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NPO法人ねおす-医療・介護と自然体験活動の恊働プロジェクト
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2013/03/06のBlog
◇日時 2013年2月18日(月)14時~
◇場所:医療法人こぶし 植苗病院(苫小牧)病院入り口の森
◇参加:約15名
スタッフ 作業療法士1名、看護師1名、高木、富田@ねおす、富永、二瓶@苫小牧市在住ボランティア、麻生@下川町在住ボランティア、リサ@シンガポールからのボランティア


■タイムスケジュール
12:30~ 病院入口の園庭にテント等、野外休憩所の準備。
14:00~ 参加者が病院玄関に集合、挨拶。病院入口の森で散策。
14:30~ 野外休憩所で休憩。おしるこを食べる。歌を唄う。
15:10 終了。スタッフ振り返り・片付け。

■活動の様子
*野外休憩所の準備
 開始約1時間前から、病院入口の園庭で野外休憩所の準備を行いました。雪が降っていたので、テント内のスペースのみして、だるまストーブなくし、テーブルも1台減らしました。
テント2張、テーブル3台、椅子10脚、ベンチ4台、焚き火台を設置しました。

*集合・スタッフ紹介
 開始30分前には、参加希望者が15名、病院等スタッフ2名が病院の玄関前に集まっていました。14時に、ねおすスタッフが迎えに行く前に、野外休憩所のところに参加者が歩いてきたので、そこで自己紹介とプログラムの説明をしました。その後、杖を持ち、病院入り口の森に散策へと向かいました。

*病院入り口の森を歩く
 高木が先導し、間に富永が入り、参加者全員で一列になって森の中を歩きました。当日は大雪で、プログラム中も雪が降り、森の中の歩くところの道はふかふかの雪が深く積もって歩きにくい状態でした。今回は、さまざまな木の冬芽を観察しようということで、それぞれで好きな冬芽を切りとり、持ち帰る作業を促しました。また、冬でも木は温かいということに気付いてもらうため、手袋をはずして、木に抱きついて肌で温もりを感じてもらう体験もして頂きました。今回も切り株が集められた場所よりも少し手前のところで、休憩した後、折り返して戻りました。戻る途中で、軽い運動(気功)や大きな声だしなどを行いました。

*野外休憩所(OCHANOVA)で休憩
 散策後、病院入口の園庭に設置した野外休憩所(OCHANOVA)にて、焚き火台を囲んで、テントの下で椅子に座り、コーヒーや暖かいお茶を飲みながら、おしるこを食べました。一息ついた後、室内でも観察できるように、切りとってきた冬芽を紙コップに差す作業をしました。また、焚き火に木をくべながら、誰でも鳴らせることができる楽器を鳴らしながら、誰もが口ずさめる曲の「たき火」、「どんぐりころころ」、「ふるさと」、「上を向いて歩こう」をアカペラで唄いました。プログラム開始から約1時間経ったところで活動を終了しました。
2013/02/14のBlog
◇日時 2013年1月28日(月)14時~
◇場所:医療法人こぶし 植苗病院(苫小牧)病院入り口の森
◇参加:患者数 約15名
◇スタッフ:白鳥先生(作業療法士)、看護師1名、
 高木、富田@ねおす、富永、二瓶@苫小牧在住ボランティア

■タイムスケジュール
12:30~ 病院入口の園庭にテント等、野外休憩所の準備。
14:00~ 参加者が病院玄関に集合、挨拶。
 病院入口の森で散策。
14:30~ 野外休憩所で休憩。
おしるこ、マシュマロを食べる。歌を唄う。
15:10 終了。
 スタッフ振り返り・片付け。

■活動の様子
*野外休憩所の準備
開始約1時間前から、病院入口の園庭で野外休憩所の準備を行いました。
テント2張、テーブル4台、椅子10脚、ベンチ4台、焚き火台、だるまストーブ2台を
設置しました。

*集合・スタッフ紹介
 開始30分前には、病院に預けておいた杖等を持って参加希望者が15名、病院等スタッフ2名が病院の玄関前に集まっていました。14時に、ねおすスタッフが迎えに行き、自己紹介とプログラムの説明をしました。その後、杖を持ち、病院入り口の森に散策へと向かいました。

*病院入り口の森を歩く
 高木が先導し、間に富永が入り、参加者全員で一列になって森の中を歩きました。森の
中の歩くところの道の雪は踏み固められていて、さらさらな雪質で歩きやすかった。そ
の森の中で、雪の上に残る狸などの動物の足跡、さまざまな花の冬芽が出てきているこ
と、今は葉のない植物や木の名前などに、参加者の興味・関心が向くように声掛けを行
いました。
今回も切り株が集められた場所よりも少し手前のところで、休憩した後、折り返して戻
りました。戻る途中で、軽い運動(気功)や大きな声をだすなどを行いました。

