ぐちゃぐちゃにからまってしまって,いくつかの呪縛がとりついてしまって,まったく出口がみえないサッカーW杯日本代表.
サッカーW杯日本代表というのも一種のSocial Startupであるし,
僕は一応W杯日本代表のヘッドコーチ経験もあるしで,
Social Startupと世界標準の観点から,いろいろ書いてみたい.
こんなSocial StartupのW杯もあります
※個人名が複数でてきますが敬称略で書いていきます.ご容赦を
結論を先に.
中村敬斗と上田綺世,2人のサッカー小僧にサッカーW杯日本代表の未来を感じたW杯2026
次のW杯2030に,中村敬斗が10番,上田綺世が11番を背負って,日本代表の2トップになっていたら,サッカーW杯日本代表は,次のステージへの扉を開けられると感じたW杯2026.
「日本で,サッカーがもっと文化として浸透してほしい」
たぶん森保監督が,記者会見かオールドメディアの取材で発言した言葉.
すごく抽象的な表現だけど,W杯の最中にライブの肌感覚でそう感じたのであろうから,ここに「なぜ先へ進めないのか?」の答えがある.
Jリーグ(1993年5月15日開幕)というプロリーグがはじまって,
日本代表のW杯出場という”夢”が,現実的な目標となった.
もちろん,サッカーの日本代表はプロリーグが発足する前も存在していて,
1910年代から始まり,1917年に初の国際大会に出場,以降,歴史を紡いできた.
Jリーグ開幕前のレジェンドといえば,釜本邦茂で異論はないと思う.
釜本賞って聞いたことがないので,調べてみたら,地域リーグ??の得点王に贈られる賞として設立されていた.
いやいや,
J1トップリーグの得点王の称号として「釜本邦茂賞」でしょ.
または,Jリーグのシーズン全試合で,最もインパクトを与えた得点者に贈る賞でもよいかな.
NPBの沢村賞,MLBのサイヤング賞と同じレベルのリスペクトを表さないと,とてもじゃないが文化云々を語る段階とはいえない.
そして,Jリーグ開幕後のレジェンドといえば,カズ(三浦知良).
まだ現役なので,賞の設立は調整が必要かもだけど,
例えば,規定上のMVP(J1の出場規定を満たした「ベストイレブン」受賞者の中から、選考委員会での投票によって決定らしい)と,
ファンが選ぶMFPを設立して,「KAZU賞」とするとか.
要は,レジェンドに対するリスペクトがない
その典型が,日本が初出場を果たした1998年のフランス大会.
加茂監督のままでもW杯に出場できていたと思う.
当時は,サッカーの神様からのギフトがあったと思う.
当時のJリーグは,サッカーの神様からも愛されていた,小さなこどもを見守るような感じの愛かな.
結果からいえば,サッカー協会が未熟なアマチュアだった.
2026W杯の,チュニジアとか,それこそ韓国の対応のように,あたふたして最悪の選択をした.あせってしまっては必ず失敗する.
この日本サッカー史上最悪の選択は,さらに決定的に最悪の結果へとつながっていった.
日本が初出場を果たした1998年フランスW杯で岡田がKAZUをはずした
岡田が3000万人くらいファンを減らした(みな呆れはてている)
僕もそのひとり.
W杯2026でも,日本代表は応援しているのだけど,心の底から応援できているか?,と問われると,どこかさめてる.
Jリーグの監督としても声がかかっていない人に日本代表監督を依頼しちゃダメだって...
日本サッカーの”楽しさ”とか”エンターティナー”のエッセンスを壊しちゃったひとではないか!!
→2005年6月のブログへ今の組織のリーダーって,これはNPOなんかも同じだけど,人をその気にさせるというか,個々の能力を発揮させるというか,ファンやサポーターとの一体感を大切にするというか・・・
トップダウンの管理型じゃないし,軍隊型の統制型でもないし...
2007.11
もう20年以上前から,W杯にしても,オリンピックにしても,WBCにしても,世界陸上にしても,世界標準は「個を尊重したワクワク感」のステージにいる.
ワールドカップは国の戦争とか言って,自分に酔ってた岡田監督を思い出す.
あの日本代表を勘違いした采配で,日本のサッカーは20年遅れた.
今回のロンドンオリンピックで,日本柔道が惨敗したのも同じ呪縛だと思う.
冬の浅田真央さんなんかもこの呪縛の被害者だと.周りが悪いねん...他方,なでしこJAPANとか水泳のメドレーリレー男女などは,全く違う価値観でもって,数段上のレベルで競技しているのだと.
