テーマに沿った取り組みを! 9月24日

今日は朝から八千代のグランドで練習試合を行いました。相手はアザーレアで、以前にも交流をしてもらったのですが非常に個々のレベル、チームのレベルの高いチームであったと印象に残っていました(%ニコ男%) そういう相手とする中でいかに自分達のやってきた事が出せるかが重要でした。今日は三木コーチが仕事だったのでAチームを見させてもらったのですが、最近は練習も見ていなかったし、どういう練習をやっているのか?何を意識してやっているのか?を選手を見て答えをもらおうと思っていました。なので、アップもそういう意識の出やすいメニューを組んだのですが・・・・・

基礎からそうだったんだけど、笑ってやるのは別に構わないけど、当たり前にやる事をやってからならいいとは思う。でも、今一生懸命Bチームを見ているコーチにしたらミスの数もそんなに変わらないAチームが基礎でやたらとヘラヘラしているのがどうも不思議に思えた。ヘラヘラしていようが、笑っていようがきちんとしているならまだ分かるけど、ヘラヘラしている分だけ精度も落ちている・・・だったら笑ってないで真剣にやれよ!とコーチは思ったけど、それをお互いに注意しようともしないのが今のAチームの現状であるなら結果はゲームに出るんだし、敢えて言いませんでした。もちろんこの時にはゲームの結果、内容はある程度予想もつきましたが。

最初はA戦でした。アップで出来ない事、練習で出来ない事は試合でも出来ない。みんなの今のアップでのプレーの精度や意識を見ていたら要求出来るのは『局面で個々ががんばれ!』しかなかった。内容も全くその通りだった。局面では負けない強さを見せたりしていたけど、チームとして崩す、動く、狙う・・そういうプレーがほとんどなかった(%ショボ男%) でも、試合前からこれはある程度分かっていたので、今日は見ていたのは、『ここであの子が声出せば大きいチャンスになる』『ここで狙っていたら大きいな』などをイメージしながら見ました。ハッキリ言って目の前の選手はそういう意識がなかったし、必要以上に下がってしまったり、声を出さないから一人を2人でマークしたり、逆に足りなかったり・・・とにかく声、元気がなかった。全員で狙いを持つサッカーをしようとしているのに声を出さないって致命的だと自分達では思わないのだろうか??黙ってやるから相手を捕まえきれずに失点をどんどんしました。前半は1点だけの失点だったけど、後半にはがんばっていた個々の体力も落ち、チームで動いてくる相手に数的優位をたくさん作られ、後半にはどんどん失点をしての敗戦となった。

が、終わってから言ったようにコーチがイメージしていたような場面で声を出せたり、周りからの声、チームとしての声が出始めたら・・・その意識だけでも変われば絶対に勝てる!と言いました。本当にそうだと思う。技術の差を感じたのではなく、チームとして動くその質に大きな差があると感じた。それはもちろん練習で埋めれるし、改善すればいいチームになると確信も持てた(%笑う男%) もっと全体のコミュニケーションがいると思ったし、全員でサッカーをしよう!守備をしよう、攻撃をしよう!と言う前にしっかりとみんなでしゃべれる関係を築いていかないとまずはダメだろな〜と思った最初の試合でした(%ニヤ男%)

そこから次はB戦をしてもらいました。Bにはいつもコーチが練習から言ってる事を発揮してもらう事だけを要求していたので、自分に出来る事を考えて精一杯やってくれたと思います。もちろんAに比べて個々の強さとか速さは劣るものの、チームでやる、と言う事に関しては完全に今日はAよりも良かった部分が多くあったと思う。それでも、逆にBはそのチームで助け合えた部分は評価出来ても、勝負を決めるのは局面の個々のがんばりだったりするので、Bはそこを責任持ってやれるようにしないといけない。ただ、中でのお互いの声や攻撃的な守備やドリブルなどが随所に見られたのはいい成果だったと思う(%笑う男%) 限られている出来る事でもそれをしっかりと出せれば大きな力になる事を改めて証明をしてくれた試合でした。このB戦に出てくれた2年生はAとBの雰囲気に決定的な違いがある事も感じてくれたと思うし、ここでのプレーでまた自信を持てた子もいるようだ(%笑う男%)

結果は2−4だったけど、最後まで前で勝負する姿勢は良かったと思うし、このがんばりからみえた課題をまた次につなげていこう!!

今日もそうだけど、『練習試合』という事への各自の位置付けはどうなっているのか?と思った。練習試合だからこそチャレンジしたり思い切ってやってみる事は必要だと思う。紅白戦ではない、知らない相手と勝負出来るんだし、そういう試したいとか思う気持ちの余裕がある子とない子がハッキリとAチームには見えた。いつも一生懸命やっているのは分かるけど、そういう余裕のない状態では当然何かを考える余裕もないし、遠くを見る余裕もない。自分で自分を追い込んでいるような子が数名いるのが気になってしまう・・・だけど、性格的なものもある。否定しているのではない。辛そうな顔してサッカーをしてほしくないんだ。もっともっと『前向きな表情』がAチームにはいると思う。何だか全体にそういう『何かに追い込まれた感』のある表情だったと思った。もっと純粋に楽しむ事を考えてほしい。せっかくの試合で『がんばりました!』なんて感想だけではもう通用しない事も気付いてほしいと思う。何を学び、何を感じ、何を練習していけば強くなれるのか?を自分達で考えるようにならないとね(%ニコ男%)

今日久しぶりにA戦を持たせてもらって感じたのが、

『自由とむちゃくちゃを勘違いしている』

という事だった。とにかく『決め事』みたいなものに束縛されてしまっている感じがする子が多かった。右サイドは右にいないといけないとか、DFは守備を、この子のマークは絶対にこの子がしないといけないなど・・・だから、先に相手がその型を崩してきた時に全く対応が出来なくなってしまっている。なんでもかんでも、攻撃に行け!とか無駄に逆サイドに行け!と言ってるのではない。局面を打開するにはそうした決め事の殻を破る動きも必要なんだぞ、って話。今はその意味すら理解出来ないかもしれないけど、同じ位置にこだわって相手を崩せる選手は相当の足元の技術に自信がないと出来ない話なんだと思う。技術で勝負するチームではない事は最初に言っている。だからこそ、動きの量と質で勝負していきたいと思っている。明日からはまたコーチはBチームだけど、今日のAを見て、Bがしないといけないものもたくさん見えたので、そういう所を考えてやっていきたい。今日は最初に0−6で負けた相手に3−1で勝ったAチーム。何が違って何を変えたのか?よく考えてみよう!成長のヒントはその中に必ずあるから(%笑う男%)