*野外休憩所(OCHANOVA)で休憩
 散策後、病院入口の園庭に設置した野外休憩所(OCHANOVA)にて、焚き火・薪ストー
ブを囲んで、テントの下で椅子に座り、コーヒーや暖かいお茶を飲みながら、おしるこ
やマシュマロを枝につけて薪ストーブで炙りながら食べました。一息ついた後、焚き火
に木をくべながら、誰でも鳴らせることができる楽器を鳴らしながら「たき火」、「大き
なのっぽの古時計」、「四季」「ラジオ体操の歌」、「どんぐりころころ」、「ふるさと」、「春
が来た」、「上を向いて歩こう」などの誰もが口ずさめる曲をアカペラで唄い、プログ
ラム開始から約1時間経ったところで活動を終了しました。

第6回「自然・地域のローカリゼ―ションが子どもや精神疾患・高齢者に与える影響についての勉強会」

講義出席者:高木・富田@ねおす、富永・二瓶@ボランティア

■ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ 『幸せの経済学』
消費文化に翻弄されるラダックの人びとの姿をもとに、グローバリゼーションの負の側面を指摘し、本当の豊かさとは何かという問題提起をつづけてきた環境活動家として名高いヘレナ・ノーバーグ=ホッジと、「スロー」を提唱する辻信一による対談。行き過ぎたグローバル経済から脱却し、持続可能で幸せな暮らしをどう作っていくべきなのか、世界的な文脈の中でローカリゼーションを論じています。
ヒマラヤの辺境ラダックは、西欧の消費文化が伝統的な生活スタイルを一変し、自然との関わりを切り離し、人との繋がりを希薄化し、アイデンティティーや伝統文化の誇りまでも奪っていった。昔はいきいきと目を輝かせて暮らしていたラダックの人びとが、10年後には「(欧米文化に比べ)私たちは何も持っていない、貧しいんだ。支援が必要だ」と訴えるようになりました。
ヘレナ・ノーバーグ・ホッジは、その解決の糸口として「グローバリゼーション」と対極にある「ローカリゼーション」を提案します。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていきます。実際に世界では、「本当の豊かさ」を求め、持続可能で自立した暮らしを目指すコミュニティの構築が世界的に広がりつつあります。

■日本の精神科医療
 精神科医は午前中に40~50人の検診というほどの忙しさで、患者へ薬を渡す検診で精一杯になっています。本来であれば、福祉村のような作業や自然の中で体を動かすことを通じて、患者は人とのつながりをつくり、自己受容力を高め、病気を直していくというのが最善の方法であると医師たちは分かっています。かつては、論文等のデータはないが医療行為として、病院でキャンプを実施していたこともあり、それは、目に見える効果があります。

■グローバル経済の歪み
グローバル経済に搾取されている中小企業は、時間外労働時間が100時間を超える過酷な労働を従業員に強いていかなければ生き残れません。その労働環境にある一部の従業員は生活が破たんし、高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病にかかっており、心(メンタルヘルス)の病気も引き起こし、精神科のある病院に通院しています。先進国では4人に1人の割合でメンタルヘルスの病気を抱えていると言われて、セルフコントロールの講習などの自己啓発の活動があるものの、そこには限界があり、個人個人で適応することが難しい状態です。

■子どもに自然が足りない
発達障害だけでなく精神疾患の子どもは、学校の先生は業務で忙しく、個別対応ができないため、現在の教育環境ではついていくことが難しい。周りの大人も子どもの面倒が見られないような状況で、子どもが発達障害であることを親でさえも気づかないことがあります。その環境に置かれた子どもたちはゲーム漬けの日々で、自然の変化に富んだ環境で体を動かすことがないため、感覚的理解力やイマジネーション力に乏しくなります。

■自然の力
子どもは自然の中で「安全なのか、危険なのか」、「植物・景色・時間の変化」を実際に体験して知ることを通じて、助け合う心や発想を変える力のような生きる力を身に付ける。自然の中では、ADHDL(注意欠陥・多動性障害)の子であっても、狭い教室や室内とは違い、様子はいたって普通の子どもと一緒であり、活発に動きまわる元気な子にみえます。また、精神疾患を患っている方も、自然の中で四季折々のものに触れることによって、普段は眠っている感覚が刺激されて、病棟内の様子とは違い、いきいきした表情をみせます。

■子ども×高齢者の場づくり
 自然・地域の中で、子どもと高齢者が共に遊び、交流する、関わりを持てる場をつくることで、子どもは親以外の他者との関わり方や生きるために必要な知恵を高齢者から教わること、高齢者は子どもに自分の知恵を伝え、役目を果たすことや子どもから活力をもらうことができます。