それゆえ結果が出て,国民にハッピィをプレゼントできた.
時代は「個を尊重したワクワク感」のステージへレベルアップしている.
国と国の争いとかって,陳腐な次元じゃない.2012.3
世界標準は個を尊重したワクワク感のステージ
W杯は戦いだ,とか,国と国の矜持の・・・,とか,
そんなくだらない次元は,遥か昔の間違った時代のもの.
世界が,リスペクトとワクワク感の時代になっていたのに,
サッカー日本代表は,迷走をつづける.

岡田のかんちがい甚だしいから始まり,
フランス,南米,最悪の岡田,イタリアと,
スタイルも哲学も戦術も,すべてが異なる,見事な右往左往.
それに便乗してというか,2人の品格がさらにサッカーの神様をあきれされた.
中田英寿と本田圭佑のビックマウスマーケティング
「W杯は,ビッグクラブへ移籍するためにアピールする場所」と公言して,
日本代表を利用して海外移籍の条件アップを狙うことが,あからさまになっていた当時.
これは,日本代表としては最悪・最低の言動.
中田英寿と本田圭佑を批判するという主旨ではなく,
日本代表のマネジメント常識の問題.
こういう発言を,日本代表選手にさせちゃダメ.
メディア対応の常識として基礎研修をしておくべきレベルのミス.
当時のバカメディアも面白がって報道したものだから,状況はさらなる泥沼へ.
貴様たちのPR試合の応援をする気はない
岡田の勘違いで1998にはじまり,2010にはさらに岡田が最底辺を掘り下げていった.
主力選手のビックマウスマーケティングも相まって,
どうにもならんよばかばかしい状態へ.
並行して,現在まで,KAZUはワールドカップに出場できていない.
単純な話で,
レジェンドが世界最高峰の舞台に立てていない
それも日本サッカー協会の低次元の組織マネジメントが原因.
これは特級呪物といってもよく,サッカーの神様であっても,
「触らぬ神に祟りなし」状態じゃないかな.
リスペクトと文化について,野球を例に説明したい.
NPBも旧態依然として,時々倫理欠如問題を起こすけれども,
他方で,レジェンドへのリスペクトは配慮されている.
長嶋茂雄読売巨人軍終身名誉監督
王貞治福岡ソフトバンクホークス 取締役会長
オーナー企業の器量に依存しているとはいえ,最低限の礼節がある.
野球のフェイズチェンジには,仰木彬監督の貢献が大きい
1995年:野茂が「トルネード旋風」でMLBに道を開く。
1995年:仰木監督が「がんばろうKOBE」オリックスを日本一へ導き、若きイチローを球界のスターに育てる(ついでにパンチも)
2001年:イチローがMLBへ
日本人で初めてMLBのスター選手となった野茂英雄
日本人で初めてMLB殿堂入りしたイチロー
両者とも仰木監督が才能を守った.
近鉄時代からもそうだが,日本の野球に,はじめてファンサービスをわかりやすい実感として導入した監督.
仰木監督がいなければ,日本のプロ野球選手のMLBでの成功は,10年くらい遅れていたかもしれない.
野球日本代表のオリンピックとMLBの成績をまとめてみた.
野球の神様も大ファンだと思われる,スーパースター級が監督をすると,
メダルに手が届く成績なのはあきらか.
野球の神様は,熱烈な野球ファンだから,1試合でも多くお気に入りの選手とかチームを観たい.
スーパースターは,自然とファンサービスができるのだろう.
長嶋茂雄(代理になってしまったが),王貞治,原辰徳.
他方,闘いとか根性とか上下関係という古い価値観の監督は,
途中で負けている.
まあ,観ててイライラするから,そうなるわな...
星野&山本はその典型.
戦争ではないし,命がけの戦いでもない.
サッカー日本代表は,実績もなくファンサービスもできない岡田監督が,
2回もサッカーの神様を無視して無礼な態度をとったもんだから,
もうどうしようもない...


2009WBCのときの,イチローのNO星野は,感覚的にまったく正しい意思表示で,その結果として,連覇につながった.
NPBも,まあアマチュアで旧態依然だから,WBC2013・2017・2026は,つまらない選択をして,なるべくしてつまらない結果になった.
2020(2021)の東京オリンピック金メダルは,それまでの日本の野球に対する神様の御褒美.
