しんどいながらも、だんだん慣れてきました♪

10月18日(お遍路4日目)〜19日(5日目)の

お遍路日記ですっ(%ニヤ女%)(%王冠%)

(写真は、民宿 徳増さんからの朝日)

18日(火)朝、室戸岬から徳島寄り14キロのところにあった

「民宿 徳増」さんを出て、室戸岬のさきっちょにあります

24番・最御崎寺をお参り(%笑う女%)(%ハート%)

15日、日和佐(23番・薬王寺側)から75キロも離れた

とっても長い道のりでしたが、なんとか歩けました!

最御崎寺は、山の上の方にあり、

登りも下りも大変っ(%ショック女%)でしたが、

景色はバツグンによくって、これから歩く室戸市や

奈半利方面が一望できました(%笑う女%)(%ハート%)

18日夜は、26番・金剛頂寺に登る2キロ手間の

民宿に泊りました。

18日はなんやかんやで26キロくらい歩いたかと・・・。

今日19日も、28キロくらい歩いたかと思います。

にしても、慣れれば一日30キロ〜40キロ歩けると

言われたことがありますが、

アスファルトの道がまだ慣れず、足裏のマメがなくならないので、

まだちょっとスピードアップは難しいようです(%とんかち%)(%痛い女%)

が、それだけ長いこと、四国お遍路さんをエンジョイできることでもあるので、

競争ではないし、ボチボチ早く、そしてボチボチゆっくり

歩いていきたいと思います(%ニコ女%)(%音符1%)

19日は、朝から金剛頂寺に登る山を登り、

そして一気に峠を下り、またまた国道55号線の

アスファルトの道をひたすら高知方面へ。。。

ほんと、ここまで来ると

だんだん考えることもなくなって

ただ無心で、コツコツ歩くのみ・・・ですね。

(写真は太平洋に沈む夕日)

昨日・今日あたりから、

お遍路上におられた、おしゃべり好きの方

(おじさま・おばさま・おじいさま・おばあさま)と

お話する機会が多く、カウンセラーの如く?

その方々の身の上相談を、うんうんと頷いて聞いている時間が

累計しますと3時間くらいになるのではないかなと思います(笑)。

ほんと、お遍路の道に暮らす方々も

私たちが暮らす大阪と一緒で、みなさんそれぞれ悩みや

希望があるんやなーって感じました。

とりわけて、分った事実は、

大阪出身の方(おばさま・おばあさま)が多いということと、

更に多いのが、そのお子さんが、大阪に出て、働いてもう家庭を持つなどして

「大阪人」として生きている・・・ということ。

大阪出身のおばさま・おばあさまが多いのは

どうやら、戦中戦後は、田舎の方が物やお金に困らなかったから、

こっちに嫁いてきた・・・というパターンのようです。

で、その子どもたちは、いわゆる「過疎化」が進み、

田舎に働く場所がなくって、それで大阪など都会に行くようです。

行きたくなくって、仕方なしに行く人、

田舎がたいくつでいや・親や身内がうるさいからイヤ・・・、

やりたいことがあって、大阪に行く人・・・いろいろおられるようです。

にしましても、田舎の過疎化は、日に日に深刻に

なっていると感じます。

平日の昼間でも、集落はしーんとしてて、

たまーに人が出てきたと思ったら、中高年の方ばかりです。

農業も漁業も林業も、そしてお店にも中高年の方が

殆どです。

若者はどこに行ったのでしょうか・・・?

これを「時代の流れ」と終らせるのは、

ちょっと『?』です。

過疎化はある程度のところで、食い止めないと

都会に人が偏りまくって、日本全体がおかしくなって

しまうような気がいたします。

まるで毎日、お肉ばっかり食べている人間のようです。

何か不健全な空気が漂ってきます。

都市ごとではなくて、日本全体から過疎化や人口集中の問題は

考えないといけないと思います。

大変微力ながら、私がその過疎化に、一石を投じることが

出来るのは、やっぱり、四国お遍路や、田舎へ旅行し、

お金をバンバン落として、めぐりめぐってその地域の雇用に

貢献すること・・・。

そして、このブログなどで、その地域のよさを宣伝すること。

この2点が、すぐにでも出来ることなぁ・・・って思います(%笑う女%)(%ハート%)

今、27番・神峯寺に登るところにある、民宿に泊っているのですが、

本当はここに16時半には到着する予定だったのですが、

途中、おしゃべり好きのおばさまと、おじさまとお会いし、

これで一気に一時間ずれてしました(笑)。

さすがに5日目とは行っても、まだ慣れておらず、

おしゃべりが終わり、どんどん日が暮れてきますと

だんだん足が重くなってきました。

「ああ、まじで、しんどい・・・。」

すると、後ろから、ウォーキングをしていたおばあさま(74歳くらい)に

お声をかけられ(本日3人目・笑)、一緒に歩きながら

いろいろとお話をされていました。

そのおばあさんは、27番・神峯寺の住職さんと

「区切り打ち(何回かに分けてお遍路さんすること)」で

マイクロバスにて、お遍路さんに回ってはるらしく、

そのおかげか、とっても後光が差している、ステキな方でした。

「そんだけ、がんばっているんだから、必ずご利益あるよ!」

そう何度も励ましてくださりました。

しんどい時に、正にグッドタイミングで、現れた出会いに深く感謝・・・☆

そして、この時間だったからこそ、

水平線に沈む夕日を見れたことにも感謝・・・☆

ほんと、世の中には、一見、ムダなことや、イヤなことが

ちょこちょこありますが・・・

全て何等かの意味があり、その意味づけ・解釈をどうやって

それを未来に活かしていけばいいのか・・・?

これが、とても大切なのではないんかな?

って思えた、今日の出来事でした。

明日は、高知県で最もキツイ山道ですが、

朗らかに歩いて、今回のお遍路旅の最終日時であります、

10月25日の午前中まで、元気に歩き切りたいと思います(%笑う女%)(%王冠%)