AO入試という入試方法をご存知でしょうか。
1990年に慶応義塾大学が初導入し、今日にいたるまでほとんどの大学・専門学校などで導入されています。その詳細については、今日の記事では割愛させていただきます。
AO・推薦入試は、入試方法の6〜8割以上を占めるといわれています。学科試験などは、やらないところも多く、比較的、良い意味でも悪い意味でも、進学がしやすくなっています。
もともと、勉学以外にも何か特別なものを持っている生徒を入れるための入試です。そのため、入学後の具体的な目標や志望理由、また、在学中の活動などを細かく書いて提出します。
先日、とある専門学校のAO入試要綱を見ましたところ、ボランティア活動の有無についての用紙がありました。それは、ただ、何かに参加しました、とかだけではなく、詳細な活動報告とともに、団体代表者のサインと印が必要でした。
こういった傾向を見て、今、社会では勉強だけではなく、若いうちからいかにボランティアや福祉、地域活動をしている人を重視してくれるようになったのかが実感でき、少し嬉しかったです。
もっともっと、様々な立場の人たちが、子どもたちのボランティア活動に注目してくれたら・・・と思います。
※写真は朝の我孫子駅です。