1,2年生のリーグが始まりました。これからまたこの学年は様々な経験をしていくのでしょうが、3年生は受験、卒業までがどんどん近づいていきます。部活も今週末に総体があり、それで引退する子もたくさんいるでしょう。。。部活は部活。学校生活が終わるわけではない。でも、引退したら気の緩む子が多く出るだろうと思う‥つまらない事をする子も出てくるだろう。時間の使い方が分からずに、力の発散の仕方を間違える。そういう生徒は毎年見てきている。みんなはそうならないように、しっかりと責任と自覚を持ってほしい。
コーチはコーチを始めた頃は、自分がサッカーをまだまだしたい気持ちが強くて、そのままコーチをした時に、練習に来ても砂で遊んでいるような子供がたくさんいるのに驚いた(%ショック男%) 試合に行っても全然勝てない状態だったし、強いチームを見て『あんなチームやったらそら教えるのも楽やわなぁ。。言う事聞くやろし』と自分ががんばっていないのに、『強さや結果』だけを見てうらやましく思ったりもしました。高校を選ぶ時にも、自分はサッカーが好きで滝川第二とか作陽とか受けたいと思っていた。その時も、自分の力を棚に上げて『行ったらうまくなる』みたいに思ってしまっていた。強い所だからサッカーの好きな自分を生かせる、なんて変は考えを持っていました。。。でも、多可トレを持ってから『この地域だけのカラー、自分だけのカラー』みたいなものが分かった。今思えば、高校も社だったからこそがんばれたとも思う。その時その時にはなかなか気付かないかもしれないけど、単に強い場所=いい場所ではないと言う事だ(%痛い男%)

今日、言いたいのは‥『どこに行くか?ではなく、そこで自分がどれだけがんばれるか?』が大事なんだって事。今のFALCOでもコーチは全力で取り組める環境を自分なりに作ってきた。ミーティングにしても、レポートにしても、学校訪問にしても、気が向いた時にしているのではなく、決まった時にやり、それを続ける事をがんばっている。そのチームがどうこうではなく、『自分が全力でやれる』場所が一番いい環境だと思う。それを勘違いする子もいる。強いチームなら自分は生きる。強いチームだから全国に出れる。自分にチームを合わせた考えの子は必ず失敗する(%痛い男%) その与えられた場所での役割を自分なりに精一杯こなせるかどうか?そこが大事なんだと思う。分かりにくい話かもしれないけど、今やっているワールドカップに出ている選手を見ても、うまいから強いチームに入ってプロになったのではなくて、強いチームで誰よりも努力をして今の自分があるのだと思う。光の部分だけを見て、裏の努力も知らないまま憧れだけで目標を上げると間違いなく痛い目に合う(%痛い男%) 日本を代表する選手は『日本を代表する努力家』 であると思ってほしい。自分を生かせる場所じゃない‥なんて言葉だけでがんばりもしないでフラフラしている若者が多い(%怒る男%) 場所じゃない!名前じゃない!自分がどこでどれだけがんばるか。それが最終的に成功した人生かどうか?につながると思う。コーチは今になってそれが分かる。みんなには理解しにくいかもしれない。夢を見るな、と言ってるのではない。夢を見るなら、その夢がでかいなら、誰よりも努力をしろ!って話です。場所を選ぶのは自分がそれだけのがんばりをした人にだけ与えられる特権だと思う。コーチは強いチームのコーチをしたいなんて今は思わないし、このチームこそが自分を発揮できる場所だと思っている。それは、周りに振り回される事なく自分のカラーを信じ、貫いてきたからだと思う。みんなにも、自分の居場所を誇れる人間になってほしい。今は無理でもこれから選ぶ場所にはどんな小さな場所であっても本気でやれる自分がいるなら誇れると思うし、そういう人間になってほしい。人の価値ってそこにあると思う。周りに流された人間にならないように!!自分をしっかりと持ってがんばりましょう(%笑う男%)(%笑う男%)
