今日は、3年生が西脇高校生との試合をしていただくのに、西脇高校へ行きました。試合で来たのは初めてですが、何回か自分が高校の時に来たのもあって懐かしい気分でした(%笑う男%) 前回させていただいた西脇工業よりも知っている子も多く、非常に親しみやすい相手でもありました(%笑う男%) 4人のファルコ一期生も元気にしていたので安心しました(%笑う男%)
今日は30分ハーフと20分一本での試合をさせていただきました。テーマは練習でやってきた『フォローの動き・声・質』をどれだけ出せるか?を考えてやるようにしました。まずはアップをしましたが、今日はどうにも重苦しい雰囲気であまり覇気みたなものが感じられずに、少し不安なスタートでした(%ショボ男%)

黙ったままサッカーなんて出来ないぞ!とシュート練習の前に一言言いましたが、なかなか修正しきれなかったのがコーチの責任でもあったと思う。こういう時にどうすればみんながやる気になるのか?そこが自分のコーチとしての資質だと思うし、まだまだ未熟な部分であると実感しました(%ショボ男%) アップをうまくすれば試合の立ち上がりにはきっとうまくやれる!それは自分なりの理論であり、目標としている部分でもあります。和ませる時、締める時、その『雰囲気』を感じ取って見極める力が今の自分には必要だと感じています。これも経験が大きいと思うので、自分なりに勉強していきたいです。

試合は、最初の30分はこの前の工業戦とほぼ同じメンバーでいきました。立ち上がりから不安視していた、声のなさによって連携も不十分だったのでペースは握られた状態でした。相手がどうこうではなく、自分達の中でやろうとしている気持ちが薄いように感じられた。どうしてしんどい思いをさせられたら、その味方に対して言わないのかなぁといつも思います。それが『優しさ?』ではないと思う。言いにくい?だったら勝てないよ。となる。試合を11人でやるには11人が協力をしないといけないのに、どうしても声を出せない、遅い、小さい、と悪い3拍子が揃ってしまい、パスが一つしか通らない・・・いい雰囲気の時は声のタイミング、大きさ、質の良い3拍子が揃ってパスで翻弄できる。今回はそのいい時とは比べ物にならないくらい低い状態で、中の選手は余計にしんどかったと思う(%ショボ男%) 非常に、がんばっているけど、それだけにもったいない前半でした。そんな中、完全にパスコースを消された状態で不用意に奪われた流れでゴールを許し、0−1で終えました。

後半に入って、相手が2年生になると、余計にプレッシャーはきつくなり早くなる。技術の差ではなく、明らかな『体力差』がありボール際、スペースへの走りなどで付いていけない事が多く、見事なシュートもあり2失点しました。そんな中で後半のほうがいい展開もあったりしたけど、やはり高校生相手に同じ人数(1対1、2対2、3対3)を作っても不利だという認識が必要だった。局面で数的に有利にしないとやられてしまう。また、早い攻めをしないとゆっくりしてしまうと、チャンスがなくなってしまうのもあった。もう少し前からしっかりと連携を取って、FWにはMFが、MFにはDFが、DFにはGKが、と一つ後ろからの『声』があればもっともっと楽に出来るはずだと思う。というか、それが出来ないと今の3年生は『いいサッカー』が出来ないし、結局個々の能力頼みのプレーになってしまう。本当に互角かそれ以上の相手なら個人でがんばらないといけない部分はあるだろうけど、今回のように最初から不利な高校生相手に個々で勝負する回数が多すぎたのが反省すべき部分だと思う。

個々にはそれぞれの持ち味があって、それを全員がお互いに理解し、その長所を生かし合える事をしないといけない。出来ない事を要求してもムダに終わってしまうので、長所を生かす意識と、それを生かそうとする本人の意識が合わないといけない。それが今ずっと言っている『自分から要求しろ!』って事であって、人にもらうだけのパスではもう通用しないんだ。自分が欲しいと思ったかどうか?その気持ちがなければ、それはパスではなく、自分以外に渡しただけ、になる。パスとはお互いが『出す』『受ける』意識が一緒になってこそ成立するもの。その意識を上げるには、受け手が意識を変えないといけないように思えた。今日で課題はまた出た(%笑う男%) だけどこれは良くなる為のもので修正は十分に可能です!!来週はそういう受け手の意識をテーマにしてやっていこうと思います(%笑う男%)
また、最後の測定もしっかりと自分の『中学最後のデータ』として残すものなのできちんといい体調で臨めるようにしよう!!(%笑う男%)
