皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

野山がすっかり新緑に包まれ、新たな季節を謳歌し始めています。
深い、夏に向けて空気も濃くなってきている気がします。

さて、ムニュは精神病の発症は春だったのですが、その後もしばらく同じ季節、春が近づくたびに何となく気が落ち着かなくなることがありました。
体に対する気象の条件がそろってくるというのも原因の一つでしょうが、何となく、その不調になった時の空気の感触、匂い、光の色や強さが無意識に記憶を刺激しているような気がします。

同じく、数年前にムニュは夏場に大きく体の調子を崩しました。
その後しばらく、夏が近づくたびにパニックに近い様な不穏感に苛まれています。

対応として、その季節というのを逆手にとって、「養生」と言われる昔からの季節の過ごし方の健康法を取り入れ、体や心の季節に対する順応性を高めたり、自律神経を整えたりを試みています。

結果、正しい季節の過ごし方を学んだせいか、不穏になる季節が何度か目に訪れても、不安になりながらも、その空気や光を「楽しむ」ことが出来てきたかもしれません。

不安を感じていたある条件の場面に対して、自分の感覚や実際の過ごし方が、「アップデート」されてきたのかな?と思います。

不安を感じる空気、吐き気や震えを伴っていたような場面、その同じ場面の中でも、知らない間に安らぎや楽しさ、平穏さも感じ取っていたのかもしれません。

不安の中でも受け取っていた、薄く弱い希望の矛先を、これからもぬりかえてゆきたいです。 
 ムニュ