もちろん日本代表選手たちの貢献が大前提.
2023WBC優勝は,神様のイチオシ大谷翔平
そりゃ神様も日米決戦を決勝で観たい.
そして,大人になったダルビッシュと世界一の人気者大谷翔平を育てた仰木ポジションの栗山監督.
スーパースターとファンを軸に組み上げていくこと,
監督も選手たちもわかっていた印象.
ヌートバーの起用も見事ではまった.
日本の野球もようやく本来のステージにもどってきた.
サッカー日本代表に戻りたいので,野球日本代表について簡単に.
最優秀左腕に金田賞創設
最優秀右腕に野茂賞創設
2028年ロサンゼルスオリンピックの監督は野茂か松井秀喜
NPBチームを2チーム増やす
14チームにして,3リーグに再編.リーグ間交流戦の割合を増やす.
各リーグの優勝チームとワイルドカード1枚(2位の3チームの勝率上位),
計4チームでプレーオフ.
金沢(北信越)と沖縄かな.
ノーザンリーグ:北海道,東北,金沢(北信越),埼玉
パリーグ:福岡,沖縄,横浜,オリックス,千葉
セリーグ:巨人,ヤクルト,広島,中日,阪神
というわけで,サッカーW杯2026へもどる.
ワールドカップに集ったサッカーの神様たちはメッシの大ファン
W杯ラウンド32の組み合わせがわかりやすい.
アルゼンチンが超優遇されている.
(この記事は,カーボデベルテ戦前に書き始めてて,劇的展開になったが)

対して,日本のラウンド32は,緒戦にブラジル.
サッカーの神様にガン無視されている日本代表...
冷遇というか,日本の勘違いした態度に,ちょっとあきれていると思われる.
サッカー日本代表の勘違いの連鎖
W杯2026の目標は,「新しい景色」でよかったと思う.
どこから・いつから,ワールドカップ優勝なんて非現実的な目標設定をしてしまったんだろう.
何人かが個人の夢として話す分にはかまわないけれど,
公式目標として発信するのは身の丈をわきまえていない.
また,「2050年までの目標」という表現が森保監督からもでていたが,
だったら,「2050年までの目標」でいい.
2026年を生きて,楽しみにしているファン&国民との大きなギャップを感じた.
ワールドカップベスト8の世界標準を,現実的に理解して,自らの立ち位置を確認する
期待値込みだけど,サッカー日本代表の総合力は世界のTOP10には入っていると思う.
戦術的にも,「最終ラインとの距離をコンパクトに維持して高い位置からプレスをかける」が突破口なんだろうと思う.
世界のトップリーグのスタメンが集まっていて,その戦術に納得しているわけだから,この戦術精度をあげていけばよいはず.
バスケでいうところのオールコートマンツーマンプレス.
90分間フルに展開できたら,驚愕の戦術.
日本らしい戦術だと思う.
この戦術で,新しい景色=ベスト8に残れるか・進めるか
ここが,いわゆるリアルタイムの目標.
なので,W杯2026の目標とかキャッチコピーは「新しい景色」が適していた.
個を優先してほしい
日本代表のために海外で耐える,とか,日本のために,は,やめた方がいい.
サッカーのプロ選手として,個人の目標とか夢のために日々積み重ねてほしい.
日本代表になって,ワールドカップに出たい,というのはOKだけど,
あくまで個人の目標とか夢のためにがんばる方向が健全.
「俺はこれだけ日本のために頑張ってきた,お前はどれくらいだ??」
というような感情がでてしまうと,
負の連鎖に陥ってしまう.
俺様最強とか,世界一のサッカー選手になるとか,個の主張でいい.
普段から日本代表を意識すると,個の輝きが失せていく.
負債と徳積み
海外移籍が当たり前な感じになっているけれど,
そもそも海外プロ契約を切りひらいたのはカズ.
ジーコがカズを2006W杯代表に招聘してくれてたらな...
全てが好転していたのだろうけど...
負債と勘違いの連鎖がとまらないな.
次の代表監督はどうなるのだろう??
森保監督続投でメンタルコーチに長友か...
フルタイムオールコートマンツーマンプレスなんて狂気の戦術は,海外の監督には理解できないだろうし.
日本人でとなるなら,澤穂希かな.
そんな気持ちで,
中村敬斗と上田綺世,2人のサッカー小僧にサッカーW杯日本代表の未来を感じたW杯2026
2人の純粋な情熱が,ひょっとしたら突破口になるのかもしれない.
