今日も昨日に引き続き、3年生の進路面談をしました。各自に行きたい高校を話したり、それを実現させる為にはどうしたらいいのか?そういった内容を話しました。現時点ではまだハッキリしていない子もたくさんいます。でも、そういう子はこれから体験入学などで気持ちはハッキリしてくるだろうし、大切なのは今もう進路への気持ちが固まっている子です。そういう子には、もうこちらも本気になって進路への道を出来る限り作ってあげないといけないし、もちろん保護者も本気になる時だと思います。
今日も話を終えると、クタクタになるぐらい一人一人、悩みを抱えている事を知りました。子供は本当に大人が思っている以上に細かい部分に悩みを持ったりしています。少しでもそういう気持ちを理解してやれたらいいな、と思います。。。

いつもミーティングで話しているように、真剣な話を人の目を見て出来る子は少なかった。それは自分に自信がなかったり、進路への気持ちがまだ本気ではないからだと思う。写真の雄太くんは、このように最初は柔らかい笑顔でしたが、話を始めた途端、姿勢を正し、目をしっかりと見て話をしました。その思いは表情からはもちろん、希望高校への気持ちも本気でした。こうなると、進路への努力は最善を尽くすだろうし後悔もしないようになると思う。自分の人生を本気で考え、自分を大切に出来る人間であってほしいと思う。

一人の面談には時間差はかなりあって、10分ぐらいで終わる子もいればその何倍もかかる子もいた。でも、それは、学校みたいに時間指定はしていないし、個々が納得する為に必要な時間でした。単に長ければいいのでもないし、短いから目を掛けていないとかではなく、自分の意志、思い、目標などがハッキリしている子には、逆に言う事はないのです。子供なりにしっかりと先を見据え、自分の将来像を描ける子はこの年代、本当に難しいし、すごく少数だと思う。そんな中でも、サッカーを通して何かを発見した子はすごいなぁとこちらが感心するぐらいでした。

全員分はないですが、丸山くんは最近練習でも、試合でも、レポートでもイキイキしているように見えていました。その答えが調査用紙に書かれていました。本当に、コーチは丸山くんの考えをすごいと思った。なりたい自分をしっかりと見つけていた。理由もしっかりと書いてくれていたし、その気持ちと表情、口調からは吹っ切れた感じを受けました。進路は個人のプライバシーだから言えませんが、『なんとなく‥』ではないきちんとした意見は良かったと思う。自分の事だと分かっていても、いろんな環境の事で素直に言えない子もいたと思う。本当はもっともっとこういう機会が必要なんだろうなぁと思う。この3年生をそれぞれの成果を持って卒業させる使命を自分は果たしたいと思う。それが後々には自分の財産となって返ってくるだろうから。。。みんなの進路を目指す希望に満ち溢れた目がいつまでもなくならないように願いたい。