2013/01/11のBlog

■植苗病院(苫小牧)病院入り口の森にて自然療育プログラムを実施しました。

◇日時 2012年12月17日(月)14時~
◇場所:医療法人こぶし 植苗病院(苫小牧)病院入り口の森
◇参加:参加者5名
◇スタッフ:白鳥先生(作業療法士)、的場先生、高木、上田、佐藤、富田@ねおす

■タイムスケジュール
12:30~ 病院入口の園庭にテント等、野外休憩所の準備
14:00~ 参加者が病院玄関に集合、挨拶。
 病院入口の森で散策。
 14:30~ 野外休憩所で休憩。
おしるこを食べる。歌を唄う。
15:10 終了。
 スタッフ振り返り・片付け。

■活動の様子
*野外休憩所の準備
 開始約1時間前から、病院入口の園庭で野外休憩所の準備を行いました。
テント2張、テーブル4台、椅子10個、ベンチ4台、焚き火台、だるまストーブ2台を設置。

*集合・スタッフ紹介
 開始30分前には、病院に預けておいた杖等を持って参加希望者が5名、病院等スタッフ2名が病院の玄関前に集まっていました。14時に、ねおすスタッフが迎えに行き、自己紹介とプログラムの説明をしました。その後、杖を持ち、病院入り口の森に散策へと向かいました。

*病院入り口の森を歩く
 高木が先導し、間に佐藤が入り、参加者全員で一列になって森の中を歩きました。森の中は、この2,3日で雪が降り、ひざ下が埋まるほどの雪が積もっていました。その森の中で、雪の上に残る鹿などの動物の足跡、木の葉っぱがないことで、秋の時とは見上げて見える景色が違うこと、雪のなかを歩くときに出るザクザクという音などに、参加者の興味・関心が向くように声掛けを行いました。今回は、気温がそれほど低くありませんでしたが、雪が積もっていたので、切り株が集められた場所よりも少し手前のところで、休憩した後、折り返して戻りました。戻る途中で、軽い運動(気功)や声だしを行いました。

*野外休憩所(OCHANOVA)で休憩
 散策後、病院入口の園庭に設置した野外休憩所(OCHANOVA)にて、焚き火・薪ストーブを囲んで、テントの下で椅子に座り、コーヒーや暖かいお茶を飲みながら、おしるこを食べました。一息ついた後、焚き火に木をくべながら、「ひょっこりひょうたん島」、「ラジオ体操の歌」、「翼をください」、「大空と大地の中で」などの誰もが口ずさめる曲を、ギターの演奏に合わせて唄いました。プログラム開始から約1時間経ったところで活動を終了しました。
2012/10/30のBlog

■デイケアセンターのあ(札幌)施設内園庭にてチョークセラピーを実施しました。

◇日時 2012年10月16日(火)14時~
◇場所:特定非営利活動法人 デイケアセンターのあ(札幌) 施設内園庭
◇参加:参加者約10名
スタッフ デイケアセンタースタッフ約5名 Link Nextの方3名、伊藤さん@ボランティア 杉崎英利さん@特定非営利活動法人ヒーリング北海道 高木・富田@ねおす

■タイムスケジュール
13:00~ 野外休憩所にて準備
13:30~ 施設内園庭にて準備、講師の杉崎さんによるチョークセラピーの実施
15:00 片付け。順次、施設に戻り、おやつ・お茶で交流会。みんなで歌を歌い、終了。

■活動の様子
*施設内園庭にて準備
 気温も低く、風も少しあり肌寒いので、利用者さんが外出したがらないというアドバイスを
ケアセンタースタッフさんにいただき、急遽、いつものデイケアセンター前の公園ではなく、
施設内の園庭にて、野外休憩所を設置し、チョークセラピーのみを実施しました。
テーブル:5台、イス10脚

*チョークセラピー
 講師の杉崎さんの指導で、チョークを小さな網で削り、指で伸ばして、枠付きの画用紙に秋の夜空と山を描きました。
配色は決まっていましたが、人によって月の位置や色の濃さ・薄さなどが異なり、独自の絵を描くことができました。
細かな手作業もありますが、手軽に誰でもある程度上手に描けるということで、達成感や自己肯定感につながる活動でした。

*秋を感じる自然体験
 スタッフが事前に近くの公園内のキノコや落ち葉など秋を感じるものを集めて、箱の中に入れて展示をしました(通称:箱物館)。
また、落ち葉を段ボールに入れて、落ち葉のガサガサなどのような手触りや赤・黄色・茶色などの見た目の色にも関心をもってもらうようにしました。

*施設に戻り、休憩
 15時近くになったところで、順次、施設に戻りました。
施設内では、用意されたお菓子を食べ、お茶を飲んで休憩しました。
そのあと、全員で童謡を数曲歌い、終了しました。
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