昨日は、夜に保護者の方々を対象にした説明会を開きました。これは8月にある長野県での大会に参加するかどうか?を保護者の方々と決める為のものでした。これまで遠征というものにはどうしてもついてくる『お金の問題』があり、なかなか参加を出来ない状態でしたが、今回に関しては3年生にとっての一大イベントにしたい気持ちと、思い出を子供同士で作ってもらいたい気持ちがあり、スタッフで相談した結果行けるように保護者の方に話しよう!となりました。みなさんも子供の事は当然考えてくださっていますし、この件についても前向きに考えてくださっていると思います。子供は当然行きたいだろうし、これからの活動にもまた目標が出来て気持ちも高くなると思います。まだ決定ではないですが、今週中に返事をいただき改めて報告をしたいと思います。理解していただきたいのは、遠征をしますからこの日にこのお金を持ってきてください。とだけ説明してはたしてみなさんは納得するでしょうか?そんないきなり??と思われるでしょうし、みんなで活動を作っていくFAL;COの意味を理解していただきたいです。毎年行う合宿も、試合をするのがメインではなく、生活面を正す事。そして、保護者の方々同士が、氷を用意してくださったり、夕食の用意をしてくださる事で『サッカー以外のコミュニケーション』が取れる事が大切だと思います。なかなか普段の練習での送迎だけではお互いの会話もありません。それで試合や遠征も勝手に行けば、極端の話、会話をしないまま3年間が終わる保護者同士の関係もあるかと思います。確かに、コミュニケーションは苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう事を避けていては、やはり子供も同じように苦手な事から逃げてしまうと思います。一番身近にいる保護者の方々がまずは子供の見本となってもらいたいです。そのうえで今回の遠征の話も子供とのコミュニケーションの一つとして会話していただきたいと思います。

それと、昨日は集まっていただいたいい機会に自分の気持ちも少し伝えさせていただきました。子供とは進路の事のみならず学校での事でも会話をよくします。そしてその度に考えさせられます‥。『この子は今、助けを求めているんだな』とか『居場所を探しているな』など‥子供それぞれにサインは違いますが、何らかの変化はあると思います。それを保護者が一番に感じて話を聞いてやってほしいのです。自分達の気持ちばかりを押し付けずに聞いてあげる事をしてほしいのです。二日間にわたって行った面談でも、保護者と相談していない子が多かった(%ショボ男%) 一人で高校を決める事は良くないと思う。入ってからも、入るまでも絶対に保護者の協力は必要だし、そういう意味でも関わらないといけないと思う。保護者が、子供を『我慢させる』時に、『納得させられるか』が一番大事です。そんなとこお金かかるし無理やから。とか鼻から『無理』を言葉にしてしまったら、子供はどんな気持ちになるでしょう‥たとえ無理にしても子供の本気かどうかの気持ちをしっかりと確かめて、その上できちんと無理な理由を説明しないといけないと思う。子供は大人が思っているより、賢くて、気持ちを察する力があります。簡単に無理だと言われたらきっと『見捨てられた』と思うはずです。誰よりも近い存在である保護者が子供にそう思わせてしまったら、子供は人を、大人を信用しなくなります。保護者の方々も本気になってもらいたいと言うのはそういう事なんです。自分の家だけで済まない問題へとなるのです。社会へ送り出す為には、体の成長と共に心も成長させなければいけません。自分の話もしましたが、行きたい私立の高校へ行けなかった時は、自分の力がないくせにお金を出せないという親を正直恨みました(%ショボ男%) でも、その時に泣いて謝ってくれた親には本当に今でも感謝をしている。あの時の自分には『親の本気』が伝わったからがんばれたんだと思う。そういうのを保護者の方々にもお願いをしたいと思います。それって大事な責任だと思うので。子供も、もう大人になろうとしている大切な時期です。『子供』としてではなく『一人の人としての意見』を聞いてあげましょう。このチームでの関わった大人全てと協力しないといいチーム、いい子供は出来ません。これからも関わる全ての大人の方々、どうかご理解とご協力をよろしくお願いいたします(%ニコ男%)
