その大会とは・・・
「ユニバーサルデザイン(UD)」
についてみんなで考えよう!と
全国から沢山の方が集まってきている会です。
私は仕事の都合上
17日のみの参加でしたが
17〜19日まで開催されています。
会場は神戸国際展示場。
会場一階は、「UD広場」と題して
市民活動家や企業家、大学生たちが各ブースで
UD関連のグッズを展示・販売してました。
<↓大会公式ホームページ↓>
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu03/t/keikaku/ud/ud_top/index16.htm

一見「全国大会」というと、おカタイ&お勉強ばっかりイメージがありますが
実際はそればかりではなくて、間アイダにピアノミニコンサートや
小学生のコーラスなどがあり、飽きさせない仕掛けに好感を覚え
時には感動し、涙がポロリ・・・出てきそうでした。
夕方からは、ファッションショーがありました。
誰にでも楽しく快適に着こなすことが出来る服を
神戸芸術工科大学の学生さんが中心となって、されておられました。
それから交流会がありました。

その大会のシンポジウムで話し合われた内容はもちろん
勉強になる充実したものでした。
そのイベントが大規模で且つ主催が内閣府・兵庫県・神戸市などの
行政機関にもかかわらず、めっちゃ手作りで且つ
市民感覚を大切にした内容の濃い素晴らしいイベントに
仕上がっていることに新鮮な驚きがありました。
それに市民主体イベントにもかかわらず、素人にありがちな
「手抜き」や「手が行き届いていないところ」がない。
その理由は、きっと
「本当に全国にユニバーサルデザインをひろめたい!」
と思う多くの有能で熱意のある方々が
一致団結してこのイベントの成功という同じゴールに向けて
頑張っておられたんだと思います。

それから内容もさることながら、市民活動団体にありがちな
世代・思想の偏りが無かったのがとても素晴らしいと思いました。
さすが「ユニバーサル=万能」(笑)。
誰でも受け入れられる広い器を持っておられますネ!
先日とある町で、市民活動団体が一同に集うイベントがあり見学に行ったのですが
根っからの市民活動家の方で且つ中高年の方
(とりわけ「おばさん」「おじいさん」「おばあさん」)ばかりがおられ
それに該当しない方・・・
私たち若者や、市民活動にあまり興味のない方&市民活動自体あまり知らない方が
そのイベント会場を「閉鎖的な空間」という認知をしてしまう程
もの凄く入りにくい雰囲気を会場中にかもしだしていました。
(当の市民活動家のみなさんはそのようなことを察しておられませんでしたが・・・)

「市民活動を社会に広めたい!」
と思い、かなりの手間隙かけて
イベントをやっているにも関わらず
いつのまにやらそのような雰囲気を作り
たくさんの方々に敬遠されてしまっている
つまり自己満足に浸っている・・・のは問題ですよね。
もったいない話です。
私自身も自己満足だけで終わってしまっていることを
結構やっている時があるような気がしますので
常に自分の行動が社会貢献もともなっているか?
自問自答しながら、慎重にやっていきたいと思います。
そのような苦い見学経験がありましたので
老若男女が、伸び伸びと自分たちに出来ることとを
一所懸命やっていたのがとても清々しく
そのようなイベントの開催を出来る開催者のみなさまをとても凄い!と思いました。
そのような凄いことが可能になったのは
やはりもう一つの主催団体である
「第3回ユニバーサルデザイン全国大会実行委員会」の
座長である摂南大学の田中先生をはじめとする
多くのメンバーのみなさまの尽力だと思われます。
追伸:2・3番目写真は、子どもたちが作った神戸のまちの模型
4番目は、点字や凹凸付の絵本
5番目は、腕力が弱い方でも比較的容易に使える
お箸・スプーン・コップの実物展示です。
