市議会のこと、知ってるカイ?(後半)

川西市市民活動センターのnewsletter
せーの vol.31を発行しました。
記事をご紹介します。
(前半からの続きです)

議会に意見を伝える

「市に〇〇してほしい」「国に〇〇についての意見書を提出してほしい」など、市民が市政等について意見や要望を伝えたい時は、議会に請願や陳情を提出することができます。

①請願
提出には議員の紹介が必要。請願は議案と同じように本会議で取り扱われ、委員会に付託、審査した後に議会として採択・不採択を決定します。委員会では請願者自らが意見陳述をすることもできます。

②陳情
公の機関に対し、実情を訴えて適当な措置を要望することです。本会議での議題にはしませんが、全議員に写しが配布され、内容によっては議員が陳情者に事情を聴いて取り扱いを協議します。

まちづくりに参加しよう

センターの事前学習会では、川西市男女共同参画推進条例制定の経緯が紹介されました。市が条例を準備していたところに市民からの請願があり、予定より早く制定されたとのこと。また、本会議を傍聴した12月6日は、子育て支援に関する一般質問の真っ最中。参加者は、身近な問題が議論されて議会で決まっていくことや、議会は市民の意見を反映していることを実感することができました。
統一地方選挙の投票率は、戦後新憲法になった直後は80〜90%と高かったものの、年々低下しており、全国平均でも50%を割り込んでいます。平成26年の川西市議選でも48.15%でした。
平成30年10月には市長選挙、市議会議員選挙が予定されています。棄権せず、納得できる一票を投じるためにも、議員や議会の活動をウォッチし、市政に参加していきたいものですね。