見せているようです。
(詳しくはサイトをご覧ください)

先進国では、4億人以上が肥満、およそ16億人が太りすぎと診断されています。
しかし開発途上国では、8億5千万人以上が飢餓あるいは栄養不良の状態で
5秒に1人の子供が飢えで命を落としています。
両者の問題を丸ごと活かすこの活動に、寄付活動の未来の姿があるように私は感じています。

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健康なからだを作りながら、寄付。
こちらの心理的な負担を軽減しながら、寄付。
寄付という行為そのものも、プラスアルファが求められる時代。

私を含めて、自宅でユニ育にどっぷりつかる毎日だと、
「手当てが減らされる!」「この制度のこの部分が、どうしても足りない!」と、
今の制度の不備や不満を訴えることだけに、どうしてもとらわれがちになるけれど。
すべての問題をまるごと解決するような活動が、必ずあるはずです。

ユニ育を知らない人たちに、少しでも知ってもらうために。
楽しく、そして手軽に、しかも無理なく継続するために。
時代の空気を感じながら、一人ひとりができることを積み上げていく。
アイデアと発想の転換こそ、今のユニ育な毎日に必要なのだと、ブログからネットの世界を見ていつも感じています。

ユニ育に関わる団体やNPOなどは、資金難が悩みで活動が広げられず
本当に困っているところがたくさんありますが、どうぞ知恵と勇気を振り絞り!
ユニークなアイデアで、ぜひぜひ乗り切ってください〜!!!!
年度末で収支決算をしている団体の皆様を、心から応援しております♪

★お読みいただき、ありがとうございました