皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

新緑が眩しい季節となり、万物が栄え始める季節となりました。
これから梅雨に向けてのひと時をかみしめたいです。

さて、今のような不安が蔓延する時代には、どうしても「先の事」が気になります
やがてやって来るであろうぼんやりと想像している未来に憂えることも多々あります。
そして、その際には「今」を意識すると良いとよく言われがちですが、その「今」がなんなのか、どういう状況でなにをしているのか、その「今」がつかみどころが無さげなのも不安の原因かと思われます。

実際、「今」を生きるのもたやすいことではありません。
各々の事情、現状、悩みなど、決して「今」に焦点を合わせることで不安が解消されるとは限らないこともあると思います。
ですが、ふとした時に、「今」が少しだけわかるとき、何を無意識に頑張っているか、何に耐えているか、それが先の展望が無いようにも思われても、全身全霊で「今」を生きているからこそ、それがとても重苦しく感じられる中でも、それを放棄できない集中力が働いているのではと思います。

先のことを不安に思いながらも、ふとした時にふっと今の現状、それが既に少し「過去」になった時、ああ、こんなことをがんばっていたんだと自覚できた時、それを四苦八苦しながらもやり過ごせたときに、未来に向けての困難を乗り越える自信が少し生まれるのではと思います。
つかみどころのない「今」を休みつつ、じっくり味わいながらいきたいです。

 ムニュ