この度、NPO法人エコ・モビリティ サッポロは「地域コミュニティを活かした認知症啓発事業」のひとつとして、「ベロタクシーを活用した回想法」を行うこととなりました。

この事業は回想法を活用しながら高齢者の方を乗せ、札幌市内の歴史的建物や昔ながらの風景をベロタクシードライバーと話をしながら移動するという企画です。

現在、認知症の療法で用いられている回想法は、かつて使用した道具などに触れることで記憶を呼び覚ますために行われていますが、主として屋内で行われているということです。ベロタクシーを活用することで、そこから一歩進んだ、古い建物を眺める、移動する、風やにおいを感じるなど五感を使った回想法を実施します。
【事業スケジュール】
 2011年6月から、実施ポイントの調査、各種の研修、運行ルートの作成を行い、9月にテスト運行を実施、その後アンケートを集計し、来年度の運行計画を作成します。