第4回 「ビブリオバトル in コラボ」開催しました!!

10月23日(日)に第4回「ビブリオバトルinコラボ」を開催しました。
年に一度、千里文化センター全館を挙げて行われる
『コラボまつり』の一環として開いたこの催しに
中学生から80代まで、35名の方が参加されました。
ビブリオバトル開始前には《しょうないREK》さんによる
古本市も行われ、本好きには嬉しい一日となりました。

発表に入る前にアイスブレイク。
ちょっとしたクイズを出題し、解答は2人1組で行います。
今回は千里在住の方に馴染み深い
「太陽の塔」の裏の顔を描いてもらう問題でした。
問題が思った以上に難しかったようで
正解は10組中1組だけでした。

今回は、発表者5名の枠に6名がエントリーされましたが
様々な理由により4名での戦いとなりました。
過去のビブリオバトルinコラボでチャンプ経験を持つ常連発表者に
大阪市・伊丹市・京都府から各々参戦の、若い世代が挑みます。

当日、紹介された本は以下の4冊です。

●書名:代替医療解剖
/著者:サイモン シン , エツァート エルンスト , 青木 薫 (翻訳)
●書名:夜の神話/著者:たつみや 章
●書名:カッシーノ!/著者:浅田 次郎
●書名:浜村渚の計算ノート/著者:青柳 碧人

発表者全員のプレゼンテーション終了後、参加者による投票が行われました。

投票の結果、第4回の「チャンプ本」に輝いたのは
大接戦を制した中学2年生の佐久間諒さんが発表された
『浜村渚の計算ノート』でした。
「いままで数学嫌いだったのが、
この本に出会い数学の面白さに目覚め、
徐々に成績が上がっている」
とのコメントをいただきました。
自身を変えた本との出会いを果たした
佐久間さん、おめでとうございます!
☆表彰状とカップの授与
ミニポラロイドカメラによる記念撮影が行われました。

ビブリオバトルinコラボでは、投票する際に
投票用紙へ「その本を選んだ理由」を記入していただいています。
後日発行の『BB通信』で、皆さんから寄せられたコメント等を掲載します。
本選びの一助になれば幸いです。

フリートークでは、読書に関する様々な話題で盛り上がりました。

「読む本を選ぶ際は、タイトルをみて“内容が面白そうだなと思えるか“で決める」
「日常の買い物の前に自宅近くの図書館へ借りていた本を返却し
買い物を済ませたあと別の本を借りて帰宅する」
「新聞で新刊案内をチェック。
ネットで書評もチェックして、購入する本や借りる本を選ぶ」
「図書館が自宅から離れているのでAmazonマーケットプレイスを便利に思う」
「自分が読んだ本の感想を250字以内で書き
ネット上で他人と共有できるSNSがある」
「しょうないREK古本市で扱っている本はキレイ、思わず買い込んでしまった」
「第3回のチャンプ本を千里図書館で早速予約、
自身に回ってきたのは第4回開催日の3日前で、一気に読んだ」
「10数年前から4人で構成する読書会に参加、必要な箇所はノートに書き写す」

また、今回発表者として参加されたビブリオバトル普及委員会の方より
コメントをいただきました。

「ビブリオバトルは通常の読書会ではない。
発表する本は小説や文芸じゃなくてもいい。
雑誌でも漫画でも構わない。
実際に私は漫画を紹介してきたし、お気楽に考えていただければ。
各人自分の好きなジャンルの本があると思うが、
好みとは離れた本を知るのにビブリオバトルの場を使ってもいい」
「発表者にとっての5分間は《アナタが主役》です。
その後の質問タイムは《救済タイム》
すなわち、言い足りなかった点を補足に活用することもできる」

ご参加くださった皆様にお礼を申し上げます。
このブログを読むだけ・発表を聞くだけではもったいない! 
次の主役 はアナタです♪
次回は12月に開催予定。エントリーお待ちしています。

◆第5回「ビブリオバトルinコラボ」◆
日 時:12月17日(土)10:00〜12:00 
場 所:「コラボ」2階 多目的スペース
テーマ:フリーテーマ
定員:発表者5名 観覧者20名(要申込み・先着順)
申込:ただいま受付中。定員に達し次第締め切ります。
申込・問合せ先 千里文化センター「コラボ」06-6831-4133

(ツツミ)