心の波とプレーの波。 6月11日

今日はあの子、調子悪いなぁ。。。

よくコーチ同士の話であります。でも、この調子がいいとか悪いとか、それはプレーの事もあるけど、多くは気持ちのほうです(%ニヤ男%) 正直に言うと、このファルコにはサッカーが何よりも好きでたまらない!って気持ちの子は少ないと思うし、そういう気持ちで入ってくる子も少ないと思う。その子達にサッカーを好きにさせるのがコーチの仕事にあるかもしれないけど、やっぱり強制でやらせているものでもないし、塾のように自分が嫌々で行ったとしたら、自分にそのつけが回ってくるだけならいい・・・でも、サッカーは一人でやるスポーツではないのだ(%怒る男%) だから、自分に嫌な事があっても、それをグランドで腹いせのように発散するのは間違っているし、嫌な事があったからこそ好きなサッカーでは楽しくやろう!!と思える選手になってほしいのがコーチの願いであるし、そうなるにはやはりサッカーが大好きな人間でないといけない。コーチはサッカーが大好きだから、逆にあんまり好きじゃない・・・って子の気持ちが分からない(笑) いわゆるサッカーバカなので、好きじゃない気持ちにはなった事がないし、好きだから仕事としているので。ただ!!コーチだってプロ選手でもなければ、いつもレギュラーでもなかった選手だった。つまり、好きじゃない気持ちは分からなくても、『うまくいかない気持ち』は分かる。苦労はかなりしてきたし、それを乗り越えてきたから今がある。プレーの悩み、ケガでの悩み、上下関係、人間関係・・・いろんな事を悩んできた。当然、その悩みでうまくいかない時期もあった。

苦労があって、多くの人と出会い、支えられ、励まされて今がある。苦しんだ時は、人の温かさ、ありがたみによって助けられている。がんばっていれば自然と手を差し伸べてくれる人がいるものだ。それを求めてやるのではなく、がんばる事で誰かの為になるようにやっていればいつか自分に返ってくると思う。それがサッカーと同じで、味方の為、チームの為にやっていればきっといつか自分も同じようにしてもらえるものです。人生は苦楽の回数は同じと言われているし、泣く回数と笑う回数も同じと言われている。生まれた瞬間から大泣きしているのは、後の人生でいっぱい笑える為だと思う(%笑う男%)

みんなは体の成長を今している。この中学3年間で本当に大きく、たくましくなっていく。その体の成長に心がついていくようにサポートするのが我々の役目です。体は一人前になっても心が半人前なら、人間として未熟なままと言える。心が一人前ってどんな状態??となると一つの答えは難しいけど、自分は
自分に厳しく人の心の痛みが分かる思いやりのある人間。
というような事を思っている。これが正解ではないかもしれないけど、自分はそういうのを目指している。そして指導もそういう事が方針になっている。サッカーがチームスポーツであるのと同じで、社会もチームだと思う。人は人とつながってこそ力を発揮する。どんなチームを作るかはその人次第なんだ(%笑う男%) がんばり屋さんの周りには同じくがんばり屋さんが集まるし、大人しい子なら同じように静かな子が集まる。元気者には元気者。そうやって気持ちの合うグループが出来ていく。自分はどんな友達を作りたい?それは自分次第になるって事。いい友達が欲しいと思えば自分がいい人間になればいい、なるしかない!周りのいい結果だけ、いい環境だけを求めても、結局は中身次第になる事。だから、このファルコでも、『内面』にこだわっていきたい。外見とか、誰が見ても分かる結果ではないかもしれないけど、確実に成果は先の人生に続いていくものだと確信している。そうじゃないとここにこだわっていない。中学生と言えば人生のまだ序盤です(%ニコ男%) それだけに先に起こる、苦難や喜びの数のほうが圧倒的に多いのです!!それを乗り越えていく力があるのか?逃げてしまうのか?楽な事だけしようとするのか?それが、今で決まってくると思う。心の成長があってこそ、人間性そのものの成長へとつながる。調子の悪い日もある。波もある。だけど、その波があっても、『最低限の質を上げる』事がその人の価値になっていく!

毎日が勉強!毎日が成長の場!毎日がチャンス!!そう思って、何もない一日を過ごすのはやめよう!何かを発見しに、暇な時間も外に出て、何かの刺激を受けよう!待っていても変化はしない(%笑う男%) 何事も自分から!!がんばろう!!