「持続可能な開発目標 SDGsってなに?」

情報紙の最新号が出来上がりました!
記事をご紹介します。

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センターにお越しの際は、ぜひ現物を手にとってご覧くださいね!

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持続可能な開発目標 SDGsってなに?(前半)
「今、わたしたちにできることを考える」

最近、「SDGs」という言葉やカラフルなマークをよく見かけませんか?
これは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月にニューヨークで開催された国連総会で採択されました。2015年までが期限のMDGs(ミレニアム開発目標)が土台となっており、2016年〜2030年までの間に達成すべき次の国際目標です。

ところで「持続可能な開発」って何でしょう。自分や自分のまわりのことだけでなく、また限られた国や地域だけでなく、未来の子どもや若い人たちを含めたみんなが、安心して自分の能力を充分に発揮しながら満足に自分らしく生きられるようにするという意味です。

世界を見渡せば、貧困、不平等、格差、気候変動など、さまざまな問題があります。このままでは世界が立ち行かないという危機感から、持続可能な世界の実現に向けて「地球上の誰ひとりとして取り残さない」として世界中の国々が17の目標(ゴール)を掲げ動き出しました。

では、わたしたちひとりひとりには具体的に何ができるのでしょう。例えば、シャンプーや洗剤の成分であるパームオイルは、それをつくるためにたくさんの熱帯雨林が失われていると言われています。コーヒーやチョコレート、電化製品などの価格の安い製品のその先には、不当な子どもの労働があるかもしれません。
そんなことをちょっと意識すること、考えること、消費行動を変えることで世界が少しずつ変わっていくのかもしれません。
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