今日は新人戦の1次リーグの最終戦でした。ここまで3試合を2勝1分で勝ち点7なので、今日の試合で勝って勝ち点3を獲得すると、その時点で1次リーグ突破が確定します。その意味でも絶対に勝ちたい試合でした。天気は良好、グランドもきれいな芝生と条件はこれ以上ないくらいの良さでした(%ニコ男%) でも、芝生のグランドは制約が多く、グランドの周りの土でのアップでもスパイクが履けずにスニーカーでやるはめになった子もいたし、コート内の芝にも土を一切入れないように、と細かい指示があり、みんなが最初にやる事は『スパイクの裏の土落とし』でした。こうなると、性格上とことんやらないと気が済まない子と、これぐらいでいいか‥とある程度の子との差がよく出て面白かったです(%ニコ男%)

前の試合の開始と同時にアップを開始して、体を作ります。わりと温かい気候だったので、動かしやすい中で、いかに自分達の『世界』を作り、集中できるかが大事です。相手と関係ない試合を見たりしている子はアップする事への集中ができていないのだから、当然『いい準備』ができるはずがありません。本当に全員が、やってやるぞ!!という気持ちにならないとチームは一つにならない。ここは今のチームの課題の一つでもあります(%ショボ男%)

試合前に早めにスタメンを言い、先にそのメンバーだけで、今日の試合への決め事等のミーティングする時間を設けました。ここでのミーティングもみんなが意見するのではなく、数人がいつもしゃべるだけなのでしょう‥。大きな声を出さなくても、ここで自分以外の10人に『僕はこんな事をしようと思う』とか『みんなにはこうしてほしい』とか、言えるようにならないといけない。ここでの中途半端なミーティングが試合にしっかり出ていたのだと思う(%怒る男%) 結局、何にしても『とりあえず形だけ‥』と言う子がまだまだ多い。チームに怒る子もいなければ言い合いする子もいない。『怒る』=『本気』ではない。でも、今のチームには本気って何??と聞きたいぐらいだ。中身のある話し合いをしていこう!!

試合前の整列です!!今日は丸山くんをスタメンに起用し、2次予選に向けたチーム内の競争と層を厚くしたい気持ちで使いました。もちろん出来る、と期待を込めて送り出し、お互いの競争意識を高めてもらいたかった、と言う思いでした。前半に得点し、点差的にも、精神的にも優位に立とう!前半が勝負だ!!と話をしましたが、始まると全員がばたばたし、ろくに攻めの形も作れずに時間ばかりが過ぎていきました(%ショボ男%) 誰が悪い、とか誰のミス、なんてものはない。だけど、気持ちの入った相手の守備を崩せないのは何故か??答えは簡単。その相手の気持ちを越える気持ちでゴールに向かえばいいんだ。その単純な事が自分達で気付かないまま、声を掛け合う事もなく前半を終えました。

大きな喝を入れ、後半はやっとゴールしたい気持ちが見え始めました。しかし、完全に引いた相手からは簡単にはゴールを奪えない。前半をしのいだ事で相手に自信を与えてしまったからだ(%痛い男%) シュートは増えたもののゴールは遠く残り5分を切った状況で、翔太くんの執念に近いゴールで先制にそのまま逃げ切った(%痛い男%) 

何とか勝った‥

これが正直な感想。もちろん負けてない事は評価できるし勝ったのもすばらしい。でも、中身のない勝利は次にはつながらない。何も残らない。厳しい言葉かもしれないが、このチームはまだまだお互いに遠慮し、その結果、津田戦のようにうまくいった時はいいが、今日みたいな悪い雰囲気の時に打開ができない。状況を変えるには、『普段しない子が違う事をしないといけない』のだ。今日の11人のスタメンのみんながそれをしたとは思わない。だから良くならないのだ。1次予選突破、おめでとう!!本当に良くがんばった。だけど、その突破が『まぐれ』と思われないように、もっと気を引き締め、もっと厳しくならないと2次は勝てない。コーチはこのチームに誇りを持って全てを懸けている。だからこそ、みんなにもその気持ちに応えてもらいたい。みんなでやろう!!本気になって‥もう一度聞きます。。。

『本気』ってなんだろう????