今日はいい天気に恵まれました。季節も桜の満開になるいい時期です。今日は日曜日。。。行楽日和でもあります。桜の満開と共に、ファルコも早く気持ちが満開になってほしいなと思います・・・
今日は2日目で会場は三木山公園でした。昨日の話をした後でもあったし、昨日も一晩中コーチなりに考えました。いろいろと・・・昨日のブログにも書いたのですが、今の子供の気持ちの質は『いい子』であっても『戦える子』ではないのです。それをどうしていこうかとずっと考えました。そして一つの答えにたどり着き、今日はアップの前にしっかりとそういう話をしました。

みんなはサッカーが好きでも、楽しさだけではうまくなる事はあっても、『強くはならない』と言いました。やっている以上は勝ちたいだろうし、勝ちたかったらしないといけない事がある。それをしっかりと理解してもらいたかった。勝敗にこだわるつもりはない。大会なのに???と思われるでしょうが、コーチだって勝ちたいに決まっている。だけど、今のみんなの気持ちはいくらコーチが言っても変えられるものではない。押し付けても面白くない。無理にさせてもしんどくなる。それだけに、いかに『自発的』にさせるかが重要な課題です。コーチとして一つの大きな責任でもあります。でも、人の心を変えるというのは簡単な事ではありません。サッカーしか自分にはないんだ!と思ってこのファルコに入ってくる子は少ないし、これからもそうだと思う。たとえサッカーが好きだとは言えても、サッカーだけしか考えれない、みたいな気持ちの子はなかなかいないと思っている。そういう子供にサッカーで勝たせる術を教えるのは実に大変です。それが仕事だと分かっているけど、各自のサッカーに対する気持ちをもっともっと出してほしいな、って思いますね(%涙%)

今日の相手は神陵台でした。昨日、コーチと三木コーチで残って神陵台の試合の審判をしたので、どんなチームかは分かっていました。それで、少しシステムを変更して今日は臨みました。システムを変える事で各自の役割は少し変わります。でも、まずは、最初に言ったように、
『各自がどれだけ勝負の気持ちを出せるか?』
を一番にコーチは見ているから、と言いました。試合は最初から相手にペースを握られていたのですが、気持ちの入った中盤はしっかりと守備をしてくれて簡単には崩させないだけのがんばりを見せてくれました(%ニコ男%)

昨日の試合では、本当に何も出来なかったまま終わったという印象でしたが、今日は最初からの一人一人の意識は圧倒的に昨日よりも高く、当然それに伴っていいサッカーを見せてくれました。昨日は相手の攻撃を何とかしのぐだけで、そこから攻撃に、という余裕すら持てない状況でしたが、今日は自分達で攻撃をしようとする気持ちを出してくれた。パスも、『蹴る』のではなく『つなぐ』パスを出してくれたので攻撃も出来てきた。ほんの少しの差ですが、この違いは大きく、中盤の選手が特にそれを意識してくれたのが良かった原因でした。昨日と同様に前から翔太くんががんばって追いかけてくれたりしたし、守備もパスミス以外はよくやってくれたと思う。でも、ミスが起きるとそれだけの『代償』も負うもので、失点はしました。苦手なセットプレーからもやられました。。。
でも、下を向かなくなった。

昨日とは違う全体の雰囲気に、やれる手応えも感じた。ミスも自分で取り返そうとがんばってくれた。前半が終わると、どうしても守勢になっているので疲労も相手よりたくさん見えました。でも、
『このサッカーしか君達は出来ない。不器用でも不細工でも、これしかないんだ。でも、これを続ければ成果は出る。チャンスはもうひとがんばりすれば必ず来る!』
と後半に送り出しました。相手はメンバーを少しずつ交代させながらでしたが、交代の層が薄いうちはいるメンバーでがんばってくれた。その気持ちは交代の選手にも伝わったし、交代も含めて気持ちの面でしっかりとやってくれた。チャンスも圧倒的に増え、ビッグチャンスも迎える中、一平くんのゴールでついに遠かったゴールをこじ開けました(%笑う男%) その後も、チャンスはたくさんあったけど決めるまでには至らずに、結果は負けてしまいました・・・が、コーチとしては次につながるものを見つけました。中盤の選手のアプローチ、藤田くんのプレーの変化、守備陣の気持ち、など経験によって変わってきたものも見えた。それを次につなげていけるように、コーチの最初と最後の話を忘れずにまたがんばってほしいと思います(%笑う男%)
