皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

曇天の空が少しずつ湿気を帯びてきたのか、虹色に見えてきたように思えます。
光り輝く季節が期待されます。

さて、ムニュの家の庭には、雑草を含め幾つかの植物が植わっているのですが、昨年の冬に枯れて土がむき出しとなっている間から、今年も新芽が吹いてきました。
宿根草が多いのですが、ふと見ていたら新芽が去年の倍の広さで吹いているのを見つけてびっくりしました。
暗い冷たい土の下で、根がこんなにも張っていたのだと感じられました。

ムニュ自身も、夏と呼ばれる時間、一日の中の昼間や若いころ、ただただ必死に成長しようと躍起になっていた時期がありました。

ですが、秋となり、冬と呼ばれるうつの時間に、自分のバイタリティやキャパシティがガタっと落ちて途方に暮れることを繰り返しています。

このまま自分は枯れてゆくのか、寂しい老後をこのまま迎えてゆくのかと落ち込むことがしばしばあります。
ですが、その中で「萌出るもの」、次の季節を迎えるにあたって暗い地下で育っていた次の「芽」、去年とは静かに何かが違う新しい希望が育っていることがあります。

それらが土から芽を出し、その希望が何なのかが分かってくるとき、より深い意味での成長を感じられるのかもしれません。
庭全体を作っている植物が、それぞれに花を咲かせるように、一生という時間それぞれがいろんな色に溢れているのかもしれません。
 ムニュ