グランドに移動すると、今日は3年生との紅白戦でした。そこで全員で協力して、グランドを用意する事にしました。ラインを引いて、自分達できちんとグランドを用意してから3年生に相手をしてもらう為です!ここでも、協力する気持ちは出ていて一個のメジャーと2個のラインカーしかなかったのですが、ポイントに立ったり邪魔なラインをとんぼで消したりして自分達で考えて仕事を探していました!コートの大きさや長さは全く知らなかったみんなでしたが、説明を一回したらきちんと出来ていました(%笑う男%)

暑い中でしたが、きちんと環境も整い最後の自分達の成果を試す時が来ました。そして3年生相手でも、自分達がどれだけがんばれるか?みんなで戦えるか?が課題でそんな話をしてからアップをしました。とにかく協力なくして3年生とはまともに戦えるはずがないので、みんなで声を掛け合う事をテーマにして短い時間のアップをしました。やはり最終日の疲れと暑さでの気持ちの弱さが出てきて、がんばれる子と、しんどい子との差も出始めました。。。こうなったら本当に個々がどれだけがんばれるか?なのでみんなでやろうとしている雰囲気に入ろうとしない子は完全に孤立してしまうような、5日間のまとめとはそれぐらい大きなものでした。

メンバー編成も、自分達でやるようにさせた3年生です!とにかく1,2年生相手だろうがきちんと最後までファイトしてほしいとだけ言いました。そしてきちんとメンバーを組んでくれた3年生との20分を3本やりました。。。

この日までの4日間、練習でゲーム形式をわざとしなかったのはここでお互いにゲームのいい緊張感を持たす為でした。ゲームとなるとやはり普通の練習に比べて気持ちも入るので、その気持ちをお互いに引き出し合えば、緊張感のあるいい試合になると思っていました(%笑う男%)

試合は、開始直後から3年生の怒涛の攻めで開始しました。そして、完全にゴール前で釘付けにされた1,2年生はラインを押し上げる事も出来ないままにどんどん相手にシュートを打たれ、気持ちも引いてしまっていました(%ショボ男%) そして、体も声も張らないようになってきて、個人のドリブルにも喰らいつけずに簡単に突破されたりを繰り返し、失点を重ねていきました。。(%怒る男%)(%雷%) 1対1でやられるのは確かに仕方ないけれど、一人に4人も5人も抜かれるようでは話にならない。それが最初の立ち上がりで0−3で終えました。2本目になるとさらに3年生の勢いだけが増し、1,2年生のがんばりはさらに低下していきました(%ショボ男%) そしてどんどん失点していくと、下を向いたり頭が休んだり、と悪い部分がどんどん出てきて2本目は7失点しました(%ショック男%) いくら差があると言っても2本で0−10はやられすぎだし、みんなを見て、
『最初から自分達より上の相手とやるのに、全員綺麗なユニフォームなのがおかしくないか??』と言いました。綺麗なサッカーをして3年生といい試合なんて出来るはずがない。この合宿はしんどい事をするのがテーマでもあった。これが自分達の精一杯か??と言い、最後は何も言わないから自分達でやったらいいよ。と最後の3本目をしました。

ここまでの点差になると3年生も必死になって出来るものではありませんでした。。。ただ自分達が自分達で納得いく終わり方をしてほしかった。ようやく最後の3本目は多くの声、スライディングが出てきた。それは気持ちの表れでもあった。届くとか届かないではなく『勝ちたい気持ち』はそこにあると思う。口先だけで勝ちたいなんて言っても、ボールを奪うにはまず、体を張るしかない。そこがようやく理解できたように思えた。試合は3本目にも、精度の高い3年生の攻撃が止まらず6点を決め、0−16で紅白戦を終えました。。。大きな差を見せつけられたのですが、これで良かったとおもう。5日間がんばったからといってそんなすぐに成果が出るはずないからです。まだまだ生活面でも穴がいっぱいある学年です。そういう『穴』がプレーでも出るのです。そこを改善していければいいチームへと変化してくはずです!!みんなやり残した事もあっただろうけど、今年の合宿はこれで終了しました。最後のサッカーではうまく結果として出なかったけど、今回の合宿では多くの事がみんなを変えたと思う。そしてここから『FALCO』としての本当のスタートになると思う。きっと夏休み前とは比べ物にならないみんなが二学期にはいるとコーチは確信している。このがんばりはきっと大きな成果につながる!!今日はゆっくりと体を休めて明日からまたしっかりと意識と目標を持ってがんばってほしいと思います。

育成会のみなさん、お忙しい中あらゆる面でサポートをしてくださってありがとうございました。無事に終える事が出来て本当に良かったと思います。みなさんのご協力のおかげです!まだ夏休みは続きますが、いっぱい合宿の話を聞いてやってください。そして、何かの変化に気付いてくだされば幸いです。子供のがんばる姿、これからも応援してあげてください(%笑う男%)