皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

甚大な被害をもたらせた梅雨が明け、灼熱の太陽で立ち昇る雲に圧倒されます。
自然のダイナミズムには、ただ恐れを抱かされます。

さて、ムニュは物事を考える時、悶々ととりとめなく考察する癖があり、それは中学生くらいの頃から顕著になりました。
普段の悩み事や憂いと、学校の勉強の境も無くなり、教科書や黒板を眺めるだけで、いろいろな思いが渦巻くようになりました。

歴史の教科書を読んでいても、壮大な物語が流れていることに何度も何度も潜り、結果、肝心の人名や年号を覚えきれないということにもなりました。

そして病気になり、自分自身の人生も、とりとめなくはっきりとした区切りや節目に乏しいものとなってしまいました。
病気をしてから二十年余り、何歳の時に何があったかと、ぼんやりとは思いだせるのですが、なかなか「年表」のようにはっきりと書き出すことは難しいと思います。

その代り、それらの「合間」、「行間」のようなものには、ものすごく膨大な何かがたくさん詰まっているような気がします。

うつっぽく重く、足を引きずるように歩いてきた歴史、その時は何も手ごたえを感じられない、前に進んでいない気持ちに苛まれても、どこかで気が付かないうちに節目を迎え、またそこから歩むことを続ける。

ざっくりとした今までの歩み方を、この先も可能な限り続けて行きたいと思います。
 ムニュ